【ビオディナミ誕生100周年!】

1924年の6月、人智学を探求した哲学者のルドルフ・シュタイナーさんが、「農業講座」の中で提唱し、この世の中にビオディナミと言う概念が誕生してからちょうど100年。ちょうど100年ですが、世の中がお祭り騒ぎになっていない事に不思議を感じる方はいらっしゃいませんか?

 

「ビオ」と単語は既にワイン業界では知らない人はいないくらいに浸透していますから、もう少し話題になっても良いのかなと思うのですが、ビオワインを飲むこと、売ることに興味がある方は多くても、ビオディナミの農法自体にはあまり興味がない方が多いんですよねきっと。

 

それもそのはず、ルドルフ・シュタイナーさんが提唱したビオディナミは、宇宙の話、占星術、妖精さんの介入、4つのエレメント等、実態のつかめない要素がたくさん含まれていて、それを実践するにはそれこそ自分が妖精さんと直接会話でも出来ない限り実現不可能な状態。しかもその翌年、1925年3月にシュタイナーさんお亡くなりになります。謎が謎のまま、農業の効率化を目指したナチスドイツが取り入れようとチャレンジしますが、謎が謎を呼び「こんなの非効率でやってられるか!」と、ビオディナミだけでなく人智学自体も封印されてしまいます。なので、100年前の段階ではビオディナミって概念は生まれましたが、シュタイナーさん以外にはチンプンカンプンな状態だったという事で。

 

そして時は流れ、ついに現れるのですね、シュタイナーさんが遺言の様にこの世に残していったビオディナミ農法を実践する方が。その名はマリア・トゥーンさん。彼女は「そのままでは何をやったら良いかわからないから、仮説を立てて手あたり次第やってみるか作戦」で次々と正解を導き出します。

 

人智学というオカルト的ともとられかねない哲学者の提唱した農業の仮設を、農業の専門家として、他の農業家が見てもわかりやすいように定義付けしていきます。ただ、シュタイナー農法とも呼ばれるビオディナミを言語化できても、なんでそんな事をすると効果があるのかって所を説明しようとすると、妖精さんのおかげでとか、そういった事も平気で盛り込まれますから、これが広く浸透するには至らなかったのが現実です。

 

でも、マリア・トゥーンさんが「シュタイナーさんが言いたかったのはこういう事かもよ」って事でまとめた、ホメオパシーの考え方と、種まきカレンダーと呼ばれる月の満ち欠けと共に行動するという部分は、現在のビオディナミに無くてはならないものとなっています。と言うか、マリア・トゥーンさんが不屈の闘志でルドルフ・シュタイナーさんが残した謎を長い年月かけて解明しなければ、現代でビオディナミ農法なんて誰も実践できなかったんじゃないかなって思うくらい。

 

で、ここで問題になるのは、農業におけるビオディナミと、ワインにおけるビオディナミは必ずしも一致しないという事なのですが、ややこしくなるので一旦そこは置いといて。

 

僕は、ビオディナミのワインの中には好きなものも苦手なものもありますので、ビオワインなら何でも大好き!って方にはワインをご紹介する資格がないって思っていまして、お店の中ではビオディナミについてあまり触れないようにしているのですが、先日目にしたオルヴォーさんのワイン説明にマリア・トゥーンさんのお名前をみつけてしまい、懐かしくなって少し書いてみました。

 

ビオでもビオじゃなくても、ワインは美味しければ何でも飲みますし、輸送と保管の状態が良ければ、世の中のワインはだいたいが美味しく楽しめると思っているのが僕ですが、ビオの良い所はその豊富な要素を、何物にも邪魔されずにストレートに楽しめるところかなと。

 

「人って7年周期で体を完成させるから、63歳でその頂点を迎えるよね」が持論のルドルフ・シュタイナーさん自身が63歳の時に提唱し、正解の無いなぞなぞの様にこの世に残したビオディナミは、マリア・トゥーンさんが仮説を立てて試験を繰り返し、ある程度の言語化に成功した後、ワイン業界では何人もの「ビオディナミの神様」が現れては更なる仮説を立て取り組み、信じる仲間に伝えられ今に至ります。なので、派閥的なものが生まれ、師匠によっては解釈が異なるというのが現実です。

 

まだ、100年しか経っていませんし、今の一般的なビオディナミがルドルフ・シュタイナーさんの伝えたかった正解かなのか、はたまたマリア・トゥーンさんがそれを再現出来ていたのか、ひょっとしてマリア・トゥーンさんはルドルフ・シュタイナーさんを当時既に超越してしまっていたのではないかとか、考え始めたらきりがないですし、その辺はがワインよりも面白い可能性がある神秘的な領域なのですが、僕の人生の残り時間ではそれを探求するには短すぎてしまうので、あまり深くに足を踏み入れないように気を付けています。面白過ぎて、止まらなくなるのが怖いんです。

 

美味しいワインを飲んでるくらいが丁度良いですよね。どうか皆様もお気をつけて。

 

誰得だよってお話ですが、僕の備忘録もかねて。

 

ビオディナミやシュタイナー農法、マリア・トゥーンの活躍が気になって眠れないよって方の為に、僕がビオディナミについて一番理解する事が出来た、植物の気持ちがわかる大学教授 板野肯三先生のYoutubeチャンネルのリンクを張っておきますね。

【KOZOの超植物チャンネル】

https://www.youtube.com/@kozo_itano

ここから先は沼ですからね、自己責任でお願いします。

【3月29日~4月2日】出荷お休みいたします。

日頃より、吉澤ワイン商店をご利用いただきましてありがとうございます。

誠に勝手ながら、3月29日~4月2日の間の出荷作業をお休みさせて頂きます。

 

3月27日までにご注文頂いたワインは、最短で3月28日に出荷可能です。

4月3日より出荷作業再開となります。

 

※4月1日の土曜日の直売所もお休みです。

期間中ご不便お掛け致しますが、よろしくお願い申し上げます。

 

吉澤ワイン商店

代表 吉澤和雄

【年末年始のご配送について】
12月30日までにご注文頂いたワインは、12月31日に発送します。
関東近辺の方には、元日にお届け可能です。その他のエリアの方は天候の具合にもよりますが、1日午後2時以降、2日以降等、配送をお願いしているゆうパックさんの規定によってお届けに要する時間が異なりますのでご注意ください。
※システム上で日付がご指定頂けない場合は、カート画面の備考欄に到着希望をご記入ください。

※大雪等、天候上の理由によりご希望に添えない可能性もございます。ご了承ください。

1月1日から4日までは出荷作業お休みとなります。ご不便をおかけいたしますが、何卒よろしくお願い申し上げます。

それでは皆様、よいお年をお迎えください。

本年もありがとうございました。また来年もよろしくお願い申し上げます。

 

代表 吉澤和雄

【GW中の出荷について】

日頃より、吉澤ワイン商店をご愛顧頂きましてありがとうございます。

ゴールデンウィーク中のご配送のスケジュールについてご案内致します。

5月3日、4日のみ出荷作業をお休みさせて頂きます。ご迷惑をお掛け致しますが、ご理解の程よろしくお願い申し上げます。

システム上、商品のご到着日のご指定は【5営業日以降】に設定させて頂いておりますが、平常時と同じく、日付のご指定が無ければ最短でお届けさせて頂いております。混雑時には例外もございますが、目安は2〜3日後のご到着となります。

システム上ではご指定頂けない日時でのご指定が必須な場合は、備考欄にご希望をお書留頂きます様お願い申し上げます。

5月4日、5日(遠方からのご注文の方は5月3日含む)をご当着日にご指定頂く場合、直近の出荷日に出荷作業のお休みを頂いている為、追加料金はかかりますがチルド便のご指定を頂く事をお勧め致します。

尚、別荘への直送等、ご登録頂いたご住所以外へのご配送先はカート画面からご指定頂けます。

ご不明な点がございましたら、お気軽にお問い合わせください。

お問い合わせ

よろしくお願い致します。

 

吉澤ワイン商店

代表 吉澤和雄

【ウクライナワインのチャリティ販売を始めます】追記有。

※たくさんのご注文頂きましてありがとうございます。一部、完売となった商品もございますが、在庫がある商品のみ表示されるようになっています。

完売した商品に関しましては、随時追加をしてまいりたいと思っております。

輸入元のヘルムズさん直営のヴィノ ピオネールさんでも受注されています。そちらも是非ご利用ください。

⇒その後、国内在庫が非常に少なくなり、ヴィノピオネールさんのホームページでの通信販売も休止となっています。

 

今後ともよろしくお願い致します。 店主 吉澤

 

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吉澤ワイン商店は戦争に反対します。

ロシアの侵略により被害を受けている方が、一刻も早く平穏な生活を取り戻せる事をお祈りすると共に、謂れのない攻撃によりお亡くなりになられた方にお悔やみを申し上げます。

何かをしたいと思っても、何をしたら良いのかが思い浮かばず思案を巡らせている時に、復興と人道支援に充てられるという在日ウクライナ大使館の募金が始まった事をきっかけに、ウクライナワインのチャリティ販売をしようと思い当りました。

お問い合わせも多い時期だったかと思いますが、ウクライナワインを輸入されているヘルムズさんに迅速に対応して頂き、3月5日より販売出来る事となりました。

ヘルムズのご担当のアンナさんはウクライナの方でした。とても元気な方で、ウクライナのワインの魅力を僕に教えてくれました。

 

利益は全て寄付をさせて頂きます。⇒2022年4月1日から利益の一部(約3割)に変更となります。

今回販売するヘルムズさんのウクライナワインの売り上げの中からコスト(人件費除く)を引いた利益の全て(⇒2022年4月1日から利益の一部(約3割)に変更)を寄付金として、在日ウクライナ大使館の口座に振り込みます。

【口座情報:三菱UFJ 銀行 広尾支店 047 (普通)0972597  口座名義 エンバシーオブウクライナ】

 

寄付金振り込み状況

2022年3月9日 第一回寄付金振り込み

3月5日~3月7日売上分の寄付金、34,920円を振り込みました。

2022年3月15日 第二回寄付金振り込み

3月8日~3月10日売上分の寄付金、35,625円を振り込みました。

 

2022年3月23日 第三回寄付金振り込み

3月11日~3月22日売上分の寄付金、112,395円を振り込みました。

 

2022年4月1日 第四回寄付金振り込み

3月23日~3月31日売上分の寄付金、12,690円を振り込みました。

 

2022年5月10日 第五回寄付金振り込み

4月1日~5月9日売上分の寄付金、21,329円を振り込みました。

※第五回より利益の全額ではなく、利益の一部(約3割)を寄付させていただいております。

 

※2022年5月10日現在、当店が皆様からお預かりし寄付させて頂きました金額の合計額は216,959円となっております。ご参加ありがとうございます。

※次回以降も振り込みが完了しましましたら、入金を証明できる画像と共にこちらに順次記載します。

 

対象商品

対象のウクライナワインはこちらからご覧頂けます。

https://chaiyoshizawa.com/category/item/origin/ukraine/

 

実施期間(3月23日追記)

