グートルブ ブイヨ / ルフレ ド リヴィエール (/シャンパーニュ)

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グートルブ ブイヨ / ルフレ ド リヴィエール(泡)

(FRS0004200)

ヴィンテージ:表記無し(1980 年から 2016 年までの 37 ヴィンテージをソレラでストックしたリザーヴワイン1/3、2016 ヴィンテージのリザーヴワイン 1/3、2017 ヴィンテージのワイン 1/3のブレンド)

生産国:フランス

生産地:シャンパーニュ

葡萄品種:ムニエ60、ピノ ノワール20%、シャルドネ20

コメント【商品説明】:

ソレラのリザーブ1/3使用。

ピノ ムニエがムニエ呼称になってしばらく経ちますが、ピノ ムニエの頃よりも美味しいムニエに出会う事が増えている気がしているのは僕だけでしょうか。

日本のワイン市場は世界的に見るとちょっと特殊で、超安価なワインと高額なワインに需要が集中しています。中間の価格…言い方を悪くすれば中途半端な価格のワインは売れないんですね。で、売れないと言う事は輸入するメリットがあまりないので、輸入する会社が多くも無く、ワインがご趣味の方でも「本では見たことがあるけど、現物は見た事も無い」といった様な出会う機会が少ないワインになっている事もしばしば。

シャンパーニュに於いては、ピノ ムニエのシャンパンがそれだったのではないかと思います。多少お値段が高くても、ピノ ノワールやシャルドネが軸になっているものの方が味わいが豊かな印象は僕もありましたし、ワインリストを組む時にピノ ムニエ主体のシャンパンの魅力は何よりもお値段の手頃さであったというのは否めません。

そうこうしている間にピノ ムニエはムニエになり、ここ数年でムニエ主体のシャンパンで「なにこれ美味しい」と衝撃を受ける事が明らかに増えました。恥ずかしながら僕自身、ムニエに対して期待をそんなにしていなかった所がありまして、テイスティングはするものの「どこかポヤっとしたブドウだな」という印象をずっと持っておりました。

未熟な僕が、昔から素晴らしかったムニエのシャンパンに気が付けていなかったというのが一番の大きな問題ではあるのですが、ここ数年の「このムニエ美味しいよね」というシャンパンは、明らかにこれまで僕が味わったことが無いメリハリのある味わいを楽しめるのです。しかも、全てのムニエがそうなったのかと言えばそんな事も無く、これまで通りポヤっとしたムニエに出会う事は今でもあります。

これな何故なんだろうって事を考えてみると、日本がムニエに注目していいなかった間にピノやシャルドネのシャンパンは青天井で価格が高騰し、それでもシャンパンが飲みたいという需要から世界的に価格がほどほどのムニエに注目が集まり、日本に限らず世界の輸入元が「ムニエでも売れる」という判断をすることで、より多様なムニエのシャンパンを紹介してくれるようになったからなのではないかと思っているのです。

「そこまで高くなくて、この味わいなら良いよねって言うか、最高だよね」なんて声が大きくなったのでしょう。今では僕も、ムニエをテイスティングする時は期待値の方が高いです。

さて、前置きが長くなりましたがこちらのムニエ。もちろんご紹介するからにはポヤっとした並みのムニエではありません。密度が高く、酸もしっかり。田舎のおばあちゃんが作ってくれた梅ジュースの様な旨味もあります。エッジの効いたメリハリは、これ本当にムニエ軸ですかってくらい。

すでにムニエの虜になった方にも、ブラン ド ノワールはピノ主体じゃなきゃって方にもぜひ飲んで頂きたいシャンパンです。惜しむらくは、生産量が少なくてそんなにたくさん仕入れられなかったという事。

もし、当店で売り切れてしまったら、他のワインショップで見つけ次第ご購入される所までお勧めしたいと思える、感動的なムニエ主体のシャンパーニュです。ぜひぜひ。

 

以下、輸入元コメントです。

GOUTORBE-BOUILLOT

1980 年から続くソレラによるシャンパーニュ

マルヌのダムリーに本拠を置くグローワー、グートルブ・ブイヨ最大の特徴は 1980 年から現在まで毎年継ぎ足されているソレラです。ドメーヌのスタンダード・レンジのキュヴェには全てこのソレラがブレンドされています。ソレラはドメーヌのラシーヌ(ルーツ)と呼べる大切な存在であるため、一度に大量に使うことはできません。しかし、ドメーヌでは 2020 年からこの稀少なソレラでストックしたパーペチュアル・リザーヴを 100%使った特別なキュヴェを仕込み、世界のインポーターに向けて、2 キュヴェ、各約 970 本のみの限定で発売しています。

樹齢80 年のクロから生まれレア・シャンパーニュ

グートルブ・ブイヨは稀少なクロの畑も所有しています。現在シャンパーニュには31 のクロの畑が存在していますが、そのうちの 15 は NM の所有、16 がグローワーの所有するクロとなっています。グローワーが所有するクロは1960~70 年代に植樹された畑が多いのですが、グートルブ・ブイヨのクロ・デ・モネの区画は 1930 年植樹で、2011 年の時点で樹齢 81 年という超古木です。世代交代のタイミングと重なったこともあり、ドメーヌでは 2010 ヴィンテージで初めてクロのシャンパーニュを仕込み、ドメーヌにポートフォリオに加えました。

