ロウシーン カーリー / ボーヌ 1er レ トゥーロン 2023 (フランス/ブルゴーニュ)
ロウシーン カーリー / ボーヌ 1er レ トゥーロン 2023(赤)
VT:2023
生産国:フランス
生産地:ブルゴーニュ
葡萄品種:ピノ ノワール100
コメント【商品説明】:
※数量限定の為、ご購入はお一人様二本までとさせて頂きます。ご了承ください。
久しぶりに【天才】と出会ったと感じて。
いや、天才くらいだと他にもたくさんいますから、将来の【神様候補】に出会った時の衝撃とでも言いましょうか、そんな感じ。
ジャッキー トルショーが現役だった頃とか、ジョルジュ ルーミエがクリストフ ルーミエ造ってた頃、オレリアン ヴェルデが今ほど話題になっていない頃のワインを初めて飲んだ時のあの感じ。
……と、言っても大袈裟ではないくらいの衝撃でした。去年、飲んでいなかったのを心底後悔。それくらいですね、感動しました。
世の中は温暖化止まらないですし、もう二度とあの頃のブルゴーニュを飲むことはできないのかなと、心の中であきらめていたのですが、ありました!このご時世に。ほんともう信じられない。
「あの頃」のブルゴーニュが好きな方に絶対刺さるブルゴーニュ。超絶おすすめです。
すぐ飲んでも、寝かせても美味しいです。でも、とてもデリケート。寝かせる時は良い状態でお願いします。飲む前には、ボトルを動かさずに落ち着かせてからコルクを抜いてあげてください。
「あの頃」の、とても繊細だった頃のブルゴーニュワインの取り扱い、忘れてしまっていませんか?
彼女の哲学。
詳しいプロフィールは輸入元のヌーヴェルさんのコメントをご参照頂くとして、マスター オブ ワインに向かってワインを学び始める前は科学者だった彼女には、哲学が6つあるそうで。
① マイナーなアペラシオンのワインこそ、その素晴らしさを紹介したい。
彼女のワインはみんなそう。村の名前でワインを選ぶときに、奪い合いになるような名前のワインは(今のところ)ないのですが、彼女の名前が書いてある以上、絶対に美味しいことは保証されているので、彼女のワインを飲んだすべての人が、その村のワインのすばらしさを改めて知ることになるのでしょう。
② 私が飲んで美味しいと思うワインのみを造る。
これが、やろうとして出来てしまうのは、科学者出身の彼女が感覚だけでなく、ワインに関する理をすべて理解した上で、緻密な計算を基にワインを造っているからこそ。それぞれのキュヴェのワインに特徴はありますが、真ん中に「ロウシーン カーリーらしさ」という普遍的な味わいの核を感じます。美味しいワインを造るには「レシピではなく自分で感じる事と、途中段階での試飲が大事」と話していました。
③ 飲んだ人に楽しんでもらいたい。
シンプルですが、それを言葉にしてくれると飲んでいる時に感じる所も変わるはず。彼女と一緒にワインをテイスティングさせて頂いた会は本当に楽しかったです。彼女の言葉と同じくらい、ワインの方から香りと味わいで飲み手に語り掛けてくれる様な、素晴らしいワインです。
④ 同じ考え方の栽培家のみからブドウを購入する。
自分の畑は持たない彼女。ブルゴーニュに約50人いるクルティエ(仲買人)からブドウを購入します。クルティエの内、二人は女性でとても仲が良く、細かい情報まで手に入れることができるそう。彼女自身、栽培についても見識はとても深く、既にプロフェッショナルなのですが、収穫時期は栽培家と一緒に決めるんですって。そのお互いがお互いをリスペクトしている感じが、もうたまりません。
クルティエが畑と造り手を繋いでくれるから「必要なこと、不可能なことが出来るようになる」と話す彼女は、無理に畑を拡大していくことは求めていないそうなので、今後も手に入れるには苦労が必要になりそうです。
⑤ ビオ & サスティナブルの畑のみからブドウを購入する。
これを「哲学」のひとつに数えるのが彼女らしいなと。彼女のワインは総じて、SO2の影響をあまり受けていない様な、香りの立ち上がりに邪魔が入らないボリューム感のある香りが特徴です。でも、1日1回ピジャージュもルモンタージュもするそうなので、発酵状態はものすごく健全。クラシックなブルゴーニュが好きな人も、ナチュールが好きな人にも、絶対に満足していただける味わいです。(あ、還元してないと楽しめない様な、ナチュールをこじらせちゃってる様な方は別ですが)
⑥ ボーヌに思い入れが強いです。