2022年3月5日~2022年3月31日

今回のチャリティー販売にご参加いただいた皆様に感謝申し上げます。

また、SNS等での告知をシェアして頂いたり、ご感想の投稿をして頂いた事により、大変たくさんの方に知って頂く事が出来ました。ありがとうございました。

そして、大変お忙しい状況の中で貴重なウクライナのワインを供給を継続して下さいましたヘルムズさん、ありがとうございます。今後ともよろしくお願い致します。

 

2022年4月1日以降の対応について

4月1日以降当面の間、利益の全額ではなく利益の一部(約3割)を寄付させていただく形で、販売を継続致します。

輸入元のヘルムズさんとも協議した上で、チャリティーで想いを届けるのと同じくらい、日常のワインとして販売を継続する事が、将来的な日本でのウクライナワインの普及にとっては一番なのではないかと考えた結果です。

ウクライナのワインの素晴らしさを知って頂き、飲んで頂く事自体が復興に向かうウクライナの支援になると信じています。当店からの直接的な寄付だけでなく、当店がヘルムズさんからワインを購入する事により、ヘルムズさんからウクライナへの寄付も継続されています。

輸入の再開は、戦争が終わった先になる見通しです。再開までは限られた国内の在庫のみのお取扱いにはなりますが、在庫が終了する前に、輸入再開となる事を祈るばかりです。

当店で扱っていないラインナップも、ヘルムズさん直営のヴィノ ピオネールさん(リンク有り)でお取扱いがございます。

是非そちらもご覧ください。

⇒その後、国内在庫が非常に少なくなり、ヴィノピオネールさんのホームページでの通信販売も休止となっています。

 

チャリティー販売を機に、気に入って頂けたワインなどございましたら、末永くご贔屓のほどお願い申し上げます。

 

吉澤ワイン商店

代表 吉澤和雄

【2015年のブルゴーニュとボルドーのワインが美味しい理由】

ブルゴーニュもボルドーも、2012年から継続して影響していたミルランダージュという結実不良が続いていました。花ぶるいとも呼ばれるこの症状、病気的な扱いにはなりますがワイン用のブドウにとってはポジティヴに影響します。

萌芽や受粉のタイミングがずれる事で、早めに育つ果実が現れ、後から育つ果実が膨らむスペースが無くなり、小さな実のまま熟すのです。結果的には大きな粒と、小さな粒が混ざった房となります。通常の房よりも小粒が多いと言う事は、液体に対して皮の量が多くなると言う事。

これは、本来であれば良いお天気で太陽をたっぷり浴びる事で、その紫外線から果実(の中の果肉と種子)を守るため、果皮が厚くなることで得られる効果であり、ブドウを絞った時の果汁に対して皮が多いと言うのは、ワインになった時のタンニンの量を左右します。で、そのタンニンは風味的な要素となるだけでなく、抗酸化作用となりワインがゆっくりと熟成する為に必要な要素にもなるんです。

根により地中から吸い上げる養分に限りがあるとするならば、果実が小さい事でその果汁に貯め込まれるミネラルの量も多くなり、樹上の房を減らし収量を制限するのと同じような効果もあると仮定されます。

もう、良いことずくめなんですね。

でもその反面、小粒であるという事は果汁の液量が減る事でもあり、出来るワインの量が減れば売り上げに直結しますから、造り手としては少し頭を悩ませる要素でもあります。

しかし、2015年は全体的な収量も多く、その心配もありません。

そして更に2015年がそれまでの数年と圧倒的に違った要素として、極度の乾燥があげられます。雨が降らなかったんですよね。フランスでソムリエをする友人が「カズさん、今年はやばいです。雨が降りません。このままいくと最高のワインになるかも知れません」と興奮気味に電話をかけて来たのがまだ夏前。

そこから「まだ降りません」「まだ降りません」と頼んでも無いのに楽しそうに連絡をくれて、現地のワイン関係者の興奮を年間通して感じる事が出来たのがついこの間の様です。

結果的に収穫を迎える秋まで乾燥は続き、春からずっと良い条件が揃っていたので生産者はしっかりと準備をし、生涯の全てを注ぎ込み素晴らしいワインを造るのだと意気込んだ人も多かったのでしょう。

全ての好条件がそろった2015年、すぐに飲んでもそのポテンシャルの高さは全ての飲み手に伝わるものでしたが、そういった最良のヴィンテージの特徴のひとつは「長く熟成に耐える」事でもありますから、熟成が徐々進んできた今、その楽しみい方は広がる一方なのです。

その後、ブルゴーニュは2017、2018、2019、2020年、ボルドーは2016年、2018年、2020年とタイプは違えど良い年が続きました。断続的な良い年のスタートラインであった2015年が、ひとまずの飲み頃を迎えつつあります。

これ以上熟成すると、お値段もとめどなく上がっていきますから、手に入れるのはお早めに。

 

【年末年始の配送について】

【追記】

報道にも有ります様に、天候不良の影響が出始めています。

ご希望通りにお届け出来ます様に、なるべく早く出荷する様に致しますが、万一遅延などがありました場合はご了承願います。

お荷物が届かない等のトラブルがございましたら、出荷完了時にお送りするメールに記載の伝票番号からご確認をお願い致します。

※下記リンクから、郵便局の追跡サービスがご利用いただけます。
https://trackings.post.japanpost.jp/services/srv/search/

 

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日頃より、吉澤ワイン商店をご愛顧頂きましてありがとうございます。

2021年も残すところあとわずかとなりました。

年内は12月28日までのご注文で、年内までにご自宅へのご配送を承ります。

年明け、元日も土曜日なので営業致しますので、12/31までにご注文頂けましたら、1月1日に出荷が可能です。

ゆうパックさんの混み具合にも寄りますが、関東周辺までは最短で1月2日午前にはお届け出来る事になります。

※ 1月1日納品ご希望の方は、12月28日までのご注文お願い致します。

※ システム上は年内の日付指定が出来ません。年内及び1月1日までの配送ご希望の方は、ご注文時にカート画面の備考欄にご希望の納品日をご記入お願い致します。

コロナの行方が不透明な年越しとなりそうですが、どうぞ皆様、美味しいワインでご自愛くださいませ。

2022年になりましても、吉澤ワイン商店をご愛顧のほど、よろしくお願い申し上げます。

 

吉澤ワイン商店

店主 吉澤和雄

【チルド便か常温便かで迷ったら】

書いてたら長くなっちゃったんで、最初に結論を書きます。

 

商品ページに「チルド便必須」って書いてないワインが、常温でも大丈夫だって事では決してありません。

本当に美味しいワインが飲みたい方には、3月から11月の間はチルド便をお薦めします。強く強く。

2023年は12月も暑い日があるみたいなので、気温が16度を超えていたらチルドもご検討下さい。切に切に。

※16度で再発酵(状態変化)してしまうワインがあるんです。

 

夏場に常温で輸送したワインと、チルド便で輸送したワインの味わいに差が出るとしたら、皆さんはどちらをお選びになりますか?

「吉澤ワイン商店さんで買ったワインを、近所のスーパーで見つけたので買ってみたら味が全然違いました」ってお声を頂くことがあります。

明るいお店に並んでいるワインは、保管温度だけでなく太陽光や照明(LED含む)の紫外線で味わいが破壊されているものも多いので、輸送温度だけでそれを語る事は出来ませんが、僕はどうせ飲むなら美味しいワインが飲みたい派です。

 

亜硫酸が添加されないワイン等の、状態変化に対してリスク(主に再発酵)のあるワインに関しては、商品ページ内で「チルド便必須」と指定させて頂いております。それ以外のワインに関しまして、ご判断は難しいかとは存じますが現状お客様のご判断にお任せしております。

樽、タンニン、糖、亜硫酸などの状態変化に抗う要素がワインには含まれています。例えば、何℃ならば再発酵しないのかという議論も広く行われますが、ワインに含まれる酵母の活動温度帯や、残糖の量によってもまちまちなので、一概にこれといった基準がありません。

 

お届け先と当店の距離、お届け先と郵便局の位置関係や、ドライバーさんの周回ルートによってもリスクは異なります。

吉澤ワイン商店で販売しているワインは、輸入時の赤道でのダメージを回避できている(と、信じています)ので、そうでないワインよりもワインの体力は強いと思っていますが、これは精神論みたいなものでもあるので、あまり参考にはならないですし…

あとは、お客様がご購入後にすぐに飲まれるか、何十年と寝かせるかという事も判断基準になるかと思います。輸送で受けた過熱によるダメージは、その後にワインセラーで保管をしても回復する事はありません。徐々にその傷を広げていきます。

なので、私でしたら例えば半年以内に飲んでしまうようなデイリーワインでしたら、夏場でも常温で取り寄せるかもしれません。とっておきのワインで、しばらく寝かせておきたいと思っている場合ならば、少しの追加料金(当店では追加料金の内、660円のみご負担頂いております)で、安心が担保されるのならば迷わずチルド便を選択します。

 

「チルドだと温度が低すぎる!」っておっしゃる方がいる様なのですが、ゆうパックのチルドはガチガチの冷凍便ではありません。冷蔵温度帯(0~5℃)という事になっています。ちなみに黒い猫のマークのクール便も0~10℃なので、その辺のリスクは変わりません。

ひとつ気を付けて頂くとすれば、雨の日など湿度が高い日にチルド便が到着した場合にはすぐに箱を開けて頂いて、温度上昇による結露でラベルが濡れてしまわない様に気を付けて頂ければと。

某有名ワインスクールの先生が「ゆうパックのチルド便はやめましょう」って言ってたらしいんですけど、これはもう営業妨害以外の何物でもありません。そういう先生に教わってしまった生徒さんは、急いで忘れてしまいましょう。

 

 

と、言いつつも当店が他の宅配便では無く、青梅郵便局さんのゆうパックを選んだ理由は常温の配送が他社さんよりも優れていると思えたからでもあります。

①最終的にお客様のお手元まで運んでくれる配送トラックが小型である事がメリットのひとつ。たくさんの荷物が積めないので、常温の荷物が荷台に載っている時間が短くなる可能性が高くなります。

②私たちが契約する青梅郵便局は東京の西の端のターミナル局となっており、集荷されたワインは直接大型のトラックに積み込まれ、積み下ろしの回数が最小で済みます。

③元々国のお仕事だったからか、青梅郵便局で一時保管されるスペースが夏場にエアコンが効いていました。(2015年の当店開業当時のお話です)他の宅配便の集荷された常温の荷物を扱うスタッフの皆さん、袖もズボンもまくり上げて汗だくのイメージありませんか?それと比べたらワインにとっては天国と地獄の差です。

④いつぞやのリアルワインガイドさんの特集で、常温の荷物に履歴の取れる温度計を忍ばせて輸送して、輸送中の温度変化を調べるという企画がありました。何回か同じような企画をやっていたかと思うのですが、僕が見た回はゆうパックさんが一番温度が安定していた様に記憶しています。

