マルセル ダイス / ラ コリーヌ ルージュ 2020 (/アルザスフランス)
マルセル ダイス / ラ コリーヌ ルージュ 2020(オレンジ)
VT:2020
生産国:フランス
生産地:アルザス
葡萄品種:リースリング約50、ピノ グリ約50(混植・混醸)
コメント【商品説明】:
【3月から10月はチルド便必須】期間中、常温便でご購入の方には、追加でチルド料金(660円)を計上させていただくか、キャンセルのお願いをさせて頂きます。ご了承ください。
アルザスの巨人。
ソムリエ駆け出しの頃、初めて試飲会の会場で見かけた時は「アンドレ ザ ジャイアントだ…」なんて思ったものですが、お話ししてみると、とても優しく、ブドウへの愛のあふれた方でした。
その人柄と同じく、とてもスケールが大きくて、かつ繊細なワインを造ります。
ゲミスターサッツ(混植・混醸)のオレンジ。
リースリングとピノ グリを同一区画に植え、自然交配が進む中で生まれる無名の新たな種のブドウ。
交配によってたくましさを増し、それぞれのルーツを踏まえた新たな味わいを醸し出します。
キュヴェ名のルージュはワインの色では無く土壌の色。鉄分豊富な畑で採れるミネラルの塊を、アンフォラでポテンシャルを最大限まで高める事で究極の姿を目指します。
以下、輸入元コメントです。
Marcel Deiss
「何かを良くしようと思ったら、それは愛によってのみ可能だ」。現代アルザスワインの頂点を極めるジャン・ミッシェル・ダイス。アルザスに初めて「テロワール」の概念を持ち込んで大論争を巻き起こし、遂にはAOC法の改正(ラベルに品種名を表記しなくてもよくなったこと等々)を成し遂げた、信念の男。現在も彼が昔から提唱する、畑の個性に基づく「プルミエクリュ」を実現させるべく運動を続けています。
「ぶどうの樹は、自ら養分を求めて根を土中に伸ばします。この土中深くにあるものがその土地のテロワールです。ここは気候の影響もほとんど受けません。根が地表に留まると気候の影響をモロに受け、土地の個性は失われてしまいます。僕のワインは、例えば酷暑だった2003年も、濃さは例年と変わりませんでした。ビオディナミも、このテロワールを引き出すための手段に過ぎません。」
「また今日、アルザスのほとんどの畑で同じクローンばかりが植えられるようになりました。その結果、どのワインを飲んでもクローンの個性の味しかしなくなりました。アルザスの土壌は、太古の地殻変動に由来する極めて複雑で多様なものです。個々の土地の強烈な個性をそのままワインに表現することが、僕の人生です」。
La Colline Rouge
「ロテンベルグ」のぶどうを使用したオレンジワインです。リースリングとピノ・グリが約50/50の混植・混醸。「ロテンベルグ」=「ラ・コリーヌ・ルージュ」は「赤い丘」という意味で、文字通り赤色の、鉄分が豊富な石灰質土壌。平均樹齢30年。10hlのアンフォラで10ヶ月間のマセラシオン醸造。SO2無添加でビン詰め。
輸入元:ヌーヴェル セレクション
⇒https://www.nouvellesselections.com/winery/detail.php?post_id=1000079