ジャン オーブロン / ソーヴィニヨン ブラン ヴィエイユ ヴィーニュ 2023 (/ロワールフランス)
ジャン オーブロン / ソーヴィニヨン ブラン ヴィエイユ ヴィーニュ 2023(白)
VT:2023
生産国:フランス
生産地:ロワール
葡萄品種:ソーヴィニヨン ブラン
コメント【商品説明】:
ロワールの【穴場】のソーヴィニヨン。
ナントのちょい東。ヴァレ(Vallet)という町。ワインが全方向で値上がりしていて、良い事なんかひとつもないように感じますが、唯一と言っても良いくらい、せめてもの救いと言うか、自分への言い訳と言うか、コストパフォーマンス的な観点で、これまで日本には輸入されていなかったマイナーな地域のワインを、各インポーターのバイヤーさん達が見つけてきてくれるってのは、嬉しい限りです。
丁寧に育てられ、丁寧に造られた、いつ飲んでも美味しいソーヴィニヨンです。
以下、輸入元コメントです。
Jean Aubron
かつての領主領であり、1678年にはワインを造っていた記録が残っている「ローディジェール大領地」を1843年に取得したオーブロン家が設立した名門ドメーヌです。1930年に自社ビン詰めを開始し、1993年にドメーヌを継承した4代目の現当主ジャン・パスカルによって今日の業容が築かれました。
「もともとは数学者になりたくて数学の勉強に没頭していましたが、父が他界し、またワインを飲むのは大好きだったので、醸造家になる道を選びました。栽培においても醸造においても数学を使うことは予想以上に多く、毎日楽しみながら仕事をしています。数学もワイン造りもまだまだ解明されていないことがたくさんあり、自分の手で謎を解きたいという気持ちを常に持たせてくれます」。
2005年より実質ビオロジックの厳格なリュット・レゾネ栽培を開始し、2015年に「Haute Valeur Environnementale(高い環境価値)」の最高段階「レベル3」の認証を取得しました。
「この20年間、化学肥料や農薬はほとんど使用していないので、土壌はとても健康で根は地中深くまで伸びています。また、生物多様性の確保に努めており、畑に隣接する森林を購入した他、畑の周囲に生け垣を設置したり芝生を植えたりして、多種多様な動植物が共生できる環境を整えています」。
「食べても美味しいぶどうをそのまま美味しいワインにしたいので、醸造はステンレスタンクと地中に埋め込んだガラス製タンクを使用して、極力手を加えず原理的に行っています。私が造りたいワインは、この価格でこの品質ならまあ上出来だろう、というようなワインではなく、客観化された評価基準も超えて、私自身が飲んで私自身の味覚で心から美味しいと思うワインです」。
達人の厳しい自己基準をクリアしてリリースされるそのワインは、自国フランスはもちろんヨーロッパ各国やアメリカの多数のレストランやビストロで、食通たちを唸らせています。みずみずしいのにふくよか。ピュアなのに果実味たっぷり。滋味と旨味。奥行きと深み。塩味。余韻。達人自身が飲みたいと思うワインとはこういうことかと、深く納得させてくれます。
Sauvignon Blanc Vieilles Vignes
IGP Val de Loire。ソーヴィニヨン・ブラン100%。ヴァレ村に5ha。ガブロ(斑れい岩)質土壌。樹齢は40年以上。収量は40hl/ha。ステンレスタンクで発酵後、地中に埋め込まれたガラス製タンクで6ヶ月間シュール・リー熟成。清澄は行わず、軽くフィルターをかけてビン詰め。ラベルの絵は、岩がちな土壌をイメージしたものです。
輸入元:ヌーヴェルセレクション
⇒https://www.nouvellesselections.com/winery/detail.php?post_id=1003282
【吉澤ワイン商店のこだわり】
① 輸入状態の良いワインだけを販売します。
日本に輸入されるワインは、北米以外は概ね赤道を通過します。リーファーコンテナ(低温コンテナ)輸送と書いてあっても、コンテナが甲板に置いてあっては、それは絶対的な補償にはなりません。
くわしくはこちらから。
② すべてのワインを低温&紫外線から守り保管しています。
当店に届いたワインは通年16度以下になる様に設定された店舗内で保管し、高温によるランシオ香(マデラ香)の発生を防ぐだけでなく、紫外線対策済の照明で、ワインの風味の破壊を防いでいます。もちろん窓もありません。太陽光だけでなく、蛍光灯、LED照明の光にも紫外線は含まれており、紫外線によるワインの風味の不規則変化は、「なんとなく美味しくない」ワインに多く見られる劣化です。多くのワインショップで一般的な、明るい環境で保管されているワインと是非飲み比べてください。
③ 夏場は低温輸送でお届けします。
良い状態で輸入され、良い状態で輸送されたたワインを、ベストの状態でお楽しみいただけますように、3月~11月までの間、気温が16度以上になる時には、低温輸送に必要な料金を当店で負担させて頂いております。
くわしくはこちらから。
④ 輸送用段ボールの隙間を塞いでお届け。
細かい事ですが、輸送中になるべく温度変化が無いように、それでも温度が変化してしまう場合は、なるべくゆっくり温度が変化するように、輸送用の段ボールは隙間をなるべく梱包用テープで塞いでいます。空気の流れが生まれると、空気と一緒に熱も移動してしまうからです。ワインがお手元に届いた際、箱を開けるのが少しご面倒かもしれませんが、全てはワインを美味しく楽しんで頂くため、ご容赦下さい。
【ワインの幸せだけを考える】
吉澤ワイン商店では、上記のワインを美味しい状態でお楽しみ頂くための取り組みを、ワインのお値段に関わらずすべてのワインに対し実施しています。
「ワインの産地に行って飲んだワインが美味しかった」とか、「同じ銘柄なのにレストランで飲むワインの方がなんとなく美味かった」なんてご経験はございませんか?それは、ワインが劣化する前に飲む事が出来たからかもしれません。世の中には、本当は美味しかったのに劣化してしまって本来の風味が楽しめないワインがたくさんあります。
ワインをもっと知りたくてワインショップに行っても、照明の光の下に並んでいるワインを見ては「どれだけの時間、光(紫外線)を浴びているのかわからないから買えないな」と思った時、僕はお店に並ぶワインが買えなくなりました。
僕が神経質なだけなのですが、せっかく自分で買うならば、せめてワイン本来の味わいは感じたいと思ってしまって。通販なんてもってのほか。保管状態も見ずに安心して買えるはずがありません。
気にし始めると気になって、勤めていたレストラン用のワインについても、酒屋さんや卸売りさんも介さず、輸入元から直接仕入れる様になりました。
そんな僕たちが、レストランのソムリエを辞めた後、何故最もリスクの高い通信販売というカテゴリーでワインを販売しているかと言うと、僕たちさえ嘘をつかなければ、ワインを最良の状態でお客様にお届けすることが出来きて、それがワインにとって一番の幸せなのではないかと思ったからに他なりません。
個人で運営する僕たちの小さなワインショップに、管理に長けた輸入元さんが素晴らしいワインを卸して下さるのは、その頃からの妙なこだわりにご理解いただいていた多くの担当さんたちのお陰様。
ワインと、ワインに関わる全ての方に感謝を込めて。
「全てのワインが、良質な状態のまま皆さまのお手元に届きますように」
【自分に嘘をつけない様に】
土曜日の14-19時だけ、対面販売をしています。都合によりお休みを頂く日もございますのでお気を付けください。お休みいただく際はインスタグラムにて告知させて頂いております。ご来店前にご確認頂けますと幸いです。





