ミューレ / リースリング コート ド ルファック サン スルフィット アジュテ 2019 (/アルザスフランス)

FRB0024719
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ミューレ / リースリング コート ド ルファック サン スルフィット アジュテ 2019(白)

(FRB0024719)

VT:2019

生産国:フランス

生産地:アルザス

葡萄品種:ゲヴェルツトラミネール100

コメント【商品説明】:

※SO2無添加の為、3月から11月の間はチルド便必須です。カート画面でご指定お願い致します。ご指定頂けない場合、こちらで追加してご利用料金の修正をさせて頂くか、キャンセルのお願いをさせて頂きます。

サン スフルのリースリング。

アルザスって、雲の上の存在の様な人気のある生産者と、そうではない生産者で二分されていると思うんです。いや、そういった意味ではアルザスに限られたお話しでは無いんですが。

人気のある造り手のワインはそれこそ手にいてる為に争奪戦が繰り広げられる訳ですが、星の数程いるカヴィストやソムリエは、それぞれにこれから雲の上に上るのではないかと期待するアルザスの生産者のひとつやふたつ、心の真ん中に据え置いているもので。

僕にとって、その心の中心で常にどっしりと構えているのがミューレです。

ミューレがもっともっと人気になって、なかなか手に入らなくなる様な事になれば、その席に座ってもらう他の生産者を探しもするのですが、幸か不幸か今のところはその段階にありません。そしてまた、僕の中ではミューレに対して「ちょいとごめんよ」と声をかける造り手にまだ会っていないのです。

その位好きですよってお話しでした。

 

そんなミューレも代替わり。先代のルネさんから引き継いだヴェロニクさんとトーマスさんが純粋なリースリングの味わいを追い求めた結果、たどり着いた新境地。

サン スフルという選択肢には当然リスクもつきまとう訳ですが、そんな心配は全く感じさせない安定感のある仕上がりになっています。

ぜひぜひ。

 

以下、輸入元コメントです。

MURE – CLOS ST LANDELIN

1650年:ミシェル・ミューレはアルザス地方南部にあるウエスタルタンでワイナリーを設立。
1935年:ミシェルの子孫アルフレッド・ミューレはクロ・サン・ランドランの畑を購入。(単独所有)
1966年:オスカー・ミューレとその兄アルマンドは、ウエスタルタンからルファックに移り住みます。
1976年:ルネ・ミューレは1976年にドメーヌを引き継ぎました。運営を子供たちに譲った現在も引き続きアドバイザー的な役割を持ってワイン造りに関わっています。 12代目となるヴェロニク・ミューレはモンペリエ大学の作物栽培学の学位を持ち、2001年からドメーヌの経営や商業的部門の責任者として働いています。ヴェロニクの弟トーマス・ミューレはボージョレーでブドウの栽培と栽培学を学んだ後、アルザスへ戻り、栽培・醸造責任者として醸造所・セラーとブドウ畑との間を行き来している。

●ミューレの栽培・収穫について
葡萄が最も優れたテロワールを表現するのは地中の最も深いところであるとの考えから1haあたり10,000本という高い植密度で葡萄を植樹しています。除草剤の使用をやめ有機栽培を行うなどブドウ樹の根を地中に誘導し生きた土壌を造るための畑仕事に主眼を置いています。仕立てはギヨー・サンプルもしくはドゥーブル。収穫は手摘みで行い、収穫量は25~45hl/ha程度と非常に低く抑えます(アルザスの特級の最大収穫量は70hlまで許可されています)。また20kgの小さな箱で醸造所まで運ばれます。

●ワイン造り
発酵は低温でゆっくりと行います。天然酵母によりゆっくりとやさしくワインは醸されます。発酵後は澱と長期間、接触させる(シュール・リー)ことによりテロワールに由来するきわだつアロマを生み出します。出来る限りの最高の品質を保つために、熟成後にごく軽くフィルター濾過を行います。

