【春になぜロゼワインを飲むのか】

不思議に思った事はありませんか?この時期になると店員さんがゴリ押しして来るロゼワイン。「でも私、赤の方が好きだし」「別に、春だからって注文する理由にならないでしょ」って、思っちゃうのも無理はないと思います。

実際のところ、フランスなどのヨーロッパの生産地などでも春にはロゼを良く飲みます。でもそれは桜が咲くからとか、春だからって理由ではないんです。吉澤ワイン商店にも、いくつかのロゼがあります。もちろん春にはゴリ押しです。

(※画像をクリックして頂くと、各商品ページへ。そちらちも色々と書いております。)

でも、僕の中ではちゃんとした理由があるので、それをツラツラと書いていこうと思います。

■春にロゼを飲む理由その①

《春に出来上がるロゼが多いから》

日本では難しいかもしれませんが、ヨーロッパではこの理由が主流だと思います。秋に収穫し、醸造し、寝かせて落ち着かせてビン詰めして、市場にロゼワインがヌーボーよろしく溢れかえるのがちょうどこの時期。

セニエ(血抜き)と呼ばれる作り方のロゼは、赤ワインを(品質を高める為、高値で売る為に)濃くする過程で出てくる副産物だったりもするので、セニエのロゼをたくさん生産し、販売していると「あそこのワインは高く売ってはいるけれど、畑仕事をさぼって醸造テクニックでごまかしてやがるな」などど陰口を言われかねないのですね。

なので、有名なシャトーなんちゃらとか、それこそ格付けクラスのロゼが名前を公表しない闇酒の様な価格で取引されたりするのです。でもこれが、葡萄は優秀ですから抜群に美味しいのです。「赤の為に、ロゼは作らなきゃなんだけど、堂々とは売りたくない」そんな生産者はたくさんいるはずです。

赤の為に作ってしまったロゼ、販売以外の使い道ですと収穫のお手伝いをしてくれた人に現物支給として渡したり、家族で飲んでしまう生産者もいます。

ともあれ、この時期にヨーロッパの市場にあふれるロゼは「新鮮で、安くて、ひょっとしたら大当たり」なんて事も有る、絶対買いな選択肢なのです。日本の市場に、このタイミングでこのワインを輸入しようとすると、ボージョレ ヌーボーの様に空輸で持ってこないとなので、現実的な価格では流通させることができません。なので、重要な「安い」という要因が抜けてしまうので誰もやりません。では、日本で春にロゼを飲むのは間違いなのか?もちろん、そんな事は無いと思うのでおすすめしているのですが。

 

■春にロゼを飲む理由その②

《春の食材とマリアージュするから》

なんで、この部分を強調するソムリエさんが少ないのか。そっちの方が疑問です。混同してはいけないのは《ロゼを飲む理由》と《春にロゼを飲む理由》です。ただ単に、ロゼを飲む理由であれば「おしゃれだから」でいいんです。実際にフランスでもそうです。記念日だから、デートだから「ロゼにしよう!」はとってもお洒落な事なんです。でも、今は春。春だからって理由でゴリ押しする理由にはなりません。

この時期、春に便乗して高級なブルゴーニュのセニエのピノ ノワールとか、自然派って言われる中でも、ぜんぜん爽やかじゃない良く分からないスタイルのワインなのに「ラベルがお洒落」だからとかいう謎の理由でロゼを売りつけられそうになっている方を良く見ます。気を付けましょう。

春に僕が、日本でロゼを飲むのであればグルナッシュ一択です。グルナッシュのロゼが安定して楽しめる土地、プロヴァンス。ピンクというよりは淡いオレンジ寄り、ソメイヨシノに近いのかもしれません。すっきりとした辛口のロゼです。でも、最近のソムリエさんは飽きたのか、知らないのか、お洒落っぽいロゼに走ります。グルナッシュには苦みがあります。ソムリ〇協会さんは苦みって表現はしないようですが、舌の奥の両サイドがチリチリと反応します。ビールのホップのレベルを量るスポットです。日本の春の食材、山菜、タケノコ、サヨリなど苦みのある食材が多いです。フランスでもホワイトアスパラ、タンポポなど春の芽吹きは苦いのです。だからこそ、グルナッシュ飲みましょう。抜群のマリアージュです。味覚的なお話しですと苦みというのは五味の中で唯一、習慣性、常用性が認められています。そんな理由もあって、人は春が待ち遠しいのかもしれません。

⇑こんな色のが飲みたくなるんです。

⇑ルーションですがプロヴァンススタイル。ガラス栓なのでオープナーが要りません。

⇑ヴァン グリを作るピノ グリも苦い葡萄です。

 