2015年に彼女が赤ワインを造り始めた時に選んだからという事もあり、ボーヌの畑のポテンシャルの高さをもっと伝えたいという気持ちもあり、と、いう事でしょうか。
こちらのワイン。
彼女が想いを込めたボーヌの一級畑。こちらの畑は2023年がファーストヴィンテージ。
70%除梗、残りは全房。新樽率は50%。アルコール度数は13%。村名ボーヌが11.5%だったので、数字だけ見るとちょっと濃いかなって感じますが、全くそんな事はなく、とても美しく、とてもしなやか。南東の畑で今の時代になぜ、このスタイルのワインが造れるのかは謎。
何年か先に、このワインをもう手に入れる事が出来なくなったとき、「あの時のロウシーン カーリーやばかったね」って誰かと話したいんです。
20年数前ですが、昔働いていた恵比寿のリコスキッチンに、クリストフ ルーミエのクロ サン ジャックの1986年を持ち込んで飲んだことがあって、テーブルでコルクを抜いた瞬間に、周りのお客さんだけじゃなく、オープンキッチンの向こうにいるシェフまでも、「なんだこれ?」ってレベルの香りに驚いてこっちを振り返るっていう、ミスター味っ子みたいな経験をした事があります。(当時書いていたアメブロを検索したらアカウントごと消えてました…)
それから、すべてのワインの中でルーミエが一番好きで。
当時は頑張ればまだ買えたので、自分用のものはある程度ストックしていますが、今では販売用も自分用も買うことが出来ません。ただ、味わいについては、ちょっとDRC化してきてるのかなとも思うので、昔ほど追いかけている自分がいないのも事実。
クリストフ ルーミエの若い頃のスタイルに近いワインはもう飲めないのかなと思っていたところに、現れたのがこのワイン。
熟成した先に、あんな感じで香りが爆発するかもなって感じるワインはいくつかありましたが、なんだかんだそこまでではなかった事もありました。
でも、これならいけるかもなって、久しぶりに感じたロウシーン カーリー。久しぶりに自分用のストックも確保しました。何年後かに、コルクを抜くのが今から楽しみで仕方ありません。
さあ、みなさんもご一緒にぜひ。
※ラベルにロットナンバーが記載されていますが、番号のご指定はいただけません。ご了承ください。
以下、輸入元コメントです。
Róisín Curley
母国アイルランドで薬剤師をしていたロウシーン・カーリーは、やがてワインに強く惹かれるようになり、フランスのモンペリエ大学とドイツのガイゼンハイム大学で栽培と醸造の修士号を取得しました。その後数年間、ボルドーの「シャトー・ラトゥール」とローヌの「シャトー・グリエ」に勤務してワイン造りの実際を学んだ後の2015年、ブルゴーニュのボーヌ市に自身のマイクロネゴシアンを起ち上げました。
「厳格なリュット・レゾネ栽培、ビオロジック栽培、ビオディナミを実践する提携栽培家からぶどうを購入してワインを造っています。私の哲学は、自分の味覚と直感を信じ、雑念や流行に惑わされることなく、最も純粋な意図を持って私自身が本当に飲みたいと思うワインを造ることです。醸造レシピは使わず、できる限り介入を少なくし、ぶどう、果汁、ワインがどのように変化・発展していくかを感じることを重視しています。私のワインは、ぶどう畑と収穫されたヴィンテージに対する私の解釈であり、これが最も真実の表現につながると考えています」。
「必ずしも高く評価されていないアペラシオンやぶどう品種を支持しています。2015年にAOCボーヌのピノ・ノワールとAOCサン・ロマンのシャルドネを購入してワイン造りをはじめましたが、これらは私が飲み手として特に大好きなAOCでもあり、アペラシオンの偉大さと可能性を強く感じています。アリゴテには深い愛情を持っていますし、ボーヌ・ブランに10%のピノ・ブランをブレンドすることは、多様性を保護し、歴史的なブルゴーニュのぶどう品種を称えるために、私にとって刺激的で非常に重要です。アペラシオンや畑の格付けに一切関係なく、すべてのワインを、グラン・クリュのワインと同じ注意深さと愛情を持って醸造しています」。
「もっともっとワインを知りたい、より深く理解したいという思いを抑えることができず、2020年にマスター・オブ・ワインの資格を取得しました。常に学びと成長を続け、醸造家としてさらなる向上を目指しています」。
Beaune 1er Cru Les Teurons Rouge