●哲学(2010年3月 Thomas Mureにインタビュー)
『私たちは1ヘクタールあたり約10,000本という植密度で葡萄を植えています。現在のアルザスでは1ヘクタールあたり4,000本程度の植密度が一般的です。しかし150年前のアルザスではどの畑も私たちのような植密度の高さだったようです。植密度が下がった一番の大きな理由は大戦後のことだと思います。株を均等に植えてコントロールするキャノピーマネージメントの浸透によりトラクターでの土壌の耕作が主流となりました。トラクターを畑に入れるには植密度を下げなくてはなりません。現在私たちのクロ・サン・ランドランの畑は、畝と畝の幅が約1.3メートル。そして80センチ間隔で葡萄樹が植えられています。植密度があがれば表土では葡萄樹同士の生存競争が起こり葡萄は深く根を下ろします。
クロ・サン・ランドランの畑は日照が強く、非常に石灰質が強い土壌です。葡萄が根を深く張ることにより地上での日照が強くても水分不足になることはなく葡萄が健全に成熟してくれるのです。真の意味でのテロワールを表現することが出来るのです。私たちはこの10年間ビオディナミ栽培を選択しています。これも健全な土壌を造り葡萄樹の根を地中深く下ろすためです。そして収穫量を低く抑えることで葡萄は健全に成熟しテロワールの個性を反映してくれるのです。』

●畑の構成
赤ワイン用:6ha(その内自社畑が4ha) ピノ・ノワール100%
白ワイン用:45ha(その自社畑が22ha) ピノ・ブラン28%、ゲヴェルツトラミネール26%、リースリング25%、 ピノ・グリ12%、シルヴァーナ8%、ミュスカ1%
自社畑の合計は26ha。特級はVorbourgに19ha(その内 12haが Clos st Landelin)とZinnkoepfle 0.5ha。
特級以外の畑が6.5ha。自社畑は全てAB又はデメテール認証。2018年にBiodyvinへ加盟。

 

≪Cote de Rouffach≫
コート・ド・ルファックの語源は赤い水という言葉です。
その名の通り酸化した鉄分を多く含んだ赤い表土に覆われています。
ルファック地区の優れた立地はローマ時代から造り手を魅了し集中しました。
7世紀からは1789年のフランス革命までストラスブール 司祭の所有となっていました。
ヴォージュ山脈に守られたこのテロワールは白亜質土壌による確実な排水と日照に優れています。
コート・ド・ルファックのワインは繊細で、フレッシュな果実味あふれたテクスチャーが特徴的です。
2005年、INAOによって地域名称 Denominationであったコート・ド・ルファックは
コミューンとしての地域原産呼称Communal Appellationとして認定されました。

 

2019 Riesling Côte de Rouffach “sans sulfite ajouté”

リースリング コート・ド・ルファック “サン・スルフィット・アジュテ”  参考上代¥4,000

樹齢:40年  醸造・熟成:ゆっくりと発酵させた後シュール・リーにて熟成。

残糖度:<1g/L  アルコール度数:14%  総酸度:9.2g/L  収穫日:9月30日

甘さを想起させる程に完熟したレモン、白桃、マンゴー、わずかにチョコレートのような風味も加わる。

揮発酸や腐敗のニュアンスは皆無。甘く生き生きとした果実の開放的な熟した香りがあり、未熟果由来のぺトロールも感じられない。

真っ直ぐ無垢に伸びやか、若さを感じるマーマレードやレモンのビターな風味が中間から果実に加わり

重層的で躍動感のある果実。リースリングとはここまでエネルギーを放つのかと驚かされる。

余韻までオフフレーバーは皆無。ドライな余韻で垂直に立ち上る構造。

果実のエネルギーを前面に開放しながらも

リースリングという品種ならではの構成の美しさ、乱れることのない垂直性。

何年も世に出さなかったThomasの意地、美学の反映。

矛盾するようだが、サン・スフルを言い訳にしたネガティヴさがなく

潔癖すぎる程にその味わいは乱れず美しい。

 

輸入元:オルヴォー

こちらの輸入元HPで詳しい情報がご覧いただけます。

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