■春にロゼを飲む理由その③

《緑と良く合うから》

お洒落という言葉とは切り離すことが出来ないロゼワイン。淡いピンク色は緑色ととても相性が良いのです。状況的なマリアージュ、視覚的効果も大切な要素です。その②の理由で山菜に触れましたが、青々としたバジルやモノによってはパクチーなんかも良く合います。新緑の季節に飲むべき色は、赤や白も良いですがロゼ色が何しろおすすめです。

⇑淡い巨峰のロゼは葡萄とお金の匂いがしました。

⇑フルーティで女性におすすめ、ワインというかリキュールです。

 

■春にロゼを飲む理由その④

《何かとおめでたい季節だから》

昇進、進学、お引越し、新しい出会い。ハレの日にロゼを飲む。乾杯はロゼで。

⇑泡が抜群に綺麗なアルザスのクレマンです。

と、いった理由で僕の中では春にはロゼです。春の白と合わせてセットも作りました。

お花見のお供にはもちろん、春のほろ苦い食材が並ぶ間はきっと大活躍をしてくれます。そんな風に感じながら飲んでみると、きっと新しいロゼワインの楽しみ方が見つかるはずです。

 

吉澤ワイン商店

吉澤和雄

【ジョルジュ ルーミエのクロ ド ラ ビュシェール祭り開催】

インデント入荷でジョルジュ ルーミエがどっさりとやってきました。

評判の良いクルティエのワインを、評判の良い輸入元にお願いして船に乗せて頂きました。

↑クリックで商品ページへ。2012と2013がございます。少しフランスで休んでから日本に来ていますので、若干割高です。

でも、良い状態のジョルジュ ルーミエのワインがこのお値段で買えるのは珍しいことなのではないかと。

【街ゼミ開催のご案内】

青梅の商工会議所主催の街ゼミというイベントに参加します。前回の赤ワインに続いて、今回は白ワインがお値段の高い安いでどこが変わるのかがテーマです。

赤ワインよりも、コストとの兼ね合いが分かりにくいものも多いかと思いますが、難しいお話しよりは、実際に飲んでどうかという所をお楽しみ頂けましたら幸いです。

2月21日の水曜日。お昼はシニアライフサポート館さん、夜はおうめシネマさんに会場をお借りします。ワインとパンのみのご用意です。

ワインはご参加頂く人数で内容が決まりますので、当日まで変更の可能性がございます。

当日はお料理のご提供はございませんが、吉祥寺のブーランジェリーEPEEのパン職人、神林氏に特注する「白ワインに合わせたパン」をご用意致します。フランス産の春のタンポポや、アーモンドなどのこのゼミだけのパンと共にお楽しみ下さい。

会費は現地で2000円頂戴致します。街ゼミの特性上、追加注文などはお受けできませんが、会費は全てご提供するコストとなります。

※ご来場の方皆様にワインをご提供致します。お車でのご来場はお控えください。

ご不明な点などございましたら、お気軽にお問い合わせ下さい。お待ちいたしております。

吉澤ワイン商店
店主 吉澤 和雄
https://chaiyoshizawa.com

おうめシネマさん
(青梅駅、カフェころんさんの裏)
http://www.omecinema.tokyo

シニアライフサポート館さん
(河辺駅、トスカーナさんの裏)
https://seniorlife-magocorokai.jp

【ナポレオンの功罪】

とっても硬派なジュヴレイ シャンベルタンが入荷してます。凝縮された果実味、村の肝の上質なタンニン、めくるめく広がる「らしい」アロマ。


駆け出しの頃、この村のワインの罠に引っかかるソムリエさんも多いはず。「ジュヴレイ シャンベルタンなのにこんなに安い!」とか、「このジュヴレイ シャンベルタン高いから美味しいはず!」とか。でもそれは、現代のソムリエにかけられたナポレオンの呪い。

ナポレオン ボナパルトが愛したワイン、ジュヴレイ シャンベルタン村の「特級シャルベルタン」時の英雄の影響でシャンベルタンだけでなく、村で一般的な「村名ジュヴレイ シャルベルタン」にも人気が集中。生産が強化されました。

ブルゴーニュの地図を見ると、他の村との差は歴然。不自然に「ジュヴレイ シャンベルタン」の区画が広く、格下となる「AOCブルゴーニュ」の区画が狭くなっています。これは、ボルドーやボジョレー ヌーボーなどにも見られる「◯◯◯って名前付けときゃそこそこの仕上がりでも売れちゃうだろ」作戦の結果。

なので情報が手元になければ、本当に美味しいジュヴレイ シャンベルタンに出会う前に、そうでないものに出くわす確率は高くなります。価格の高い安いが品質に直結する事が多いフランスワインにとって、ある意味イレギュラーな生産地がジュヴレイ シャンベルタンなのです。

