ル ロシェ デ ヴィオレット / モンルイ シュール ロワール トゥシュ ミテーヌ (/ロワールフランス)

FRB0009918
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ル ロシェ デ ヴィオレット / モンルイ シュール ロワール トゥシュ ミテーヌ 2018(白)

(FRB0009918)

VT:2018

生産国:フランス

生産地:ラングドック

葡萄品種:シュナン ブラン100

コメント【商品説明】:

セパージュさんの取り扱いを始めます。

数年前、そもそもお世話になったフランス人のワイン商がセパージュさんに移籍した時に「セラーが広くなったら始めるね」と約束していたのですが、つい最近、私のワインの好みを一番理解してくれている某輸入元の担当さんがセパージュさんに移籍したって事で、先日試飲会に行って来ました。

セパージュさんは、チョロチョロ見かける「ワインが大好きなフランス人が安くて美味しい南仏のワインを集める」といったスタイルのインポーターさんの内のひとつ。何しろ選んでいるワインがお食事に合わせやすいって事で、お料理にこだわる飲食店のソムリエさんが贔屓にしている印象です。

お店(直売所?)がオープンする時から始めようかと思っていたのですが、かくかくしかじかごさいまして、前倒しでのご紹介となりました。

 

モンルイのシュナン。

と聞くとですね、ワクワクしてしまうのは僕だけでしょうか。

自分がレストランに行ってワインリストを眺めている時に、お財布の紐にかかる範疇でモンルイのシュナンを見つけたとしたら、お値段やTPOには関係なく、どうやって言いくるめたらこのテーブルのみんなとモンルイ飲めるかなって考えてしまうかも。ソムリエとしてそれってどうなの?って感じのお話しですが、それくらい好きですよって事が伝わればいいなと。食べ合わせとかは気にしなくとも、合わない物を探す方が難しいタイプですし。

シュナン ブランって、とても不思議なブドウです。シャルドネの亜種だって言われたり、ウィキペディアだとサヴァニャンの近親だとか、ソーヴィニヨン ブランの兄弟だとか書かれていますが、それって類で言ったらみんなブドウですよって意味デスカ?ってなっちゃいますよね。

要点としては、シュナンは房の一粒一粒がバラバラに熟してしまうので、その熟度のコントロールが難しいというか、不可能なんじゃないかって所がポイントになるのかと。

なので、我が心の中心にいつまでも据え置かれる、ニコラ ジョリーのシュナンなんかはそのバラつきをそのままに受け止めて、ヴィンテージごとの格差をストレートに表現しますし、その他の地域等でヴィンテージ差を少なくしようとしたとて、突き詰めれば造り手が好きな粒とそうでない粒がどうしても出来てしまいます。でも、その未熟な酸度の高い粒を集める事で、ある意味副産物の様な立ち位置として普及したクレマン ド ロワールは、スパークリングワインの品質としてはとても優秀で、品種の持ち味である酸と旨味を伴う果実味、複雑なアロマは独自のバランスを生み出し、かのシャンパーニュと人気を二分したとも言われています。昔々のお話ですが。(某クレマン ド ロワール生産者談)

サヴニエールのシュナンの唯我独尊なあの感じや、ヴーヴレイのミネラルが止まらないスタイルも好きですが、優しく包み込んでくれるモンルイに実をゆだねたくなる日もありますよね。

と、いう事で改めましてこちらのワインのご紹介。ワイン的なバランスは言わずもがな、蜜の様なニュアンスは優しく溶け込む程度ですが、蜜と言うならなにしろ蜜柑。レモンなんかのシャープな柑橘が香るとフレッシュなイメージになりますが、蜜柑がストレートに出ている時って、なんかもう染み込んじゃうなこれって。飲むよりも飲まれたい、ずっと浴びていたいって感じてしまうのです。

あくまで個人的な感想なので、そんなに大袈裟に感動しない方もいらっしゃるかと思います。その際は何卒ご容赦願います。ただひとつお約束できるのは、お肉でもお魚でもお野菜でも、相手を選びませんので食卓で飲む白ワインとしては抜群です。レストランだけで消費するのはもったいないと、心から思うのでご紹介です。

 

以下、輸入元コメントです

Le Rocher des Violettes

Saint-Martin le Beau村に位置するぶどう畑は13ヘクタールにわたり、そのうち9ヘクタールがAOC Montlouis、4ヘクタールがAOC Touraineに格付けされています。La Vallée du Cherの北側に面し、ロワール渓谷沿いのMontlouisという小さな村の近くにあります。

全ての区画が小さく分かれていて、樹齢、テロワール、ぶどう品種は様々です。

大部分の区画のぶどうは1940年以前に植えられており樹齢120年に及ぶ樹もあります!古木の利点として難しいミレジムでも、ワインの量・質ともに非常に安定しているということが言えます。

2012年以降オーガニック栽培を実践しています。

 

Montlouis sur Loire Touche-Mitaine

優しくドライな白ワインです。マルメロ・レモンのアロマに花香りのニュアンスが加わり、見事なミネラリティが感じられます。

 

輸入元:セパージュ

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