南東向き斜面上区画より。0.24ha。ビオロジック栽培。石が多い粘土質土壌。樹齢約50年のVV。収量は40hl/ha。除梗率70%。開放型ステンレスタンクでアルコール発酵後、228リットルの樽でマロラクティック発酵&11ヶ月間熟成。新樽比率は50%。無清澄、ノンフィルターでビン詰め。ボーヌの筆頭格と目されるプルミエ・クリュのひとつで、重層的で複雑な構造を持つワインです。
輸入元:ヌーヴェル セレクション
【吉澤ワイン商店のこだわり】
① 輸入状態の良いワインだけを販売します。
日本に輸入されるワインは、北米以外は概ね赤道を通過します。リーファーコンテナ(低温コンテナ)輸送と書いてあっても、コンテナが甲板に置いてあっては、それは絶対的な補償にはなりません。
くわしくはこちらから。
② すべてのワインを低温&紫外線から守り保管しています。
当店に届いたワインは通年16度以下になる様に設定された店舗内で保管し、高温によるランシオ香(マデラ香)の発生を防ぐだけでなく、紫外線対策済の照明で、ワインの風味の破壊を防いでいます。もちろん窓もありません。太陽光だけでなく、蛍光灯、LED照明の光にも紫外線は含まれており、紫外線によるワインの風味の不規則変化は、「なんとなく美味しくない」ワインに多く見られる劣化です。多くのワインショップで一般的な、明るい環境で保管されているワインと是非飲み比べてください。
③ 夏場は低温輸送でお届けします。
良い状態で輸入され、良い状態で輸送されたたワインを、ベストの状態でお楽しみいただけますように、3月~11月までの間、気温が16度以上になる時には、低温輸送に必要な料金を当店で負担させて頂いております。
くわしくはこちらから。
④ 輸送用段ボールの隙間を塞いでお届け。
細かい事ですが、輸送中になるべく温度変化が無いように、それでも温度が変化してしまう場合は、なるべくゆっくり温度が変化するように、輸送用の段ボールは隙間をなるべく梱包用テープで塞いでいます。空気の流れが生まれると、空気と一緒に熱も移動してしまうからです。ワインがお手元に届いた際、箱を開けるのが少しご面倒かもしれませんが、全てはワインを美味しく楽しんで頂くため、ご容赦下さい。
【ワインの幸せだけを考える】
吉澤ワイン商店では、上記のワインを美味しい状態でお楽しみ頂くための取り組みを、ワインのお値段に関わらずすべてのワインに対し実施しています。
「ワインの産地に行って飲んだワインが美味しかった」とか、「同じ銘柄なのにレストランで飲むワインの方がなんとなく美味かった」なんてご経験はございませんか?それは、ワインが劣化する前に飲む事が出来たからかもしれません。世の中には、本当は美味しかったのに劣化してしまって本来の風味が楽しめないワインがたくさんあります。
ワインをもっと知りたくてワインショップに行っても、照明の光の下に並んでいるワインを見ては「どれだけの時間、光(紫外線)を浴びているのかわからないから買えないな」と思った時、僕はお店に並ぶワインが買えなくなりました。
僕が神経質なだけなのですが、せっかく自分で買うならば、せめてワイン本来の味わいは感じたいと思ってしまって。通販なんてもってのほか。保管状態も見ずに安心して買えるはずがありません。
気にし始めると気になって、勤めていたレストラン用のワインについても、酒屋さんや卸売りさんも介さず、輸入元から直接仕入れる様になりました。
そんな僕たちが、レストランのソムリエを辞めた後、何故最もリスクの高い通信販売というカテゴリーでワインを販売しているかと言うと、僕たちさえ嘘をつかなければ、ワインを最良の状態でお客様にお届けすることが出来きて、それがワインにとって一番の幸せなのではないかと思ったからに他なりません。
個人で運営する僕たちの小さなワインショップに、管理に長けた輸入元さんが素晴らしいワインを卸して下さるのは、その頃からの妙なこだわりにご理解いただいていた多くの担当さんたちのお陰様。
ワインと、ワインに関わる全ての方に感謝を込めて。
「全てのワインが、良質な状態のまま皆さまのお手元に届きますように」
【自分に嘘をつけない様に】
土曜日の14-19時だけ、対面販売をしています。都合によりお休みを頂く日もございますのでお気を付けください。お休みいただく際はインスタグラムにて告知させて頂いております。ご来店前にご確認頂けますと幸いです。