「これ、美味しいですよ」って言葉は「仕入れたけど売れないから買って…」の裏返しの可能性がゼロでは無いのが悲しい所。では、何を基準に選べば本当に美味しいジュヴレイ シャンベルタンに辿り着くのか。

絶対正義は優秀な生産者のワインを選ぶ事。もしくは、失敗を恐れずひたすら飲む事。前者も後者もそこそこお金がかかります。コストをかけずに見つける近道は、信頼出来る紹介者のみ。

たくさんたくさん騙されて、後悔しても諦めないで、やっと見つけた大好きな生産者。フィリップ ロシニョールのご紹介です。

フィリップ ロシニョール / ジュヴレイ シャンベルタンVV 2011

自然な【ジョージアのオレンジワイン】入荷しました。

自然派自然派って言いますけど、出回ってるワインの多くは不自然なワインになっちゃってる事が多い昨今の日本の自然派ワイン市場。これならば自信をもっておすすめできるというオレンジワインにやっと出会えました。作り手の名前は「チョティアシュヴィリ」輸入してくれたのはディオニーさん。

今、何がワインのトレンドかって話になると外せないのがオレンジワイン。ここ数年で一気に選択肢も増えてきました。個人的にはオレンジワインよりもカベルネ フランとシュナン ブランの普及の方に興味がある僕ですが、それでもこれはご紹介せねばと思いまして。

オレンジワイン特有の醸し工程から来るタンニンと酸化のそれ。スキンコンタクトが長いってだけもオレンジにはなるわけですが、結局どこがスタンダードなのかわかりにくい。どこまでが物足りなくて、どこまでが過剰なのかすら誰もわかってないんじゃないでしょうか。

「奇抜な事をして注目を集める」そういったベクトルにない、ただ、真面目に作った結果がこうでしたってオレンジワインが、ワイン発祥の地「ジョージア」にありました。

オレンジワイン入門にもってこい【まろやかなルカツィテリ種】

飲みごたえ抜群【タンニン豊富なキシ種】

どちらの品種もタイプは異なりますがオレンジワインの特徴である深みとタンニンを備えています。味わいとしてはとてもピュアで自然な仕上がり。クヴェヴリと呼ばれる壺で寝かせた本格的なオレンジワインがお楽しみ頂けます。しかしこれは、ある意味で普通のオレンジワインであるという事です。先日ご紹介したシードルもそうですが、普通であるって事はとても大切な事だと思います。普通=もの足りない、つまらないって方もいらっしゃるかもしれませんが、僕は普通であったり、健全であったり、そういった要素が実は一番難しい表現なんじゃないかと思っていますし、評価されるべきだと信じています。そうではないワインが目立つジャンルだからこそ、〇〇らしいって言えるワインが僕は好きです。

オレンジワインの良い所は、複雑さ、食事との相性の良さ、抜栓後の保管の容易さにあると思います。白の代わりにごくごく飲むには向かないかもしれませんが、映画を見ながらとか、1日1杯ずつ飲んで変化を楽しんだりとかそんな楽しみ方もできるので、家のみワインにはうってつけのワインなのではないでしょうか。

聞いてはいたけど手が出なかった。そんなあなたにお勧めします。

【値下げ速報】ローヌの愛すべき親子のヴィオニエ。

先日、アラン パレのヴィオニエを注文したところ、ヴィンテージ変更でこんなワインが届きました。

アントニー パレのヴィオニエです。

こちらが去年まで。似ているようで、ちょこっと違う。さて、どこでしょう。

 

先代のアラン パレが亡くなってから、だいぶ月日が経ちました。亡くなった当時、日本ではまだ伝えられていなくて、海外のニュースでアランが亡くなったと知った時は本当に悲しくて、涙が止まりませんでした。

ローヌで美しいシラーと、華やかなヴィオニエを作っていた奇才、アラン パレ。

今、吉澤ワイン商店でご案内しているのは主にヴィオニエのパストロウ。先代アランは、自身の持つローヌの至宝コンドリューの畑のヴィオニエを、南ローヌに枝分けして増やしていました。これがローヌのヴァルヴィニエール。これも、南ローヌとは思えぬ秀逸なヴィオニエなのですが、更にそのヴァルヴィニエールのヴィオニエをラングドックにまで枝分けしたのがパストロウです。アロマ系のヴィオニエを温暖なラングドックで育てると、香水の様にアロマがきつくなってしまう場合がありますが、パストロウはとてもエレガントで優しく香るくらいに留めてます。少しでも口に含めますと、その素晴らしさがわかってもらえるはずです。