ドメーヌの歴史と概要

グートルブ・ブイヨは、ヴァレ・ド・ラ・マルヌのダムリーに本拠を置くグローワーです。ダムリーは、南向き斜面の畑が広がるマルヌ河右岸に位置し、ちょうどキュミエールの西隣に当ります。

ドメーヌの起源は 1750 年に遡り、代々家族経営で継承されてきました。1911 年から元詰めを始め、1980 年代からはドミニック・パプルー夫妻によって運営されていました。2010 年に息子のバスティアンがドメーヌに参画して世代交代し、急速に進化をしているところです。

バスティアンは大学卒業後、著名なシャンパーニュのメゾンで研鑽。また、パリのクリュッグ、そしてロンドンのワインショップで高級シャンパーニュの販売とマーケティングに携わり、グローバル・マーケットにおける幅広いスキルを身に着けて、新時代の意欲的で野心的なシャンパーニュ造りを行っています。

ドメーヌの栽培面積は現在 8 ヘクタール。栽培品種は、ピノ・ムニエ 40%、ピノ・ノワール25%、シャルドネ 35%。植樹比率は 1 ヘクタール当たり 9000 本。平均樹齢は 30~35 年で、5 年毎に 0.40 ヘクタールの区画で植え替えを行い、ブドウの平均樹齢が一定に保たれるように管理しています。畑の地質は表土が粘土石灰質で、心土はチョークとマールで構成されています。

ドメーヌの醸造哲学

ドメーヌの最大の特徴は 1980年から毎年継ぎ足され続けているソレラです。

ドメーヌではこれを『パーペチュアル・リザーヴ(永遠のリザーヴ)』と呼んでいます。約 40 年に亘り丹念に継ぎ足されてきたソレラのリザーヴワインは、ドメーヌの歴史と深く密接に繋がっています。

ドメーヌのスタンダード・レンジのシャンパーニュには全てこのソレラのリザーヴワインがブレンドされています。このため、そのスタイルは、「熟成感」と「フレッシュ感」との絶妙なバランスにあります。「極
端に若すぎず、また極端に古過ぎない」、この卓越したバランスが最大の個性と言えます。

ソレラは、若いヴィンテージがフレッシュ感を、そして古酒のバックヴィンテージが永遠とも呼べる⾧い口中の余韻を付与してくれます。この二つの効果が互いにバランスを取り合って味わいの可能性が無限大に広がります。つまり、ソレラはドメーヌのスタイルの継続性を保証するラシーヌ(ルーツ)と言えるのです。

2021 年現在、ドメーヌでは、ルフレ・ド・リヴィエールのキュヴェの 1980 年から 2020 年までのソレラのリザーヴワインが 1 本。そしてシャルドネの 2000 年から 2020 年までのソレラが 1本。さらにピノ・ノワールの 2000 年から 2020 年までのソレラが 1 本あります。一般的に 5~10 年程度のソレラは見かけますが、これだけのバックヴィンテージに遡るソレラシステムを備えている造り手はシャンパーニュでは極めて稀です。

 

Reflets de Rivière

ドメーヌのソレラ哲学を手頃に体感できるエントリー・キュヴェ

ブレンド比率:ピノ・ムニエ 60 %、ピノ・ノワール 20 %、シャルドネ 20 %

現行ロットは 1980 年から 2016 年までの 37 ヴィンテージをソレラでストックしたリザーヴワイン1/3、2016 ヴィンテージのリザーヴワイン 1/3、2017 ヴィンテージのワイン 1/3 のブレント。ノン・マロで 2018 年 7 月にティラージュ。2020 年 9 月 29 日にデゴルジュマン。マチュラション・シュール・リーの期間は 25 ヵ月。ドザージュは 1 リットル当たり 8 グラム(ブリュット)。アルコール度数 12.5 度。年間生産量は約 2 万本。

味わい:青みがかった金色の繊細なローブ。洋梨や桃などの白い果物の柔らかいアロマにフレッシュでしなやかなアタック。酸のバックボーンにドザージュの柔らかさが感じられる。全体として非常にバランスが取れ、上品で流れるようにスムーズな温かなテクスチャー。ピノ・ムニエの果実味とシャルドネのフィネスが見事に調和している。フィニッシュにはレモンや柑橘類のアロマが広がり、リフレッシュ感を与えてくれる⾧い余韻を残す。アペリティフとして最適。オリーヴオイルとレモンを添えた帆立貝のカルパッチョなどの料理にも良く合います。

*キュヴェの名称は 2016 年までカルト・ドールという名称でしたが、2017 年にルフレ・ド・リヴィエールと改名されました。ルフレ・ド・リヴィエールとは、日本語にすると「(マルヌ)河の反射、照り返し、反映」という意味です。これは、ドメーヌがあるダムリーが、かってモンターニュ・ド・ランスのヴァン・ド・モンターニュ(山のワイン)に対して、ヴァン・ド・リヴィエール(河のワイン)と呼ばれていたためリヴィエール(河)という言葉を。

そして、河に反射(ルフレ)する太陽の光が自然に様々の要素を与えてくれるように、ドメーヌのソレラシ
ステムもシャンパーニュの個性に様々な要素を与えてくれるため、この二つの言葉をつなぎ合わせて、ルフレ・ド・リヴィエールと命名されました。

 

輸入元:VIVIT

詳しくは下記輸入元の紹介ページをご覧ください。

http://www.vivit2012.co.jp/cn7/GOUTORBE-BOUILLOT.html

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