⑤最後に付け加えるとすれば(これはエリアによっても違うとは思うのですが)飲食店のソムリエをしていた当時から、色々な運送会社の方にワインを運んできてもらいましたが、ゆうパックさんは輸送中の破損が少ない印象です。大きいトラックだと、ついつい箱を投げてしまうんですかね、年に一回くらいワインが割れてしまって届かないことがあるんです。

 

以上の理由により、夏場でも場合によっては常温で大丈夫とは思いながらも、リスクがゼロとは言えませんので吉澤ワイン商店としましては気温が16度以上になる可能性が高い「3月から11月はチルド便推奨」という事にしています。

当店で扱うワインの多くは亜硫酸(SO2)の添加の少ないワインが多いです。そういったワインは、一度劣化してしまうと二度とその風味や味は元に戻りません。耐性が弱いワインは、16度でも劣化します。これはもう個体差で、厳密にどのワインが何度で劣化するかなんて誰にも分らないのです。

 

「まだ4月だし、気温が18度だし、ワインセラー17度で設定するレストランもあるんだからチルドじゃなくても大丈夫かな」ってご意見は理解できます。でも、世の中に溢れる「微妙に劣化してる美味しくないワイン」は、そういった価値観から生まれているのかもしれません。

 

お客様の選択の自由を尊重しているようで、半ば強制するような内容となってますがご了承ください。

 

ご利用ガイド】にもございますが、常温便輸送時の熱劣化(主に再発酵)は返品対象外とさせて頂く場合もございます。また、チルド便必須の商品を常温便でご希望の場合は、追加料金を頂くかキャンセルとさせて頂きますのでご了承ください。

【オリンピック・パラリンピック開催による配送への影響について】

日頃より、吉澤ワイン商店をご利用いただきましてございます。

オリンピック・パラリンピック開催期間中に交通規制が行われる影響で、平常時よりも出荷からお客様のお手元にお荷物が到着するまで時間がかかる可能性がございます。

対象期間
(1) オリンピック期間 7 月 19 日(月)~8 月 9 日(月)
(2) パラリンピック期間 8 月 24 日(火)~9 月 5 日(日)

詳しくは、下記リンクの日本郵便さんの資料をご確認下さい。

ゆうパック公開資料

 

青梅市も東京都なので、他県から東京への配送よりは影響が少ない模様ですが、ご心配なお客様はチルド便のご利用もご検討頂くなどの対策をお願い申し上げます。ゆうパックのチルド便と常温便の違い、他の運送会社さんとの違いなどを以下にまとめました。

チルド便か常温便かで迷ったら

 

吉澤ワイン商店

代表 吉澤

【6月5日に直売所がオープンします!】

小売免許の取得に結構時間がかかってしまいましたが、税務署の方にご連絡した所、対面販売が可能になった事が確認出来ました。

ここまで来るまでに、支えて下さいました皆さんにまずは感謝を。ありがとうございます!

商品はほとんどホームページと同じですが、中にはまだ登録出来てないものなどもございますし、アウトレットのセール品などもご用意する予定ですり

対面販売の営業時間は毎週土曜日の14:00から19:00

密な状態を避けるため、一度に4名様までのご入店に限らせて頂きます。滞在時間30分単位でご予約頂く事も可能です。ご案内はご予約の方が優先となります。

ご予約はインスタやFacebookのメッセージ、又は下記メールアドレスにて承ります。

info@chaiyoshizawa.com

これから商品に値札を付けたり、箱を開ける事すら出来ていないワインを並べたり、大好きなデザイナーさんと進めているオリジナルの手提げ袋に至っては、やっとデザインが決まった所で完成するのは2ヶ月ほど先になりそうですが、何卒温かい目で見てやってくださいませ。

【以下、諸々ご案内です】

ホームページではクレジットカード、銀行振込、代引きのみでの決済でしたが、店舗の方では各種電子マネーもご利用頂けます。全国への発送も承ります。

店内全てがワインセラー(Chai)です。夏場などは薄着でご来店頂くと寒いのでお気をつけて下さい。

ワインを紫外線から守るため店内に窓がありません。換気は24時間換気システムで行い、ウイルスに強く、防臭効果のあるというダイキン社のストリーマ加湿器を運用しています。ダウンライトにはUVカット処理をしています。

入店時のマスクの着用、アルコール消毒、消毒済みのスリッパへの履き替えにご協力お願い致します。

無いとは思いますが念のため。お店が小さいのでお花を置くスペースがございません。そのお気持ちだけで飛び上がるほど喜びます。

圏央道青梅インターより車で5分。新青梅街道ですと、青梅市に入ってすぐの右側。電車ですと青梅線の小作駅が最寄りではございますが、結構歩く所にございます。ワインを愛する皆様のご来店を心よりお待ちしておまりす。

 

吉澤ワイン商店

東京都青梅市新町2-40-9

https://chaiyoshizawa.com

090-9304-5276

【年末年始の出荷について】

こんにちは。

日頃より、吉澤ワイン商店をご利用頂きまして誠にありがとうございます。

コロナ禍に於ける新しいワインライフの定着と共に過ごした2020年が、間もなく終わりを迎えます。皆様いかがお過ごしでしょうか。

迎える年が、皆様にとって明るいものとなります様に、心より願っております。

さて、年内の出荷スケジュールですが、日付指定の無いご注文に関しましては、【12月29日】までのご注文に関しましては、12/30に出荷させていただきます。

年末年始、日付けのご指定が必要なお客様は、カート画面の備考欄にてご希望をお申し付け下さい。最大限お応え出来ます様に手配致します。

※天候等の理由により、通常よりも配送にお時間がかかる可能性もございます。万が一ご要望にお応え出来ません時には、何卒ご容赦賜りますようお願い申し上げます。

 

年明けは、【1月2日】より出荷作業を再開致しますが、ご注文数が集中した場合、通常よりも若干出荷までにお時間がかかる場合もございますが、ご希望がございましたらご気軽に備考欄にてご指定ください。

 

来年は、店舗の移転等少し動きのある年になりそうですが、皆様のご家庭に美味しいワインをお届けするべく奮闘してまいります。

 

今後とも宜しくお願い致します。

美味しいワインでご自愛頂きまして、どうぞ皆様良いお年をお迎え下さい。

 

【クレジット決済障害復旧のご案内】

12月15日の14:01から22:47の間に、クレジットカードでのご利用がお受け付けが出来ない時間帯がございました。ご不便をおかけ致しまして申し訳ございませんでした。
原因につきましては、現在クレジットカードの収納を委託しておりますソニーペイメント社にて調査中です。

現在、システムは正常に稼働しております。

不具合のあった時間帯にお手続き頂きましたお客様のお手続きに関しまして調査致しましたが、お店の方からの受注完了メールが届いていない、決済手前のお取り引きに尽きましては、契約は成立しておらず、架空のご請求となる事は無い状態でございます。

年の瀬のワイン御入用のタイミングでの不具合により、大変なご迷惑をおかけいたしました事、深くお詫び申し上げます。

今後ともご贔屓のほど、何卒よろしくお願い申し上げます。

吉澤ワイン商店
店主 吉澤和雄

【2020リアルワインガイド旨安大賞受賞しました】

12月15日発売のリアルワインガイド72号の企画「2020旨安ワイン 3,000円以下の本当においしいワイン」に於きまして、吉澤ワイン商店から推薦させて頂いたワインが大賞を受賞致しました。

 

旨安大賞とは?

毎年12月の発刊の際に行われ、3000円以下のワインのみを対象に選考されます。リアルワインガイドの中でも特に人気の高い企画で、ワイン業界への影響も大きいものとなっています。

東京都の西の外れで営む小さなワイン屋が、幸せな事にエントリーさせて頂いている晴れの舞台ございます。ただただ感謝。リアルワインガイドさん、いつもいつもありがとうございます。

 

【2020年 旨安大賞受賞ワイン】

シャトー ラ クロワ ブーエイ / ボルドー 2006(1500円)

「これはすごい!」とコメント頂きました。店主も1500円で買える熟成ボルドーとしてはずば抜けていると思っています。心配だったのはリアルワインガイドが発刊されるまで在庫が持つかどうか。過ごしずつ減ってまして、現段階での在庫は23本となっておりましたが、先程輸入元のアストルさんに受賞のご報告をしたところ、なんと22日に少し追加輸入になるとのご案内が。なんというタイミング。

全面ゴールドラベルなので、擦れていたり若干くたびれている事も有りますが、中身で勝負。熟成で十分にしなやかになっていますので「美味しいボルドー=重たい赤」という概念を打ち壊していただくのに最適なワインではないかと。

 

【その他の掲載ワイン】

受賞こそ逃しましたが、編集部の徳丸さんと斉藤さんからとっても嬉しい素敵なコメントを頂いております。

ヘリオセントリック / セイムリヴァー トワイス 2018(2150円)

今年みつけた美味しいグルナッシュ。果実味はたっぷりでも、とってもしなやか。リアルワインガイドの紙面でも触れていますが、飲み疲れることなく、しみこむタイプはこれからのワイン市場の主流になります。がっつり重いワインがお好きな方もおおいかと思いますが、世界的にみるとそういったワインを造る方が少しずつ減ってきている印象です。こちらのワイン、日本のワイン市場では名の通ったお二人が造っています。詳しくは商品ページで。

 

ヨハネス ツィリンガー / ヴェルエ ゲルバー ミュスカテラー 2019(2150円)

赤二本、白一本を選ぶと言う事になってまして、今年の私の白のベストバイはこちらです。SNSで見かける事も多くなってきた蝶のラベルのヨハネス ツィリンガー。ここのミュスカに最初に出会ったのは2019年、上位キュヴェのヌーメンシリーズでした。こんなにも美味しいワインがあるかと感動したのを今でも鮮明に覚えています。ただ、お値段が4480円とそこそこお高め。それでも納得の仕上がりだったのですが、そのニュアンスを継承したヴェルエシリーズ(2150円)が2020年にリリースされ、これはもう個人的には事件です。一人で興奮してました。11月に一旦完売しましたが、在庫復活しております。まだの方、是非おためしを。

 

【過去の受賞ワイン】

吉澤ワイン商店では、初めてエントリーした2018年と2019年にも大賞を受賞したワインがございます。

アントニー パレ / IGPペイ ドック ヴィオニエ パストロウ 2018(1880円)※現在入荷待ち。

 

シャトー フォンドゥース / ラングドック ペゼナス キュヴェ ジュリエット 2011(1780円)

 

我慢の年末年始。

せめてワインはめいいっぱい美味しいワインでお楽しみください。

本年も大変お世話になりました。

来年が皆さんにとって素晴らしい年になりますように願っております。

 

吉澤ワイン商店

店主

【夏季休業のお知らせ】

お客様各位

 

日頃より、吉澤ワイン商店をご愛顧賜り誠にありがとうございます。

誠に勝手ではございますが、6月の17日から末日まで、夏季休業とさせて頂きます。

これまでよりも少し長いお休みとなる為、期間中は在庫管理の観点から受注も停止させて頂く事となりました。

皆様には大変ご迷惑をお掛け致しますが、ご理解のほどお願い申し上げます。

※尚、駆け込みでのご注文が集中した場合、出荷準備の為17日よりも前に受注を停止させて頂く場合もございます。予めご了承ください。

 