葡萄と寄り添うプロフェッショナルは、畑を区画で分割するのではなく「この区画のこの辺の葡萄が特にいいな」とか「あの植木の周りの葡萄が良いワインになりそうだな」とか、そんな基準で自分の畑の葡萄を分別する変わり者。彼だからこそ、できた難易度の高い移植です。他では味わうことが出来ない、職人技。その全てを受け継いだアントニーに吉澤ワイン商店は今後も注目していきます。

(2009年、先代アラン パレと)

(2016年、現当主アントニーと同じポーズで)

アランが独創的なセンスで切り開いた【メゾン アラン パレ】は、彼の死後【ドメーヌ パレ】になりました。そして今年到着した2016年のものから【アントニー パレ】と名称が更に変更に。

引き続き、ラベルの端に小さく「アントニー&アラン パレ」とは書いてあるものの、いよいよ待ちに待ったアントニーの冠を被ったワインが流通します。しかも為替の影響か、2015年と2016年を比べてみると、かなりお値引になりました。この機会、是非ともお見逃しなく。

新しい挑戦に積極的な新しい当主の細かい情報は三幸蓮見商店さんのホームページからご覧ください。アランも面白かったけど、アントニーもなかなかの変わり者のようですが。

それでわ。

皆様からお預かりした義援金の寄付を致しました。

こんにちは。

本日、10月に始めましたチャリティー企画、
【カリフォルニア山火事被害支援へ向けたチャリティーワインセット】
に於きまして、チャリティーワインセットをお買い求めいただきました皆様からお預かりした義援金374ドルをCAWineStrongへ寄付いたしましたのでご報告させて頂きます。企画段階からたくさんの方にご協力いただきました。ご報告と共に御礼申し上げます。誠にありがとうございました。

企画は継続中です。今後ともよろしくお願いいたします。

カリフォルニアが元気を取り戻し、一刻も早く日常が訪れますように。

 

吉澤和雄

冬にお鍋と飲みたいワインのご紹介です。

こんばんは。

先日、青梅のブールバールさんから宴会コースに合わせたワインセレクトのご依頼がありまして、色々と考えて選ばせて頂きました。

ひとつひとつのお料理に合わせるのではなく、コース全体に合わせたワインで白赤各1本でとの事。

魚介系のカルパッチョから始まって、サラダ、キッシュ、ローストポーク、カレー鍋、などなど。

「どこ見てワインを合わせようかな?」ってくらいに幅広く。でも、やるからにはしっかりと合わせていきましょう。でも、ご家庭でお料理とワインを合わせる時って、得てしてそういうものだったりもするのだと思います。

カルパッチョに使う魚は仕入れによって変わりそうですが、季節がらブリとか来てしまうと赤で使えるものが限られてきます。サラダは今回はスルーしたとして、その次のキッシュがまた曲者です。卵とワインは基本的には合いません。豚の向こうにもっと手ごわいのが見え隠れしているんですけどね…。

あれこれ考え、結論。白はシュナン ブラン一択でした。カレーがどうしても目立つので、ピノグリとかゲヴェルツで行きたいなって事になりがちですが、脂の乗ったお刺身にアロマ系の白は飲みたくないなって。わがままな食べ合わせでも、広い懐でしっかりと受け止めてくれるシュナン ブランって葡萄はいつだってマリアージュの味方です。(逃げ道とも言いますが…。)卵の難しい味も受け流し、カレーのスパイスにも真っ向勝負!キレのある酸がそれを可能にしてくれます。

赤はカベルネ フランにしました。香りは控えめ、でも、重心の低い安定感。マットな果実味は主張こそおだやかですが、だからこそ相手を選ばず誰とでも一緒にマリアージュ。今回の様に、多種多様の対象とのマリアージュには欠かせない葡萄です。冬のお刺身でもオッケーなので、最初っから赤だけでも良し。赤から初めて、後半に白ってのもおすすめです。カベルネ フランで少し舌が麻痺したくらいで流し込むシュナン ブランはまた格別のはず。

 

【白ワイン】

ドメーヌ プティ メトリ / サヴニエール クロ ド ラマルシュ

蓮見ワインさんが輸入する、本格派のサヴニエール。

シュナン ブランは旨みと酸が特徴ですが、作り手のいよってバランスのとり方が異なります。

こちらのシュナンは淡白なものからスパイスを利かせたお料理まで万能に合わせてくれます。

なので、和食にとっても良く合います。特に、旨みの乗ってきた日本の冬の食材にばっちりです。

【白子・魚卵・蟹・海老・牡蠣・あんきも・豚の脂・寄せ鍋・キムチ鍋・カレー鍋などなど】と、良く合います。

 

