ラファエル ギュイヨ / ル ベセ 2020 (フランス)

FRR0041720
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ラファエル ギュイヨ / ル ベセ 2020(赤)

(FRR0041720)

ヴィンテージ:2020

生産国:フランス

生産地:ブルゴーニュ

葡萄品種:ピノ ノワール100

コメント【商品説明】:

そうそう出来るもんじゃないこの感じ。

【3月から10月はチルド便必須】期間中、常温便でご購入の方には、追加でチルド料金(660円)を計上させていただくか、キャンセルのお願いをさせて頂きます。ご了承ください。

お一人様2本までの限定です。

印象的な丸いアートラベルですが、こちらの方は基本的にネゴシアンもの。しかしながら、今回一番限定数に制限がかかったのがこちらのキュヴェです。

ブルゴーニュ北端、イランシー区画の畑ですが、醸造所が区画外なのでヴァン ド フランスのカテゴリーです。

イランシー、お好きですか?「シャブリの赤」みたいな感じで本には出て来るものの、飲んだことが無い方もいらっしゃるでしょうし、飲んだけどあまり印象に残っていないって方も多いのではないでしょうか。

ワインを仕事として扱う者としては、「これが最高のイランシーだ!」ってのは、あんまり思い当たらないってのが正直なところで、でも、イランシーを飲むって事自体が楽しいので、リストにたまに入れてみるって事は良くあります。

VIVITの担当さん、全職でそんなイランシーをたくさん取り扱って来たからこそ、こちらのイランシー(区画のヴァン ド フランス)の素晴らしさを語る声にも熱がこもります。イランシーのスタイルってなんだっていった時、もうこれで良いんじゃないかって。

香り良く、でもどこか田舎っぽくて。レバーがね、食べたくなるんです。ピノでレバーを欲するって、すごくないですか?それもこれも、土地のミネラルのなせる業です。

 

以下、輸入元コメントです。

RAPHAELLE GUYOT

Raphaëlle Guyot ラファエル・ギュイヨは 1991 年生まれのミレニアル世代のナチュラルワインの造り手です。高校卒業後、シャトー・ド・ベル(アテナイス・ド・ベル)、ラ・グランジュ・ティフェーヌ、シリル・ファル(クロ・デュ・ルージュ・ゴルジュ)、ティボー・リジェ・ベレール、ニカ・バヒア(ジョージア・カヘティ地区)、ラマズ・ニコラゼ(ジョージア・イメレティ地区)などで研鑽。並行してボーヌの CFPPA(農業專門教育センター)で栽培と醸造を修めました。

ブルゴーニュ生まれのラファエルは、畑は所有していませんでしたが、自身でもナチュラルワインを造りたいと思い、2016 年にコート・ド・ニュイのコンブランシアンにミクロネゴスを設立。そして購入したブドウから、一度限りのキュヴとして 3 種類の 2016 年のワインを造りました。

その後、ヨンヌ県、シャブリの南東にある Treigny トレニー村に本拠を移しました。そして、2018 ヴィンテージからは、新たに同じヨンヌ県のビオで栽培を行っている知人ドメーヌからブドウを購入して、生まれ故郷であるヨンヌ産にこだわったナチュラルワイン造りをしています。

また、2018 年の秋に地元の引退するヴィニュロンから、ピノ・ノワールが栽培されている 1.5 ヘクタールの畑を引き継ぎ、ドメーヌとしての栽培と醸造も始めました。2020 年の春にはピノ・ノワール(リュー・ディ ロビネット)の隣の 0.75 ヘクタールの区画にシャルドネを植樹。数年後にはシャルドネもドメーヌで元詰めする予定です。また、ラファエルはブドウ畑の近くにある75ha の農場も引き継ぎ、小麦やエンバクなどの穀物を撒き、牧草地と穀物をビオロジックで多角栽培することも計画しています。

ドメーヌの畑はブルゴーニュと同じ石灰質の岩盤上にあります。またガレと呼ばれる小石が転がっています。この石が昼に太陽の熱を集めて保温効果を高めて、ブドウの熟成を促進してくれます。畑はビオディナミで耕作されています。将来的にはブドウ以外にも果物や花、樹木を畑に植えたり、生け垣を作ったり、ミツバチを飼ったりして、生物多様性の豊かな畑にする予定です。さらにゆくゆくは、ビオディナミに続いて世界的に注目されているアグロフォレストリーも導入する計画です。アグロフォレストリーとは、農業(Agriculture)と林業(Forestry)を組み合わせた造語で、お互いの恩恵を最大限に利用しながら豊かな森を育むサステナイブルな農業です。

大きな特徴は、従来のように森を切り開いて畑をつくるのではなく、さまざまな植物や木々を一緒に植えて、森を再生しながら果実や野菜の収穫ができることです。さまざまな作物とともに森を育てられるため、⾧期的に同じ場所で生産を続けていくことが可能になります。特に若い成⾧中の樹木は二酸化炭素をたくさん吸収するので、温暖化の抑制効果が大いに望めるという利点もあります。

ドメーヌでは、温暖化によってブルゴーニュのブドウ畑の環境も従来とは大きく変化してきたため、2020 年の春に植樹したシャルドネの区画を含め、新しく植樹する区画に関しては全て、畝の間は 2.2 メートルの間隔をあけ、植樹比率を 1 ヘクタール当たり 4,500 本にします。これは、畝の間に生やすカバークロップを増やすことと、風通しを良くすることによって、熱や冷気、湿気がこもらない畑にし、熱によるブドウへの被害や霜害、病害のリスクを低減させるという狙いがあります。

 

Le Baiser

サン・ブリ・ル・ヴィヌーの知人のビオロジックのドメーヌの畑の粘土石灰質土壌の選りすぐりの区画で栽培されたピノ・ノワールを厳選して購入して醸造。フランス語で「キス」を意味する「ル・ベゼ」の名前を冠したイランシーのキュヴェ。

アペラション:Vin de France ヴァン・ド・フランス

*醸造所(トレニー)が AOC 域内ではないためヴァン・ド・フランス格付けになっています。

品種:ピノ・ノワール 100%(AOC イランシー域内で栽培されたブドウ 100%)

醸造:手摘みで収穫したブドウは 100%全房で、ステンレスタンクで野生酵母のみで自発的に発酵させる。酵素や培養酵母、酒石酸、濃縮物、矯正剤、安定剤、その他の醸造添加物は一切付け加えずに醸造。果皮浸漬はアンフュージヨン(煎じる)で 15 日間。

この間に足による櫂入れを1~2回行う。圧搾後、バリック(新樽は用いない)に移して自発的なマロ発酵と熟成を行う。10 ヶ月の熟成後、無清澄で重力を利用して瓶詰め。SO2は醸造中は無添加。ボトリング後のワインのネガティブな反応を避けるために、瓶詰め前に限り必要最小限のみ添加。

2020 ヴィンテージは 8 月 24 日収穫。生産量 867 本。2021 年 12 月時点の SO2 トータルは 12mg/l。アルコール度数は 13.5 度。

味わい:ミディアムのルビーレッドの色合い。ブラックベリーやカシス、プラムなどの香り。アタックは柔らかく、フレッシュで濃密な口中にはレッドフルーツの果実味が口いっぱいに広がる。旨味のある余韻にはカシスやブラックベリーのノートと共に微かに鉄のニュアンスが感じられる。

 

輸入元:VIVIT

詳しくは下記輸入元の紹介ページをご覧ください。

http://www.vivit2012.co.jp/cn7/raphaelleguyot.html

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