7月1日0時より、いくつかの新着商品と共に営業を再開する予定でございます。

今後ともよろしくお願い申し上げます。

 

2020年6月11日

吉澤ワイン商店

店主

【重要】新型コロナウイルスの影響による当店の対応について

日頃よりご利用くださいまして誠にありがとうございます。

私共、吉澤ワイン商店の出荷パートナーである青梅郵便局の職員の方から新型コロナウィルスの陽性反応が出たとの事が4月5日に発表されましたが、保健所の指導の下、消毒作業は速やかに完了し、4月7日より通常業務を再開しております。

今後、同様のケースがございましたら、今回同様に発送先の郵便局を変更するなど、より安全な状態でワインをお手元にお届けできますように対応してまいります。

 

吉澤ワイン商店では、少しでもお客様にご安心いただけますように、新型コロナウィルスの鎮静化までの間、以下をお客様にお約束いたします。

①毎日の検温実施による体調把握

②梱包作業開始前の手洗い、及び除菌

③梱包作業中のマスク着用

④透明フィルムによる各商品のラッピング(その後、パッキンにて保護包装) ※

⑤輸送中にダンボール内部が外気に触れぬよう梱包テープによる気密処理 ※

⑥万が一があった場合の迅速な情報開示とご連絡

(※印に関しましては、開業時よりラベルの保護と輸送時のダメージ回避の為に全てのワインに対し行っております。)

 

また、北海道と関西以西の配送に遅延が生じ始めているとの事でございます。

到着日のご指定がある場合、平常時よりも早いタイミングで出荷する可能性がございますのでご了承ください。

(お日にちのご指定がないご注文の方が早くお手元にお届けとなるケースもございます)

吉澤ワイン商店は緊急事態宣言後も物流が稼働するまで営業を継続する予定です。今は安定して入荷もありますが、先が見えぬ状況ではございます。都の要請や市場や物流の状況により営業を中止せざるを得なくなった場合は、改めてご案内させていただきます。

今後ともよろしくお願い申し上げます。

 

吉澤ワイン商店

代表 吉澤和雄

【年末年始の配送について 2019-2020】

おはようございます。

2019年、皆様からたくさんのご注文を賜りましてありがとうございました。2020年の1月6日でワインショップを始めてから6年になります。長い様な短い様な。

ワインセラーは常にパンパンで身動きが取れなくなって来ていますが、来年も美味しいワインを見つけたらすぐにご案内できればと思っておりますのでよろしくお願いいたします。

これまで、年末年始も休まずに営業してまいりましたが今年は少しだけお時間を頂戴し、九州の方まで行ってきます。ワイナリーにも行けたらなとは思っておりますが、どうなることか。

それに伴いまして12/28~1/3の出荷作業をお休みさせて頂きます。ご不便をおかけいたしますがご容赦ください。

 

年内の出荷について

12/26までにご注文を頂いたワインは、12/27に出荷可能です。

関東地方は12/28以降、それ以外の地域は12/29以降のお届け日のご指定を承ります。

※システム上、お届け日が選択できないように設定されておりますが、カートないの備考欄でお日にちのご指定をお願いいたします。

※お届け時間のご指定はカート内の選択肢からお選びください。

※元日等もご指定頂けますが、配送状況により遅れが生じる可能性がございます。ご了承ください。

 

年明けの出荷について

12/27以降にご注文いただくワインに関しましては、年明け1/4より出荷開始させて頂きます。

関東地方は1/5以降、その他の地域は1/6以降のお届けが可能です。

※システム上、お届け日が選択きない場合もございますが、カート内の備考欄でお日にちのご指定をお願いいたします。

※お届け時間のご指定はカート内の選択肢からお選びください。

※配送状況により遅れが生じる可能性がございます。ご了承ください。

 

乾杯にお勧めのワインセット、残りわずかです

 

ご案内は以上です。

それでは皆様、年末年始も素敵なワインで乾杯を!

 

吉澤ワイン商店

店主 吉澤和雄

「リアルワインガイド」2019年旨安大賞受賞記念セール開催【終了しました】

2019年旨安大賞受賞しました。

ワイン雑誌「リアルワインガイド」の年末恒例の企画「旨安ワイン 3000円以下の本当においしいワイン」に於いて、吉澤ワイン商店からの推薦で、シャトー フォンドゥース / ラングドック ペゼナス キュヴェ ジュリエット 2011が、栄えある【旨安大賞】に輝きました。

初参加の2018年から2年連続での旨安大賞受賞となりました。

 

以下、掲載内容です。

今飲んで 89点

ポテンシャル 89+点

飲みごろ予想 今~2033年

『ラベルだけを見るとボルドーっぽいけれど、正真正銘のラングドック&ルーション産。納得できる品質のブドウが収穫できたときにだけ造られるワインだそうで、この2011年モノが最新ヴィンテージ。そんなこだわりのワインがこの価格でいいのか?旨安ぶりにも程がある。香りにも味わいにもしっとりと熟成を感じ、飲み心地は至って滑らか。甘みと渋みが程よく混ざり合ってるが、そこに酸が顔を出すと一気に表情が若返る。こんな酸が私にも欲しいもんです。』

 

  受賞を記念して特別価格での販売を行います。

この賞が安旨ではなく旨安なのは、受賞ワインが安くて美味しいのではなくて【本当においしいのにこんなに安いの!?】って感動が有るって事でして、銘柄を隠したブラインドテイスティングにより、忖度なく専門家の方々の厳しい審査で選ばれています。

吉澤ワイン商店はワインの特売を得意とはしておりませんが、コストパフォーマンスに優れたワインを探す事には注力して取り組んでおりまして、毎年発表を楽しみにしております。

※画像クリックで、商品詳細へ。

今年大賞を受賞しましたワインを、感謝の気持ちを込めまして特価にて販売致します。

小売価格1980円、吉澤ワイン商店での通常価格は1780円ですが、しばらくの間1630円で販売致します。この機会に是非お試しください。

※特別価格の期間は未定です。

 

去年の受賞ワインのご紹介。

※画像クリックで商品ページへ。

ローヌの奇才、アントニー パレがラングドックで造る、ふわりと香るヴィオニエ。

こちらも健在、お忘れなく。

【ヨハネスさんのレヴォリューション シリーズ再入荷のお知らせ】

先日、初来日となりましたヨハネス ツィリンガーさん。

試飲会にお邪魔して色々とお話を聞いてきました。(詳細は後日追記で…まずはご案内を!)

今回のヴィジットと共に、限定キュヴェのレヴォリューション シリーズが再販となりましたのでご案内です。

数量限定となりますのでご了承ください。入荷、以下の通りです。(その他、ヴェリューシリーズ等も若干在庫ございます)

(新商品のロゼ)

ヨハネス ツィリンガー / レヴォリューション ピンク ソレラ

(赤)

ヨハネス ツィリンガー / レヴォリューション レッド ソレラ

(白)

ヨハネス ツィリンガー / レヴォリューション ホワイト ソレラ

 

【クレジットカードでのご購入で5%ポイント還元!】

キャッシュレスのお買いものでポイント還元。

日頃よりご愛顧いただきましてありがとうございます。

このたび吉澤ワイン商店は、経済産業省にて実施の「キャッシュレス・消費者還元事業」において、登録・審査が完了しましたことをお知らせいたします。

2019年10月1日よりアルコール飲料のご購入の際の消費税は10%になりますが、期間中キャッシュレスでご購入頂きますと、ご利用の各クレジットカード会社様のポイントが、ご購入金額の5%分後日付与されます。

 

※吉澤ワイン商店ではクレジットカード決済のみが対象です。

※ご購入時に5%お値引になる訳ではございませんのでご注意ください。

 

対象のご決済:クレジットカード

対象期間:2019年10月1日〜2020年6月末日

ポイントの還元方法、及び還元時期:各クレジットカード会社様の規定による

 

詳しくは下記リンクの経済産業省のホームページをご確認ください。

⇒ https://cashless.go.jp/

 

尚、大変ご好評いただいております「アルゴン ワインセーヴ プロ / 食品酸化防止用アルゴンガス」や「ノンアルコールワイン」は軽減税率対象なので増税後も消費税は8%となります。

 

今後とも、吉澤ワイン商店のご利用お願い申し上げます。

 

【ヨハネス ツィリンガー再び】

昨年11月にご案内後、即完売となったオーストリアのヨハネス ツィリンガーから新着&再販ワインが到着。今回も安定した衝撃と共に。

取り扱いが8つのキュヴェになりました。たくさんあると悩んでしまいますよね、わかります。でも、どれも2019年の夏にお楽しみ頂く白ワインとして抜群です。もう、どれをお選びいただいても間違いありません。以下、各商品ページへのリンクです。概ね数量限定の商品です。中にはとても数が限られている商品もございます。ご興味のある方は是非ともお手元に。

 

ヴェリュー グリューナー フェルトリーナー(定番)2150円

スタンダード キュベ、ヴェリュー シリーズのグリューナー。爽快感ベースに5%アンフォラの深みがプラスされて面白味のある仕上がりに。

 

ヴェリュー リースリング(限定品)2510円

昨年、好評だった即完売のリースリングが再入荷!おすすめです。

 

レヴォリューション ホワイト ソレラ 2013~2018(限定品)2690円

樽とアンフォラを併用したソレラシステムが生む、未体験のコンフューズ。

 

レヴォリューション レッド ソレラ 2015~2018(限定品)2420円

樽とアンフォラを併用したソレラシステムが生む、未体験のコンフューズ。の、赤。

 

ニューメン ミュスカテラー(限定品)4480円

これ、すごく美味しいです。桃、香ります。

 

ニューメン リースリング(限定品)4480円

樽の具合が丁度良い、ありそうでなかったリースリングのアプローチ。

 

ニューメン フュメ ブラン(限定品)4290円

変化球ソーヴィニヨン、鋭角に曲がります。

 

ペルペトゥム ブラン(希少限定品)8060円

色んな意味で、この先楽しみなソーヴィニヨンです。

 

以上、ご案内でした。

【スペインから新着の白】フリサッチのガルナッチャ ブランカ到着!