【赤ワイン】

シャルマンワイン / シャトーシャルマン 尾白

山梨県北杜市白州で作られる、まぼろしのカベルネ フラン。

こんなに美味しいのに、なんでもっとメジャーにならないのか。答えはきっと白州が勝沼から遠いから。バイヤーさんが勝沼で買い付けして満足して帰っちゃうんじゃないかなって思ってます。日本ワインブームだからとか、なんとなくお洒落だからとか、売れそうだからとかって理由で育てられている日本の西洋品種とは段違いのこちらのフラン。樹齢が高いんです。なんでそんな古くからカベルネ フランなんか植えてたかっていうと、これには政治的なお話が絡んでくるのでありまして。昔に植えられたカベルネ フランの苗木が、白州の砂地とのミラクルな適性を示し、今まさにその恩恵としてこちらのワインが楽しめる。ありがとうございます、金丸信さん。あなたのばらまいた葡萄の苗木のおかげで僕たちは美味しいワインが飲めますよ。

カベルネ フランは自らが香りをよどませる代わりに、食材の香り(特にネガティブなもの)を抑え込んでくれます。秋から冬の美味しいものを食べるのにベストな赤です。

【魚介全般・青魚・脂の乗った鮭や鰤・青みの野菜・パプリカ・牛肉・羊・鍋料理などなど】と、合わせると面白いです。

 

さて、いかがてしたでしょうか、色々な方向性の料理の時に活躍するワイン、お気づきの方もいらっしゃるかもしれませんが、シュナン ブランもカベルネ フランも【おせちにも合います】よ〜

チェックボックスで検索する「好みで探す」以外にも、ページのあちこちにある、検索ツールで葡萄品種やお料理の名前を検索すると、お目当てのワインにすぐにたどり着けるかも。

ブールバールさん、宴会コースですが飲み放題では無いようです。でも、おなか一杯になって、ワインは美味しくて。それでおひとり5500円で楽しめるそうですから、この二本のワインが楽しめるってだけでも、かなりのコスパなんじゃないでしょうか。

 

今年も残りあとわずか。

寒さも厳しくなってきました。お風邪などおひきになりませんように。それでは。

店主 吉澤 和雄

コンビニ後払いで、良質なワインをお取り寄せ!

こんにちは!

この度、ジャックスペイメントさんと提携しまして、コンビニ後払いでのお買い物に対応出来る様になりました。

通常通りお買い物を進めて頂き、コンビニ後払いを選ぶだけ。商品と別に、ハガキタイプのご請求書が届きます。そちらをコンビニや金融機関にお持ち頂ければお支払い頂けます。

代引き発送の様にお届け時のお会計が要らないので、荷物が届いた時に髪がボサボサ…なんて時でも怖いもの無し!

少しずつ便利になっていく吉澤ワイン商店、今後ともよろしくお願い致します。

追伸 : 美味しいワインが色々と到着しております。なるべく急いでアップしたいと思います!

 

店主 吉澤 和雄

 

※手数料がそこそこかかるので、その一部(350円)はご負担頂いております。

※これまで通り、クレジットカードでのお支払いには手数料はかかりません。

 

☆【パンとワインのマリアージュを考える】

先日、吉祥寺EPEEさんでワイン会をしてきました。

EPEEさんは僕のワイン会のホームです。ここの店長だった時に始めたワイン会を、退職してからも続けています。

他のワイン会ではお料理とワインのマリアージュを考えますが、EPEEのワイン会はそこにパンが加わります。

お料理とパン、そしてワイン。洋風な食卓に常にありそうなそれらを三つ巴で。毎回、頭はぐるぐるです。

今回のテーマは「甲殻類。

はてさて。

エビを練りこんだ種を、更に練りこんだパンに甘エビのすり身を乗せたエビトーストでスタート。

こちらにはロウレイロ種など華やかなタイプのヴィーニョ ヴェルデを。見えにくいけど最初の写真の一番右です。今のEPEEの店長の優太郎さんが気に入ってくれたので何より。

甘エビも今の時期の小麦も甘いがキーワード。酸で合わせるのも良いですが、今回は追っかけフルーティで。エビにはトロピカル系のフルーツが良く合います。

薄っぺらい、がぶ飲みヴィーニョ ヴェルデも好きですが、たまには濃いのも良いですね。

スモークした中トロに酸味の効いたリンゴ、香り高い長谷川農産のマッシュルーム。

合わせたパンは、エビの出汁でこねた米粉のリュスティックにたくあんと青のり。一緒に食べると海鮮丼に。そんな無茶なパンはここでしか食べられ無いんじゃないかと。でもこれが食べると確かに海鮮丼に。

ワインはパスカル ランベールのシノン2010を。すいません、とっておいた最後の3本を持ち込みました。

柔らかく熟成したフラン、核となるマグロのスモークにちょうど良かった感じです。海鮮丼?に、無難に白で逃げずとも、全てを包み込むマットなフランの包容力。これを一度味わうと抜け出せません。世界的に、カベルネ フランが注目されているのも頷けます。

