シャトー レスカール / エデン ボルドー (フランス/ボルドー)

FRR0023316
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シャトー レスカール / エデン ボルドー 2016(赤)

(FRR0023316)

VT:2016

生産国:フランス

生産地:ボルドー

葡萄品種:メルロー65、カベルネ ソーヴィニヨン20、マルベック15

コメント【商品説明】:

農薬を最大限に活用する農法っていうのは1970年代のお話しで、当時の健康被害は世界的に深刻な問題となりました。以降、農薬は適正量で、なんなら極力使用せずとも…って事になっていますので、そもそも論として健康被害のある程の農作物ってのは日本で生活する限り、なかなかお目にかかれないものであったります。

自然派ワインという中途半端なカテゴライズは、ワインの評価に色眼鏡をかけるだけだと思っているのですが、最近は自然派ワインの枝分けとして、ナチュールとナチュールでないものという分岐が出来ています。で、これがまた情報を早く手にしている方々が「ナチュールはありますか」というワインの探し方を始めるきっかけになるのですが、お客様毎に自然派ワインを名乗る条件と、ナチュールを名乗る条件がまちまちなので、その辺を探る事からカヴィストやソムリエの仕事は始まります。

過剰に酸化防止剤に反応する方がゼロではないと思いますが、酸化防止剤無添加って書いてあるワインは、別の薬品や成分がたくさん入っているなんて事はザラなので、深追いせずに自分が美味しいと感じるかどうかという観点でワインと向き合うと、ワインライフはもっときっと楽しいはず。なんて思う店主です。

そんな中、ビオディナミ移行の流れは徐々にボルドーにも広がりつつありますが、まだ胎動程度。ビオなら良いのかっていうと全くそうでは無いですし、その流れに拍車をかけているのは、サスティナブル農法を義務化する方針を固めたボルドーの協会の決定も大きいのですが、こちらのシャトーはそんな事が話題になる前から農法にこだわりを持ったシャトーでして、何よりもまず、飲んで美味しいって事でご紹介です。

ビオですが、ビオっぽくない……といいますか、状態が健全だと、日本のビオの愛好家は物足りないって感じてしまうのですよね。不思議ですよね、美味しいのに。状態が不安定だったり、劣化しているビオワインや自然派ワインをありがたがって消費しているの、日本だけって噂です。「失敗したワインは日本に送れ」って生産者が言ってるって、ものすごく悲しい事じゃないですか?

ビオの認証あるので間違った期待をさせてはいけないと、つらつらと書き殴りましたが、普通においしいボルドーです。

2016年、ボルドーが更に注目を集める事となった最高のヴィンテージ。まだ、熟成具合は駆け出しですが、そのポテンシャルの高さにはご満足いただけるはず。経路によってはもう少しお値段の張るご紹介のところもございます。その辺もボルドーワインの醍醐味と言いましょうか。まずは一本、お試し頂ければと。ちなみに2016年は最終ロットです。

 

以下、輸入元コメントです。

Chateau L’Escart

ボルドー、アントル・ドゥー・メールの北部に位置するサン=ルーベ村にシャトー・レスカールは位置しています。
サン=ルーベ村にある37ヘクタールの単一畑からシャトー・レスカールは生まれます。
1752年からワイン造りの歴史を持つシャトー・レスカールは粘土質と石灰質の丘という最上の土地を所有しています。
石灰質はすべての畑にあり、フレッシュさと余韻の長さ、骨格を、粘土質は力強さと密度感をワインに与えてくれます。
優れたボルドーのワインの個性があり、私たちは心の底からこのテロワールは最高だと言えるのです。
何十年もの間、ローラン家はワインを通じて情熱を注ぎこんできたのです。

vin bordeaux chateau escart当主ジェラール・ローランと彼のチームは毎年、型にはまらない傑出した、とりわけ感情を揺さぶるようなワインを造るために日々、意見と感性を戦わせているのです。
素晴らしい偉大なワインは基本的にブドウの質に由来します。それが私たちのモットーなのです。
私たちは人為的な介入なくブドウの樹の天敵や害虫に対する抵抗力を高め、畑を護るために多くの手間を惜しみません。
私たちの両親が耕してきた畑は私たちの子供、そして孫へと受け継がれていきます。私たちだけの土地ではないのです。
『未来の子供たちから借りたこの土地に対する尊重の対価として偉大なワインを生んでいるのです。』
ビオディナミとは単純に薬品や化学肥料の介入を禁止することではありません。
1924年、オーストリアのルドルフ・シュタイナーによって提唱された哲学なのです。
私たちにとってビオディナミとは土地と植物、気候の中から生まれる自然の恩恵なのです。
ビオディナミの哲学はカーヴでも同様で、ブドウ由来の天然酵母でアルコール発酵を促します。
ワインの清澄化は樽の移し替えによるスーティラージュのみにとどめます。
フィルター濾過やコラージュによる清澄はワインの個性を奪ってしまうことがあるからです。
私たちにとってビオディナミの哲学とは、ブドウ畑を知ること、そして感じあうこと、それがテロワールの印象をワインに映し出すのです。

ヴィンテージ【2016】
ブドウ品種:メルロー65%、カベルネ・ソーヴィニヨン20%、マルベック15%
畑・土壌:砂利混じりの粘土質、石灰質土壌  樹齢:平均60年
醸造:低温マセラシオン後、天然酵母でアルコール発酵。28日間。
熟成:アリエ産のオーク樽で12カ月間、20%はテラコッタの甕で4か月間熟成。
認証:Ecocert認証、Demeter認証
味わい:カシスの芽や杉を思わせる森林の香り、甘美で柔らかさのある構成。
ビオディナミらしい果実味の柔らかさ、広がりがあり、角の立つ要素を感じさせません。

 

下記リンクから輸入元の詳しい資料がご覧いただけます。

⇒http://www.orveaux.co.jp/maker/LEscart.html

輸入元:オルヴォー

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