ディオニーさん経由で日本初上陸となった「フリサッチ」。

色々とご紹介頂いたのですが、その中でも特に気になった2アイテムをオンリストします。

 

最近、日本のワイン市場では目立ったトレンドに出会う事が減ってきました。どこかの誰かが「トレンドにしたかったけど、なかなかそこまで昇華できていない」ものが多く、そこかしこに散らばっている様にも見受けます。

そんな中で、数年前から需要が一気に高まり今でもその余韻が残るトレンドのひとつがオレンジワイン。近年その需要の高まりを受けてか、はたまた生産者が新しい技術とひらめきを手にして創作意欲にかられたか、その亜種的なワインが市場に増えてきています。

 

ルーツのジョージアで造られている、赤ワインの様にタンニンがはっきりとしたオレンジワインではなくて、オレンジワインの製造上の工程である【醸し】と呼ばれる果皮と一緒に醸す工程を応用した、色調だったりタンニンだったりがオレンジを名乗る程までには主張しない塩梅に仕上げた、ミネラル感に富んだワインです。特に、白ワインでその面白さが顕著に見られます。昨年末にご紹介して大変好評をいただきましたオーストリアのヨハネス ツィリンガーもその類です。(現在、グリューナー醸しのソーヴィニヨン以外は完売しております)

今回ご紹介する「フリサッチ」は、スペインのカタルーニャ地方から。この手のワインはそういった広域的な扱いだったエリアから瞬く間にスターダムを駆け上がります。日本に来るまでに少し時間がかかっていた様ですが、世界の市場で評価が高いことは飲めばご納得頂けるのではないかと思います。

個人的にはガルナッチャ(グルナッシュ)という葡萄が大好きな一人です。ただ、そこまで作り込まれる事無くワインになる事が多い品種だとも思ってます。今回のフリサッチが手をかけ愛情をたっぷりそそいだガルナッチャは、大好物の「あるようでない」が詰まったワインです。

ガルナッチャ特有の淡い苦みから来る機能性とでも言いますか、ワインを口にする度に食事中の口内リフレッシュをしてくれるというメリットは、レストランならばコース料理を食べる時よりは盛り合わせの前菜かタパスの様な小皿が複数並ぶタイミングで本領を発揮するものでありますし、結果論ですがご家庭で飲む食卓のワインとしても適任です。

「美味しい白が飲みたいな」って時に是非是非。

 

フリサッチ / ラ フォラダダ 2016(2490円)

※画像クリックで商品詳細ページへ。

 

フリサッチ / ヴェルナッチャ ブランカ 2016(2850円)

※画像クリックで商品詳細ページへ。

【リアルワインガイド旨安大賞受賞しました!】

リアルワインガイドさんの年末の恒例企画「2018 旨安ワイン」で当店から推薦したワインが旨安大賞と旨安賞に選ばれました!

 

旨安大賞とは?

3000円以下のワインのみを対象に選考され、ワイン業界への影響も大きい企画です。昨年の60号で受賞ワインが増えた為に、今回はより厳しく選考されるという状況の中、初めてのエントリーでしたがめでたく受賞する事が出来ました。もちろん僕がワインを作っている訳ではないので、その名誉は生産者とそのワインを輸入されている皆さんの元でこそ輝く訳ですが、僕としても普段皆さんにお勧めしているワインが多くの審査員の方に認められ、より多くのワインファンの方に知って頂けると思うと、ほんとにもう嬉しくて。

 

旨安大賞受賞ワイン「アントニー パレ / ヴィオニエ パストロウ」

(画像クリックで商品ページへ)

※ヴィンテージ変更となりました。現在は2017年をご案内しています。

先代の故アラン パレから息子のアントニー パレへと受け継がれた、優しく香るヴィオニエ「パストロウ」

「ともかくワインが本格派。よく言うACの垣根をサラリと超えたクオリティの高さ。」

「粘性もあるし、酸もしっかりで、なんせ要素レベルが高い。そして何よりミネナリー。当然で必然の旨安大賞だ!」

と、コメント頂きました。アランが見ていてくれるといいなと。

 

旨安賞受賞ワイン「オチョ イ メディオ / ティント ヴェラスコ」

(画像クリックで商品ページへ)

「きたきたこの外観。それは濃くて紫色して、飲んだら濃厚で若いのにスルスル入るだろう「濃いスルワイン」と勝手に想像できる外観。そして口に含むとやはりそうだった」

「イキイキしてるわ。また、酸もいいカンジで効いているから濃いのにエレガンスを感じさせる」

お飲みいただければわかるのですが、まさにそのままの面白く楽しく、そして美味しいワインです。

 

残念ながら受賞ならず…でも高得点!

「ええじゃないか、ええじゃないか、ええじゃないか!旨くて安くてええじゃないか」

「液体にコア感のある上等なワインである。やはり素晴らしいシラーを使っているのだろう」

「迷わずケースで買おう」

強豪ひしめくフランスの赤ワインカテゴリーの中で、受賞こそ逃しましたがポテンシャル点が「89+」、飲みごろ予想「今~2038」という出品ワインの中でも最高クラスの評価を頂きました。

 

表紙を飾った大賞受賞ワイン、ルーマニアのピノ ノワールも在庫ございます。

ドメーニレ サハティーニ / IG デアルリレ ムンテニエイ  ピノ ノワール ラ ヴィ 2016

当店からの推薦のワイン以外も、とても素晴らしいワインが満載でした。お時間ございましたら是非ご覧ください。お店の事も少し紹介して頂いております。あと、店名が「吉澤わいん商店」と、ひらがら表記になってますが、細かいことはお気になさらずに。

【限定品入荷情報】オーストリアのヨハネス ツィリンガーが到着!

昨年のデビュー以来、待ち焦がれたワインが到着。

ヨハネス ツィリンガーの最新ヴィンテージが本日リリースになりました!

昨年、まだ買えるだろうと発注せずにいたらまさかのリリース即完売。今年は前のめりな発注でなんとか数量を確保しました。輸入元のオルヴォーさんの在庫も、グリューナー以外のキュヴェは、一般のお披露目前にはほぼ既に完売というところでも、業界内での注目の高さが伺えます。

それもそのはず。飲んでみて、改めてこのワインの偉大さをまざまざと実感したのでした。ものすごく高級なワインではないんです。でも、造り手の並々ならぬこだわりはグラスの中からこれでもかって位に溢れてきます。スタンダード キュヴェのヴェリューに共通するのは、95%のステンレスタンクと、5%のアンフォラ(地中に埋める甕)の併用。上位キュベでは樽とアンフォラを併用したソレラ システムなども取り入れられています。独自の発想と哲学で生み出される、彼のワインはオーストリアの名立たる銘醸と肩を並べ、最高の評価を受けています。

ご案内できる数量に限りはございますがご容赦ください。無くなりましたらまた来年。

 

ヨハネス ツィリンガー各商品のご案内(詳細はリンク先で)

⇒「ヨハネス ツィリンガー / ヴェリュー グリューナー フェルトリーナー 2017

ステンレスタンク95、アンフォラ5の絶妙な配合で引き出されるグリューナーの新境地。

 

⇒「ヨハネス ツィリンガー / ヴェリュー リースリング 2017

ベーシカルな葡萄の質の良さを、独自のノウハウで最大限に引き出しています。リースリングは日本初上陸、既に輸入元完売の注目株。

 

⇒「ヨハネス ツィリンガー / レヴォリューション ホワイト ソレラ

広がりのある、柑橘多種のアロマ。樽とアンフォラ併用のソレラ システムを構築。

 

⇒「ヨハネス ツィリンガー / レヴォリューション ホワイト ソレラ

唯一となる赤ワインのご紹介。こちらもソレラ システムで造られます。

 

⇒「ヨハネス ツィリンガー / ニューメン フュメ ブラン 2016

醸し行程は有るものの、オレンジとはまた違った独特の仕上がり。

 

以上5アイテムをセレクトいたしました。品切れの際はご容赦ください。

 

以下、輸入元コメントです。

BIOWEINGUT JOHANNES ZILLINGER Velm-Gotzendorf,Weinviertel,Osterreich

オーガニック栽培された葡萄によるワインは、重要視され需要も高まってきています。ヨハネス・ツィリンガーは家族経営のビオヴァイングートで、フェルム=ゲッツェンドルフ最大の功労者です。ヨハネスの父ハンスは1980年代に既にオーガニック栽培に回帰しており、オーストリアにおけるナチュラルなワイン造りの先駆者のひとりです。畑と葡萄は30年以上、健全な状態で活力を与えられています。
2013年、ヨハネス・ツィリンガーはワインにより葡萄の生命力と香りの力を反映させるため、新たな畑を開墾しました。設備は一新され、ワインはこれまで以上に自由な熟成を経ることとなりました。ツィリンガーでは新旧合わせた手法を採用しています。彼のワインはすべてが特別な個性を持ち、魅惑的で飲みやすさを備えています。350年の歴史にまた新たな1ページが加わりました。

歴史
ヴァインフィアテル東部のこの地域は、イリュリア人とケルト人が葡萄を栽培してワインを造ったのが始まりとされています。フェルム=ゲッツェンドルフは、時のバイエルン州パッサウの修道院によって設立されました。
この地域で最も古い葡萄畑Steinthal(シュタインタール)は、1520年の文献でその名を見ることが出来ます。
現在、ツィリンガー家が管理しているKellerberg(ケラーベアグ)の地下ケラーは、戦時中には防空壕として使われていました。
1673年、ダヴィッド・ツィリンガーがヴァイングートを創始。1980年代までは多くの家族同様に葡萄栽培は副業であり、当時は養豚に力を入れていました。1984年にすべてを有機栽培へと転換し、1994年には純粋なワイナリーとなったのです。

哲学
ハンス・ツィリンガーは、オーストリアにおけるオーガニック栽培の先駆者の一人です。彼は当時すでに、古代の葡萄品種やクローンを探していました。
オーガニック栽培の手法は養豚経験の結果から生まれました。
ハンス 『私たちの豚は、非常に過保護に育てられていましたが、しばしば病気がちでした。抗生物質を用いた治療を試みたりしたのですが、治すことが出来ず、何度か豚達を屠殺せざるを得なくなりました。1980年代、子豚たちが瘢痕から来る病気に苦しんでいた時のこと、従来の治療法は効果がありませんでした。私の父は、その昔は酢を塗付して治療したことを私に教えてくれました。そして、解決したのです。これが私の転機となりました。私はドイツの有機栽培農園を訪れ、見聞を広めました。1984年に、有機農法に転換しました。養豚を含め、様々な農業のすべてに有機栽培を実行することは不可能だったので、事業は自然と絞り込まれ、1994年にはワイン醸造を開始しました』。
彼をワイン造りに導いた決定的事項はSteinthal(シュタインタール)に植わる樹齢100年のSt.Laurent(ザンクト・ラウレント)でした。
『年を問わず、この畑は常に健全で熟した葡萄を育んでくれます。この葡萄は房は少ないものの、とても上質な葡萄です。無農薬栽培に取り組んだ契機であり、知名度の低い品種であっても同様に手間をかけます。』
今日では、30年に渡って有機で栽培された畑はヨハネスに引き継がれています。生命力を引き出された葡萄は、ヨハネスの哲学、セラーでの最低限の干渉によって、長い生命力と多彩な魅力を持ったワインへと昇華します。2013年からは葡萄の購入を止め、すべて自社栽培の葡萄によるワインとなりました。
畑のコンポスト治療のために、畑には50種類ものハーブが植えられています。
『除草と殺虫の効果を持つタイムだけでなくペパーグラスやシトラス・タイムが必要です。畑の緑化だけでなく植物の保護にも繋がります。』

輸入元:オルヴォー

 

 

 