 

次に、ズワイガニのコロッケ。中にはキャビアと生の卵黄。ナイフを入れるとドロっと出てくるスタイル。パンは九条ネギと柚子の香りの鶏出汁フォカッチャ。の、とりあわせ。

ここでまさかの、料理の写真がないんですよね。ワイン会中は話してばっかで写真が撮れず…すいません。

ワインはもういっちょカベルネ フランを。トレンドって言ったらそれまでですが、相手を選ばないカベルネ フラン無くして、今回のコースは成り立ちませんし。今まではお料理とパンに合わせるばかりで、ワインの飲み比べ的なご案内はしていなかったので、今更ながら初の試み。

先ほどはマイルドピーマン系、今度は果実味系のフランを。ニューヨークのベデル セラーズ。

これもカチっとはまりました。果実味はたっぷりとしてますので、コロッケやフォカッチャなど、オイルを感じる食事には持ってこい。ただ、それだけだとキャビアと卵黄にぶつかっちゃうんですね。だからこそのフランという選択肢。

これからの季節、各種お鍋ですとか魚介料理だけど、赤が飲みたいって時には一押しです。カベルネ フラン。

ベデル セラーズ

 

料理のメインはロールキャベツ。中身はお肉ではなくてフォアグラと茄子、トランペット茸。下には仙台麩。

スープはオマール海老のコンソメを。パンは、牡蠣のミンチとジュ、そば粉を合わせた牡蠣のパン。見た目は黒パンかな?って見た目でしたが、食べると牡蠣そのもので。「このパン、売り場に並べても絶対売れないですよね」って神林さんとは笑い合い。

旨味と脂の塊を、食べきるためにご用意したワインはシュナン ブラン。ここで、フランスから持って帰ってきた自前のデキャンタの登場です。

ソミュール地方のヴァン ド フランス。レ テール ブランシュのやや甘口。やや甘口ですが、酸がパシッと。これがなくっちゃ食べられないよって組み合わせ。

今年最後のEPEEのワイン会だったので、大好きなシュナン ブランで締めました。

シェフの雄一さん、ブーランジェの神林さん、そして僕。今回は締めって事で頑張りすぎたかなって感想というか反省というか。

 

久しぶりに美味しいパンに触れて、パンってやっぱり面白いなって。

 

自分でワインショップやってるソムリエも少ないかもしれませんが、パン屋さんの店長もやってたソムリエってのもあんまりいなそうですし、今後はワインとパンのマリアージュをもっともっと探していきましょうかねって思ったのでした。

 

EPEEさんのワイン会、次回は来年2月の予定です。

ご案内行き届かず、ご参加いただけなかった方もいらっしゃいました。

予定が出ましたらもたこちらでも告知をいたしますので、ぜひぜひ。

 

※吉澤ワイン商店では、一緒にワイン会を開催して頂ける飲食店、パン屋さんを募集しております。お気軽にお問い合わせください。

お問い合わせフォーム

 

【途中経過のご報告】

前回のブログでご案内しましたカリフォルニアの山火事の復興へのチャリティ企画。

本当にたくさんの方のご協力をいただきまして、SNSで拡散することができました。

この場をお借りして感謝申し上げます。ありがとうございました。

義援金もまとまってきましたので、近日一回目の送金をしたいと考えています。

送金いたしましたらまたこちらでご報告させていただきます。

今後ともよろしくお願いいたします。

 

店主 吉澤和雄

 

 

 

☆【カリフォルニア山火事被害支援へ向けたチャリティーワインセットを販売します】

  

日頃より、吉澤ワイン商店のワイン通販をご利用いただきまして誠にありがとうございます。

カリフォルニアで起きた山火事に於きまして被害に遭われました皆様、ならびにそのご家族の皆様にお見舞い申し上げます。

一刻も早い復興をお祈りいたしております。

微力ではありますが被災したカリフォルニアのナパ、ソノマ、メンドシーノの復興支援になればとの思いから、チャリティーワインセットをご用意いたしました。

被害状況など、情報が錯綜する中、まだ早いとお声を頂くこともございましたが、店主がソムリエを始めるきっかけとなったカリフォルニアのワインの一大事である事、思い入れのあるワイナリーの消失などに伴い、気持ちを同じくしている方もいらっしゃるのではないかとの思いから商品化をするに至りました。

 

現在、各輸入元さんが現地の生産者とのコンタクトを図っておりますが、避難指示が出ている中で状況把握すら困難な状態です。

そんな状況でありながら、情報収集にご協力いただきました各輸入元のご担当者の皆様には感謝申し上げます。

今後とも引き続きよろしくお願いいたします。

 

吉澤ワイン商店としましては、以下をチャリティーワインとしての定義と致します。

①生産者が何らかの形で被害に遭われていること。

②お値引をせず定価(希望小売価格)で販売させて頂くこと。

③商品代金の約30%を義援金として寄付すること。

④カリフォルニアワインの生産者への支援、又、その地域のワインを取り扱う輸入元の支援として直結すること。

 

 

【被災地への送金について】

※送金しました日付、金額等に関しましては、ホームページ上でご報告する事をお約束いたします。

※義援金の送金先はナパ、ソノマ、メンドシーノが対象となっているCAWineStrongという団体が候補になっています。

※皆様からお預かりする大切な義援金です。送金先としてより良い受け皿をなって頂ける団体等が見つかりましたら、ホームページ上で告知の上、適宜ご報告させて頂きました上で最善の送金先を選択いたします。

 

【第1回寄付金送金 374ドル 2017年12月6日】

 

【商品について】

ガーギッチ ヒルズ / ジンファンデル & ヒュメ ブラン 12800円【送料無料】

ご注文ページへ

※3840円が義援金として寄付されます。

 

シルヴァラード / カベルネ ソーヴィニヨン & シャルドネ 11300円【送料無料】

ご注文ページへ

※3390円が義援金として寄付されます。

 

ブロック セラーズ / ジンファンデル & カリニャン 9200円【送料無料】

ご注文ページへ

※2760円が義援金として寄付されます。

 

【その他の事項について】

※チャリティワインセットは今後商品が増えていく可能性がございます。

※商品の在庫に関しまして、一定数確保できてはおりますが万一在庫が不足してしまった場合は、代替え商品のご提案をさせて頂きます。

※送料は無料になりますが、チルド料金や代引き手数料などはご負担いただいております。

※ギフトラッピングはご対応いたしかねます。

※チャリティワインセットの販売期間は未定です。

【リアルワインガイドに載りましたよ】

少しだけ、小さく小さく。

広告なんですけどね。少し前のお話ですし。でも、後から聞いたら広告を出したい人が全員出せる雑誌でもないらしいので、それはそれで。

自宅に届いてそろそろ一か月。届いてすぐに自分のページを確認→お蔵入り。ドタバタが少し落ち着いたのでちょっとずつ読み始めました。今回もきわどいとこまでズバズバ書いてあるなって。

ワインの保管についてとか、ワインを飲んだり売ったりする人にとっては、立ち読みでも記憶に残りそうな内容です。日本なら加湿器無くても大丈夫だよって部分にはとても共感。うちのセラーも運用しながら色々と試していましたが、空調で温度をコントロールしてても、湿度ってなかなか下がらないもので。加湿器も用意してますが、スイッチを入れなくても湿度が60%を切ることはありません。せっかく買ったので加湿器も使ってるんですけども。

 

そんなこんなで、先月の終わりにリアルワインガイドの編集部に遊びに行ってきました。

当然、そこには徳丸編集長と斉藤さんがいるわけで、話す内容はやっぱりあの酒屋さんが良いだとか、あのインポーターのワインは売っちゃダメだとか。でも、一番長かったのは某ラーメン屋さんの味が落ちたぞってお話で。

ともあれ、吉澤ワイン商店としましては、そのうち旨安ワイン大賞にエントリーできるかもよって可能性を頂いた事は、今年の大きな大きな事件です。だって、紹介したいワインがうちのセラーにはたんまりとあるのですから。そう、床が抜けそうなくらい。

店主 吉澤和雄

 

↓最近紙面で良く見かけるやつです。ACブルは売り切れてしまいましたのでまた来年。

  

ランディングページが作りたい。

と、思いました。

インターネットでワインを販売するぞと決めてから、色々と試しながら、色々と変更しながらやってきました。

でも、なかなか思うように表現できず。目を見てお話し出来ないから、迷われてる方がどこで悩まれてるのかが分からないから、これでいいのかな?って不安が消えません。

だから精一杯、僕たちが何でワイン屋さんをやってるのかって事をきちっとお伝えできるように、トップページを作りこもうと思ったのです。今更ながら。で、ここの所はそのお勉強の毎日です。アップしないといけないワインが文字通り山積みなのですが。

目標は年内。がんばってまいります!