【飲みやすいワインって何かという考察】

飲みやすいワインの否定から始めてみる

ソムリエとしてレストランに立っている時も、ワインショップのカヴィストとしてワインをおすすめする時も、多くのお客様のワインの好みについてお伺いする事になります。その中で「飲みやすいワインでお願いします」ってリクエストが来る事が多いのですが、この「飲みやすい」という表現を聞くと、僕のソムリエのお仕事のスイッチが入ります。

ざっくりと言って、お客様にワインを選び、美味しいと言って頂く事がソムリエとしての目標達成とするならば、世界で一番美味しいワインだけをお勧めしていればいいのですが、そうもいきません。もちろん予算的な事もあるかと思いますが、一番の問題はお客様ごとにワインの好みが違うという事です。むしろこれは、好みが違うと言うか【好みの表現の仕方が違う】と言った方が良いかもしれません。

初めてワインを選ばせて頂く方に、直接的にワインの好みを聞いても意味を持ちません。Aというワインを、ある方は甘いと言い、別の方は辛いと言うなんて事はよくある話で、重たい軽いなんて基準も個人個人で違います。なのでソムリエは、なるべくお客様がどういった基準でワインを評価しているのかが知りたいのです。対峙する言葉の端々からそれらを探って行く為にに会話を進める中で、「ワインは好きなんだけど、自分の好みが良く分からない」という方もたくさんいらっしゃいますが、そういった方のワインの好みは「飲みやすいワイン」である事も多い様に感じます。

以前、オーストラリア人の熱血マスター オブ ワインにワインを教わっていた時に、彼は良く怒っていました。「日本人はなんで飲みやすいって表現をするの?ワインが可哀そうだよ!だって、食べやすい食べものなんて誰も食べたくないでしょ?離乳食じゃないんだから、飲みやすいなんて言っちゃだめだよ!」って。

僕はそこまで激しくは感じていませんが、まあ、概ね同じ意見ではあります。そこで、お客様ごとの「飲みやすい」が何なのかを考えてみたいと思います。

 

飲みやすいという感覚はどうやって生まれるのか

ワインを飲む時に何をもって「飲みやすい」と感じているかという事を考えてみると、真っ先に思い当たるのが酸味です。苦手なワインのタイプを聞くと「酸っぱいワインは苦手」という方が多いので。「酸味があると飲みにくい」これは言葉としてはしっくりしますが、一方で酸味の無いワインもまた甘すぎて飲みにくいものになってしまいます。酸と果実味の関係は適度にバランスが取れていて相殺される関係で有る事が求められます。ソムリエ的な人が「このワインはバランスが取れている」なんて言う時に、見ているのは概ねそこのバランスです。これが個人個人の好みのタイプとずれると「私の好みに合わない」という判断に直結します。

結論としては、お客様はワインの味(酸と果実味)やボリューム(アルコール度数)の具合が「好き」だったり「ちょうど良い」時に「飲みやすい」という表現を使っている様です。

しかし、ワインを楽しむうえでポジティヴな表現として捉えていたはずの「飲みやすい」という表現が、自分のワインの好みを見つけるという事に関しては足かせになってしまい、かえって遠回りになってしまっているなんてケースを良く見かけます。

個人の目線として、いくつか見つけた好みのタイプの全てを表現している様でいて、実はそれはワインの形容としては何も表現していないのです。「飲みやすい」を共通項としないで、もう一歩踏み込んでみて、自分の好みの共通項が見つけ言葉に出来た時、きっと「飲みやすい」という表現は必要が無くなるのではないでしょうか。

逆に、どこかのタイミングで「私の好きなワインのタイプは〇〇か△△だ」とある程度の目安というか、仮説を立てる方がいます。そういった方へおすすめする時は、その方の個人の解釈を探ればよいので好みを把握するのは比較的容易で、趣向と異なったワインを口にしても根底にあるベースさえ押さえておけば「好みのタイプではないけど、これはこれで素晴らしい」という結論になったりもします。

ワインの好みがワインのタイプや産地ではなく特定の銘柄だった場合などは、何をおすすめしてもそのハードルを越えられないなんて事も良くあります。そんな時は「そのワインと比べてしまってはワインが可哀そうです、ワインにはそれぞれ個性が有るので、このワインの良い所を見つけてあげてください」などと、感情的に訴えてみたりもします。

感情論や中途半端なやりとりでは事足りず、なんとかしてお客様の好みを知りたい時に、僕は「ふだん良く飲まれるのはどこの国のワインですか?」と聞く事が有ります。

漠然とした好みに隠されたキーワードを探る事で、個人個人異なる「飲みやすいワイン」をおすすめする事が可能になるからです。

例えばそこで、チリワインやカリフォルニアのワインなどをお答えになる方はきっと酸味が苦手な方で、フランスとお答えの方は酸のあるワインに慣れている可能性もあるかなと。一概には言えませんが、まあざっくりと。イタリアは色々ありますので更に深掘りしますし、ドイツはバランスが重要だったりします。オーストラリア、オーストリアやジョージアが大好きなんて方は、トレンドに敏感なのかなとか。国の名前の先にある、ワインの好みを考える様にしています。

 

「飲みにくさ」について考えてみる

漠然と、飲みやすいワインは個人的に好きなタイプを指すのだという事にはなりましたが、経験上それだけではお客様にはご満足いただけません。より楽しくワインを感じて頂ける様に、飲みやすさの対にある飲みにくさについて考えてみます。

飲みにくさに関しては、吉澤ワイン商店で重視しているワインの劣化も大きな要素です。ワインはウイスキーなどに比べてアルコール度数が低いので、環境の変化に弱い飲み物です。紫外線に当たれば、蒸れたような鼻につく香りがしますし、熱を浴びると酸味を伴う妙な香りが出てきてしまったりします。最近流行っている「自然派ワイン」と呼ばれるカテゴリーのワインには、あらかじめ過度に酸化させていたり、酸素を遮断して発酵させて還元臭という酵母の悲鳴のような香りがするもの、マメと呼ばれる謎の香りがする場合もあります。それらは総じて(僕には)飲みにくいのですが、これまた嗜好は個人個人で違いますので、それを「美味しい!」なんて事だってありますから、ワインってほんとに難しいです。

他に、「飲みにくい要素」としては温度も関係してきます。赤は室温、白は冷蔵庫なんてよく言いましたが、ワインにはワインごとの適温が有るなんて事をここ数年で良く目にします。タイプによって、最大限に味わいが引き出される温度はもちろんありますが、グラスの形状なんかでも感じ方は変わりますし、一番のポイントは温度を間違えるとワインの劣化した要素が強調されてしまったりする事でしょうか。劣化した、好きでもないワインをぬるい状態で飲む……想像しただけで飲みにくくってたまりません。状態の良いバランスの取れたワインは、たとえば白ワインだって室温でも美味しいものです。

あとは、誰と飲むかとか、誰に勧められたとか。気分が高揚している時には、何を口にしたって美味しいと感じるでしょうし、その反対の時にどうなるかって事は皆さんも良くご存じだと思います。

 

最後にワインのおすすめを

さて。結論としては「飲みにくい」の逆説から導いた「飲みやすいワイン」への近道は、

①好きな国の酸のタイプに近いワイン
②ワインの保管状態が良いワイン
③嫌いな人以外と飲むワイン

と、なりましすでしょうか。①と②のワインで宜しければ、吉澤ワイン商店にもご用意がございます。以下、ご参考にして頂けましたら幸いです。

今後も美味しワインを見つけてはご紹介できればと思っております。よろしくお願い致します。

 

店主 吉澤和雄

 

 

普段フランスのワインを飲む方におすすめ

⇒https://chaiyoshizawa.com/category/item/origin/france/

吉澤ワイン商店でお勧めしているワインはフランスが中心です。フランスらしさを感じるワインのセレクトを心がけています。

 

普段アメリカ、チリのワインを飲む方におおすすめ

⇒https://chaiyoshizawa.com/category/item/origin/usa/

アメリカのワインはまだ少ないですが、その分選んで入れています。オーストラリアのシラーズローヌの赤なんかは通じるものがあると思います。

 

その他の国のワインが好きな方におすすめ

「好みから探す」というページが有ります。複数チェックして検索もできます。

⇒https://chaiyoshizawa.com/searchpage/

もしくは、ページ右上の虫眼鏡の所からフリーワード検索が可能です。葡萄品種などを入れて検索すると、お目当てのワインにたどり着けるかもしれません。是非是非。

【オセアニアとアメリカの秘蔵っ子達が到着】

 ワインが美味しい季節到来。

朝晩はだいぶ寒くなってきました。皆様いかがお過ごしでしょうか。色々と新入荷のワインが有るのですが、まずは地域を限定してご紹介です。

吉澤ワイン商店のワインのほとんどはフランス産です。でも、僕個人としてはフランスワインにしか興味が無い訳でもなく、たまたま最後にのめり込んだのがフランスワインだったという事で、一番最初にソムリエという役職に就いたのはカリフォルニアワインのみを扱うレストランでした。1998年とかその位。ちょうどカリフォルニアワインがブームになっていた頃です。

今思えば、太陽をたっぷり浴びた、カリフォルニアワインの果実味の中に隠れた個性を必死に掴もうとしていた当時のテイスティングの連続は、僕の鼻にある種のスキルを与えてくれたのではないかと。

その後、イタリアやオセアニアのワインを専門に扱う店で務め、世界のワインを扱うワインバーで働いた時にフランスワインと出会って以降は、どっぷりとフランスそのものに没頭していきました。

僕などが個人で営む小さな酒屋が、各国の希少なワインも扱っていられるのは、当時駆け出しの僕にワインとは何ぞやと教えてくださった業界の先輩方や、共に切磋琢磨してきた仲間の協力があってこそ。日々、感謝しております。

今回も、希少なワイン達をこっそりと分けて頂けましたので、こちらでご紹介いたします。新しくうちのセラーの仲間になったワインと、少しばかりですが自前で寝かせたワインもいくつか。

以下、画像のクリックで各ワインのページに。

オーストラリア

エゴン ミュラーがオーストラリアで作るリースリング

お昼寝くらいの熟成感。麦わら香る辛口セミヨン。

ねっとりとして、香りを放つ白黒ワイン。シラーズ・ヴィオニエ。

カジュアルだけど、満足できちゃうシラーズ。

2006年のヤラのピノ ノワール。

ニュージーランド

ノイドルフは2005年が1本のみ入荷。

アメリカ

オレゴンのピノの最高峰。2010年。

ブルックスも2010年が入荷しました。

懐かしさが止まりません。オーパス・〇ンの隣です。

ひとまず以上です。

皆様のお気に入りのワインが見つかりますように。

吉澤ワイン商店

店主 吉澤和雄

【2012年のブルゴーニュワインが美味しい理由】

個人的には「今、手元に置きたいヴィンテージ」のナンバーワン

2012年のワインが美味しい理由についてつらつらと書いてみます。

ヨーロッパのワインが好きな方ですと、その年号まで気にする方も多いかと思います。最近ですと、2015年が今世紀最高のワインになるのではないかってくらい良い出来でした。まだ、今世紀始まったばかりですけど。