そして、永らく欠品しておりましたワインが到着。ドメーヌ クードレのプティ ヴェルドーです。

開けて飲んで、これと言って高級感は無いんです。でも、面白い、良いワイン飲んだなって思って頂けるワインだと思います。

それゆえ、レストラン向け卸しでソムリエさん達からリピートが多いワインです。

ご興味ございましたら是非。

【キンモクセイは咲きましたか?】

雨上がりの夕暮れに、どこからともなく香って来たり。「あ、もうそんな季節になったのね」と。僕の住んでいる青梅は今、キンモクセイが満開です。この時期、どうしても飲みたくなるワインがありまして。

アラン パレのヴィオニエです。

アランのお家のヴィオニエはとっても香りが良いんです。きつすぎない、ふんわりとした優しい香り。アロマがきついヴィオニエもたくさんありますが、アランの畑のヴィオニエはキンモクセイの木を通り過ぎた時の余韻に似た、後ろ髪を引かれる香り。

北ローヌの最高の白、コンドリューの畑から枝分けして増やしたのがヴァルヴィニエールというローヌの白。そしてこのパストロウはそこから更に南仏ラングドックに枝分けされたヴィオニエです。

ルーツを辿ればコンドリュー。コンドリューと比べたらそれは可哀想ってもんですが、でも、お値段はだいぶ違いますし。で、ごめんなさい。コンドリューは今、欠品中なのです…。

ワイン用の葡萄は色々ありますが、品種によってワインにするノウハウはみんな違います。コンドリューでヴィオニエを極めたアラン、そしてアランから全てを受け継ぎさらに進化を続ける息子のアントニー。キンモクセイが香る時、僕の頭にはアランとの思い出が蘇ります。

お料理との相性をあれこれ考えてマリアージュを探すのも良いですが、その時にお庭に咲いているお花の香りからマリアージュを見つけてみるのはいかがでしょうか?

https://chaiyoshizawa.com/frb0000515/

ワイン会のご案内

本日は西国立の無門庵さんでアメリカのワインと和食のマリアージュをテーマにしたワイン会でした。アボカドを乗せたサーモンにニューヨークのカベルネフランを合わせてみたり、天ぷらとジンファンデルの不思議なマリアージュも好評でした。
ご参加の皆様には色々とご質問なども頂き、僕も楽しませて頂きました。ありがとうございます。

以下、今後のワイン会の予定です。

 

9/20(水)河辺 ブールバールさん
ワイン会「親子」
会費5000円(税込)19:00スタート
ご予約受付:0428-84-0342

 

9/27(水)小作 ラ ベットラ 1965さん
ワイン会「ワインと料理で楽しむ会」
会費5000円(税込)19:00スタート
ご予約受付:042-511-6951

 

10/24(火)羽村 ガレリア ルチェンティさん
ワイン会「テーマ未定」
会費5000円(税込)時間未定
ご予約受付:042-578-9746

 

10/25(水)吉祥寺 EPEEさん
小麦とぶどうとシェフの夜「甲殻類」
会費6500円(税込)19:30スタート
ご予約受付:0422-72-1030

 

地元開催も増えてきました。
美味しいお料理は各お店のシェフにお任せして、僕は美味しいワインをあれやこれやとご用意します。

平日ですがご予定が合う方いらっしゃいましたら是非とも

吉澤和雄

夏季休業のご案内

日頃より、吉澤ワイン商店をご利用いただきありがとうございます。

誠に勝手ながら、9月の1日より5日まで夏季休業とさせていただきます。

サイト上でのご注文は休業期間中もお受け付け致しておりますが、発送業務は6日からの再開となります。

ご不便おかけいたしますが、何卒よろしくお願い申し上げます。

店主 吉澤和雄

こんばんは。

【新商品到着です】
【そして近日ついに!】
【今月は新規会員登録で1000ポイント!】

写真を撮りながら、自分で飲めたらどれだけ幸せだろうなって考えてしまいます。でも、お仕事お仕事。

上の段の6本はホームページにアップしましたが、写真が追いつかず。この写真が本当に在庫してるよって証拠になれば……と、思ったんですが画像が荒すぎて見えませんね。すいません。
下の段は品切れになっていましたドメーヌ デザムリエのスザンヌの白が入ってます。

酒屋を初めて2年と少し。開業前に目標に据えた事がひとつありました。それは、とあるワインを仕入れる事。5年10年かかったとしても成し遂げるのだと心に決めたそのワイン、もちろん数量は限定ですが輸入元さんからオファーを頂く事が出来ました。皆さんに感謝!

広く告知するのは怖いので、まずは会員の方にメールですとかでご案内出来たらと思っています。

今後とも吉澤ワイン商店をよろしくお願い申し上げます。

吉澤 和雄

http://chaiyoshizawa.com/category/item/importer/finesse/

はじめまして。

皆さん、はじめまして。吉澤ワイン商店と申します。

2017年5月4日正午、ワインのショッピングサイトをプレオープンという形でスタートする事になりました。

今後、お時間を頂きながらではありますが、商品の追加やページのリニューアルを進めて行きたいと思います。

5月中は新規会員登録をして頂いたお客様に、すぐに使えるポイントを1000ポイントをお付けしております。お試し頂く際に是非ご利用下さい。

よろしくお願い致します。

 

店主 吉澤 和雄