地域ごとに、もっと言えば作り手ごとに「良い年」というのはまちまちで有るべきなのですが、ここではざっくり大枠で「ブルゴーニュ」の2012年のワインについてとしておきます。

まず、「良い年」の定義って何かって事ですが、これは「その年の気候が葡萄の生育にとってとても良い状態で、収穫された葡萄の実は糖と酸のレベルが高く、そのバランスがとても良く、収穫量も多く、長期の熟成に耐え、熟成すれば最高の変化をし、又、若いうちに飲んでもその楽しさがわかりやすいワイン」とします。2005年、2010年や2015年が雑誌などのヴィンテージチャートで軒並み最高の評価を受ける中、ワイン関係者に異例の高評価なのが2012年です。一般的な評価とギャップが生じるのは、2012年の葡萄の生育がイレギュラーだったからに他なりません。

2012年の6月、葡萄が開花の時期を迎える頃、フランスの天候は恵まれたものではありませんでした。寒く、雨が多く、人にとっても葡萄にとってもネガティヴでした。房にいくつも咲くはずの花の開花のタイミングにばらつきがあり、受粉が一斉には進みません。「花ぶるい」という現象です。早く受粉した実から大きくなり、後から受粉した実はスペースが無く小粒のまま熟します。この、結実不良という葡萄の房の果実の大きさがバラバラになるという、ある種の障害が2012年の全体的な収穫量の低下に繋がりました。しかし、小粒の実が混ざる事で味わいとしてはとてもポジティヴな結果になったのです。果実味も酸味も濃縮感が有り、液量に対する果皮の割合の増加でタンニンも豊富。前段の「良い年の条件」の「気候が良い」と「収穫量が多い」という部分にこそ該当しませんが、ワインの質としてはいわゆるビックヴィンテージに近いものとなります。

2012年、その後雹害などもあり、リリース時の評価はそこまで高くなく、そこまで高値を付けませんでした。花ぶるいのポジティヴな要素は、ワインになるまでわからないって事でしょうか。でもこれが、飲んでみるとどれも美味しいんです。噂で聞いていた花ぶるいの影響が、こんなにも好影響となるなんて。

以後、注目を続けてきた2012年のワインが、そこそこの熟成を経て柔らかく、香り高くなてきております。天候不良がもたらした、ある意味奇跡のヴィンテージ。だんだん市場から減って来ています。見つけましたら是非お手元に。

花ぶるいは一度なると数年継続する傾向にあり、実際2013年も花ぶるいだったのですが、濃縮感が無く綺麗な印象です。生育時の天候の問題だけでなく、2012年で減った収穫量(と売上)を補うためにあまり濃縮せずにワインに仕上げた作り手が多いように感じます。(そんな2013も好きです)

以下、このタイミングで2012年のワインを皆様にご紹介できる事が、カヴィストとしての僕の喜びです。本日入荷の新着ワインもございます。

※ラベルの画像から各商品のページに移動できます。

※ヴィンテージ変更、終売の商品もございます。

 

【8/27(月) まちゼミの参加者募集中です】

青梅の商工会議所主催の街ゼミというイベントに参加します。今回で3回目になりました。

一回目が赤ワイン、二回目は白ワインの飲み比べでしたが、赤ワインのリクエストが多かったのでもう一度赤ワインをご用意し、赤ワインの味わいや香りがお値段によってどう変わっていくのかを体感して頂きます。

(↑一回目の赤ワインの飲み比べの様子 @つぶあんカフェさん)※ワインは変更します。

 

開催は8月27日の月曜日。会場は前回もお集まりいただきました、JR青梅線河辺駅近くのシニアライフサポート館さんです。ワインはご参加頂く人数で内容が決まりますので、当日まで変更の可能性がございます。ご提供は赤ワインとパンのみです。

■昼の部 13:00 ~ 15:00

■夜の部 18:00 ~ 20:00

 

いつもパンを焼いてもらっている、吉祥寺のブーランジェリー「EPEE」のパン職人、神林氏が今月8日にオープンした西新宿の新店「MORETHEN」のドタバタで忙しい中に無理を言っておねだりしまして、今回もパンをご用意いただける事になりました。通常お店で販売しているパンだけではなく、この会の為に神林さんと一緒にアレンジする特別な赤ワインと合わせるパンのご用意です。

(↑過去に神林さんと作ってきた、ワインに合わせるパン達です)

 

会費は現地で2000円頂戴致します。街ゼミの特性上、追加注文などはお受けできませんが、会費は全てご提供するコストとなりますので、ワインの内容は充実するのではないかと思います。8月20日現在、昼の部、夜の部共にお席にはまだ余裕がございます。

 

■ご予約はメールかお電話でお受け付け致しております。

info@chaiyoshizawa.com

090-9304-5276  (吉澤携帯)※出られない時はおかけ直しいたします。番号の通知をお願いいたします。

 

ご不明な点などございましたら、お気軽にお問い合わせ下さい。お待ちいたしております。

※ご来場の方皆様にワインをご提供致します。お車でのご来場はお控えください。

 

吉澤ワイン商店
店主 吉澤 和雄
https://chaiyoshizawa.com

info@chaiyoshizawa.com

090-9304-5276

 

シニアライフサポート館さん
(JR青梅線 河辺駅北口から徒歩4分、「トスカーナ」さんの裏)
https://seniorlife-magocorokai.jp

【ゲミシュターサッツの未来を担う新星、ユッタ アンブロジッチが到着】

と、言えば大げさに聞こえますが、あながちそうでもありません。

オーストリアでゲミシュターサッツと呼ばれる手法で作る、ユッタ アンブロジッチのワインが到着。前回輸入時には、即輸入元完売したまぼろしみたいなワインです。ジャンルはイロイロと当てはまりそうなワインですが、芯が強かったり、淡く儚いワインだったり、様々な表情を見せてくれるオーストリーのワインの中で、彼女の造るワインの特徴は心に沁みこむ素直さ。飲むとほっこりします。

 

グリューナー主体の混植「サテリート」

ツヴァイゲツト主体の赤の混植「ラケート」

の、2種類をご紹介です。

彼女の作るリースリングも、衝撃的に美味しいんです。でも、少し我慢我慢…春の店舗出店まで在庫に気を付けないと、セラーがもうパンパンなのです。お店が出来た時の自分へのご褒美は、彼女のリースリングを買うことに決めました。

 

追記。先日、店舗の照明をお願いしようと思い、ダメもとで問い合わせたオカベマキコさんからメールが来ました。春がオープンなら間に合うかもとの事。大好きな作家さんなのでとても楽しみにしています。まだ、確定ではないので落ち着いて落ち着いて。

少しずつ、そちらのお話も進んでおります。今後ともよろしくお願いいたします。

オカベマキコさんのHPはこちらから。

【FICさんからセラファンが色々入荷】

こんにちは。

先日、富士インダストリーズさんからセラファンのご案内が来ました。あれ?っと思って聞いてみると、ネゴシアン経由ではなく、セラファンからの直接オファーとの事。蔵出しのセラファンが買えるチャンス。しかも試飲会でバックヴィンテージが出るんだそうで。

試飲させて頂く前に、買うワインは決めて既にオーダーしていたのですが、飲んでみて各キュヴェ、各ヴィンテージの状態がセオリー通りというか、イメージ通りだったのでひと安心です。販売数量が割り当てになるかもとの事でしたが、そちらも無事に。日頃より皆様にご利用いただいているお陰様です。ありがとうございます。

以下、今回ご用意したワインです。

※各画像のクリックで詳細が表示されます。

セラファン ACブルゴーニュ 2011

セラファン ACブルゴーニュ 2014

セラファン ジュヴレイ シャンベルタン 2012

セラファン ジュヴレイ シャンベルタンVV 2007

 

すぐに全部は売れないと思います。よろしくお願いいたします。

※シャルム シャンベルタンは完売いたしました。

【6月1日より送料変更】

お客様各位

日頃より、吉澤ワイン商店をご利用いただきまして誠にありがとうございます。

この度、全国的な輸送価格の高騰、及び商品の仕入れ価格の高騰などの影響を踏まえ、お客様の元へ商品をお届け致します送料の見直しをさせて頂くことになりました。

なんとか現状のままご案内する方法は無いのか、模索しながらこの数か月過ごしてまいりましたが、価格の上昇を他の要素で補うことは不可能と判断し、決断いたしました。新送料は以下の通りです。

 

【新送料】

東京都内:700円

東北・関東・信越・北陸・東海:800円

近畿:850円

中国・四国:950円

北海道・九州:1,100円

沖縄:1,300円

 

【送料無料となるお買い上げ金額】

現行の8,000円から10,000円と変更となります。

 

2018年6月1日出荷分より新送料を適用させて頂きます。何卒ご理解賜りまして、今後ともご利用いただけますようお願い申し上げます。

吉澤ワイン商店 店主 吉澤和雄

【春になぜロゼワインを飲むのか】

不思議に思った事はありませんか?この時期になると店員さんがゴリ押しして来るロゼワイン。「でも私、赤の方が好きだし」「別に、春だからって注文する理由にならないでしょ」って、思っちゃうのも無理はないと思います。

実際のところ、フランスなどのヨーロッパの生産地などでも春にはロゼを良く飲みます。でもそれは桜が咲くからとか、春だからって理由ではないんです。吉澤ワイン商店にも、いくつかのロゼがあります。もちろん春にはゴリ押しです。

 

でも、僕の中ではちゃんとした理由があるので、それをツラツラと書いていこうと思います。

■春にロゼを飲む理由その①

《春に出来上がるロゼが多いから》

日本では難しいかもしれませんが、ヨーロッパではこの理由が主流だと思います。秋に収穫し、醸造し、寝かせて落ち着かせてビン詰めして、市場にロゼワインがヌーボーよろしく溢れかえるのがちょうどこの時期。

セニエ(血抜き)と呼ばれる作り方のロゼは、赤ワインを(品質を高める為、高値で売る為に)濃くする過程で出てくる副産物だったりもするので、セニエのロゼをたくさん生産し、販売していると「あそこのワインは高く売ってはいるけれど、畑仕事をさぼって醸造テクニックでごまかしてやがるな」などど陰口を言われかねないのですね。

なので、有名なシャトーなんちゃらとか、それこそ格付けクラスのロゼが名前を公表しない闇酒の様な価格で取引されたりするのです。でもこれが、葡萄は優秀ですから抜群に美味しいのです。「赤の為に、ロゼは作らなきゃなんだけど、堂々とは売りたくない」そんな生産者はたくさんいるはずです。

赤の為に作ってしまったロゼ、販売以外の使い道ですと収穫のお手伝いをしてくれた人に現物支給として渡したり、家族で飲んでしまう生産者もいます。

ともあれ、この時期にヨーロッパの市場にあふれるロゼは「新鮮で、安くて、ひょっとしたら大当たり」なんて事も有る、絶対買いな選択肢なのです。日本の市場に、このタイミングでこのワインを輸入しようとすると、ボージョレ ヌーボーの様に空輸で持ってこないとなので、現実的な価格では流通させることができません。なので、重要な「安い」という要因が抜けてしまうので誰もやりません。では、日本で春にロゼを飲むのは間違いなのか?もちろん、そんな事は無いと思うのでおすすめしているのですが。

 

■春にロゼを飲む理由その②

《春の食材とマリアージュするから》

なんで、この部分を強調するソムリエさんが少ないのか。そっちの方が疑問です。混同してはいけないのは《ロゼを飲む理由》と《春にロゼを飲む理由》です。ただ単に、ロゼを飲む理由であれば「おしゃれだから」でいいんです。実際にフランスでもそうです。記念日だから、デートだから「ロゼにしよう!」はとってもお洒落な事なんです。でも、今は春。春だからって理由でゴリ押しする理由にはなりません。

この時期、春に便乗して高級なブルゴーニュのセニエのピノ ノワールとか、自然派って言われる中でも、ぜんぜん爽やかじゃない良く分からないスタイルのワインなのに「ラベルがお洒落」だからとかいう謎の理由でロゼを売りつけられそうになっている方を良く見ます。気を付けましょう。

春に僕が、日本でロゼを飲むのであればグルナッシュ一択です。グルナッシュのロゼが安定して楽しめる土地、プロヴァンス。ピンクというよりは淡いオレンジ寄り、ソメイヨシノに近いのかもしれません。すっきりとした辛口のロゼです。でも、最近のソムリエさんは飽きたのか、知らないのか、お洒落っぽいロゼに走ります。グルナッシュには苦みがあります。ソムリ〇協会さんは苦みって表現はしないようですが、舌の奥の両サイドがチリチリと反応します。ビールのホップのレベルを量るスポットです。日本の春の食材、山菜、タケノコ、サヨリなど苦みのある食材が多いです。フランスでもホワイトアスパラ、タンポポなど春の芽吹きは苦いのです。だからこそ、グルナッシュ飲みましょう。抜群のマリアージュです。味覚的なお話しですと苦みというのは五味の中で唯一、習慣性、常用性が認められています。そんな理由もあって、人は春が待ち遠しいのかもしれません。

 

 

■春にロゼを飲む理由その③

《緑と良く合うから》

お洒落という言葉とは切り離すことが出来ないロゼワイン。淡いピンク色は緑色ととても相性が良いのです。状況的なマリアージュ、視覚的効果も大切な要素です。その②の理由で山菜に触れましたが、青々としたバジルやモノによってはパクチーなんかも良く合います。新緑の季節に飲むべき色は、赤や白も良いですがロゼ色が何しろおすすめです。

 

 

■春にロゼを飲む理由その④

《何かとおめでたい季節だから》

昇進、進学、お引越し、新しい出会い。ハレの日にロゼを飲む。乾杯はロゼで。

 

お花見のお供にはもちろん、春のほろ苦い食材が並ぶ間はきっと大活躍をしてくれます。そんな風に感じながら飲んでみると、きっと新しいロゼワインの楽しみ方が見つかるはずです。

 

吉澤ワイン商店

吉澤和雄

【ジョルジュ ルーミエのクロ ド ラ ビュシェール祭り開催】

インデント入荷でジョルジュ ルーミエがどっさりとやってきました。

評判の良いクルティエのワインを、評判の良い輸入元にお願いして船に乗せて頂きました。

↑クリックで商品ページへ。2012と2013がございます。少しフランスで休んでから日本に来ていますので、若干割高です。

でも、良い状態のジョルジュ ルーミエのワインがこのお値段で買えるのは珍しいことなのではないかと。

【街ゼミ開催のご案内】

青梅の商工会議所主催の街ゼミというイベントに参加します。前回の赤ワインに続いて、今回は白ワインがお値段の高い安いでどこが変わるのかがテーマです。

赤ワインよりも、コストとの兼ね合いが分かりにくいものも多いかと思いますが、難しいお話しよりは、実際に飲んでどうかという所をお楽しみ頂けましたら幸いです。

2月21日の水曜日。お昼はシニアライフサポート館さん、夜はおうめシネマさんに会場をお借りします。ワインとパンのみのご用意です。

ワインはご参加頂く人数で内容が決まりますので、当日まで変更の可能性がございます。

当日はお料理のご提供はございませんが、吉祥寺のブーランジェリーEPEEのパン職人、神林氏に特注する「白ワインに合わせたパン」をご用意致します。フランス産の春のタンポポや、アーモンドなどのこのゼミだけのパンと共にお楽しみ下さい。

会費は現地で2000円頂戴致します。街ゼミの特性上、追加注文などはお受けできませんが、会費は全てご提供するコストとなります。

※ご来場の方皆様にワインをご提供致します。お車でのご来場はお控えください。

ご不明な点などございましたら、お気軽にお問い合わせ下さい。お待ちいたしております。

吉澤ワイン商店
店主 吉澤 和雄
https://chaiyoshizawa.com

おうめシネマさん
(青梅駅、カフェころんさんの裏)
http://www.omecinema.tokyo

シニアライフサポート館さん
(河辺駅、トスカーナさんの裏)
https://seniorlife-magocorokai.jp

【ナポレオンの功罪】

とっても硬派なジュヴレイ シャンベルタンが入荷してます。凝縮された果実味、村の肝の上質なタンニン、めくるめく広がる「らしい」アロマ。


駆け出しの頃、この村のワインの罠に引っかかるソムリエさんも多いはず。「ジュヴレイ シャンベルタンなのにこんなに安い!」とか、「このジュヴレイ シャンベルタン高いから美味しいはず!」とか。でもそれは、現代のソムリエにかけられたナポレオンの呪い。

ナポレオン ボナパルトが愛したワイン、ジュヴレイ シャンベルタン村の「特級シャルベルタン」時の英雄の影響でシャンベルタンだけでなく、村で一般的な「村名ジュヴレイ シャルベルタン」にも人気が集中。生産が強化されました。

ブルゴーニュの地図を見ると、他の村との差は歴然。不自然に「ジュヴレイ シャンベルタン」の区画が広く、格下となる「AOCブルゴーニュ」の区画が狭くなっています。これは、ボルドーやボジョレー ヌーボーなどにも見られる「◯◯◯って名前付けときゃそこそこの仕上がりでも売れちゃうだろ」作戦の結果。

なので情報が手元になければ、本当に美味しいジュヴレイ シャンベルタンに出会う前に、そうでないものに出くわす確率は高くなります。価格の高い安いが品質に直結する事が多いフランスワインにとって、ある意味イレギュラーな生産地がジュヴレイ シャンベルタンなのです。

「これ、美味しいですよ」って言葉は「仕入れたけど売れないから買って…」の裏返しの可能性がゼロでは無いのが悲しい所。では、何を基準に選べば本当に美味しいジュヴレイ シャンベルタンに辿り着くのか。

絶対正義は優秀な生産者のワインを選ぶ事。もしくは、失敗を恐れずひたすら飲む事。前者も後者もそこそこお金がかかります。コストをかけずに見つける近道は、信頼出来る紹介者のみ。

たくさんたくさん騙されて、後悔しても諦めないで、やっと見つけた大好きな生産者。フィリップ ロシニョールのご紹介です。

フィリップ ロシニョール / ジュヴレイ シャンベルタンVV 2011

自然な【ジョージアのオレンジワイン】入荷しました。

【完売の為、新商品追加】

自然派自然派って言いますけど、出回ってる自然派ワインの多くは不自然なワインになっちゃってる事が多い昨今の日本の自然派ワイン市場。これならば自信をもっておすすめできるというオレンジワインにやっと出会えました。作り手の名前は「チョティアシュヴィリ」輸入してくれたのはディオニーさん。

今、何がワインのトレンドかって話になると外せないのがオレンジワイン。ここ数年で一気に選択肢も増えてきました。個人的にはオレンジワインよりもカベルネ フランとシュナン ブランの普及の方に興味がある僕ですが、それでもこれはご紹介せねばと思いまして。

オレンジワイン特有の醸し工程から来るタンニンと酸化のそれ。スキンコンタクトが長いってだけもオレンジにはなるわけですが、結局どこがスタンダードなのかわかりにくい。どこまでが物足りなくて、どこまでが過剰なのかすら誰もわかってないんじゃないでしょうか。

「奇抜な事をして注目を集める」そういったベクトルにない、ただ、真面目に作った結果がこうでしたってオレンジワインが、ワイン発祥の地「ジョージア」にありました。

どちらの品種もタイプは異なりますがオレンジワインの特徴である深みとタンニンを備えています。味わいとしてはとてもピュアで自然な仕上がり。クヴェヴリと呼ばれる壺で寝かせた本格的なオレンジワインがお楽しみ頂けます。しかしこれは、ある意味で普通のオレンジワインであるという事です。先日ご紹介したシードルもそうですが、普通であるって事はとても大切な事だと思います。普通=もの足りない、つまらないって方もいらっしゃるかもしれませんが、僕は普通であったり、健全であったり、そういった要素が実は一番難しい表現なんじゃないかと思っていますし、評価されるべきだと信じています。そうではないワインが目立つジャンルだからこそ、〇〇らしいって言えるワインが僕は好きです。

オレンジワインの良い所は、複雑さ、食事との相性の良さ、抜栓後の保管の容易さにあると思います。白の代わりにごくごく飲むには向かないかもしれませんが、映画を見ながらとか、1日1杯ずつ飲んで変化を楽しんだりとかそんな楽しみ方もできるので、家のみワインにはうってつけのワインなのではないでしょうか。

聞いてはいたけど手が出なかった。そんな方にお勧めします。

 

【ジョージアのオレンジワイン】

 

【ジョージア以外のオレンジ】

【値下げ速報】ローヌの愛すべき親子のヴィオニエ。

先日、アラン パレのヴィオニエを注文したところ、ヴィンテージ変更でこんなワインが届きました。

アントニー パレのヴィオニエです。

こちらが去年まで。似ているようで、ちょこっと違う。さて、どこでしょう。

 

先代のアラン パレが亡くなってから、だいぶ月日が経ちました。亡くなった当時、日本ではまだ伝えられていなくて、海外のニュースでアランが亡くなったと知った時は本当に悲しくて、涙が止まりませんでした。

ローヌで美しいシラーと、華やかなヴィオニエを作っていた奇才、アラン パレ。

今、吉澤ワイン商店でご案内しているのは主にヴィオニエのパストロウ。先代アランは、自身の持つローヌの至宝コンドリューの畑のヴィオニエを、南ローヌに枝分けして増やしていました。これがローヌのヴァルヴィニエール。これも、南ローヌとは思えぬ秀逸なヴィオニエなのですが、更にそのヴァルヴィニエールのヴィオニエをラングドックにまで枝分けしたのがパストロウです。アロマ系のヴィオニエを温暖なラングドックで育てると、香水の様にアロマがきつくなってしまう場合がありますが、パストロウはとてもエレガントで優しく香るくらいに留めてます。少しでも口に含めますと、その素晴らしさがわかってもらえるはずです。

葡萄と寄り添うプロフェッショナルは、畑を区画で分割するのではなく「この区画のこの辺の葡萄が特にいいな」とか「あの植木の周りの葡萄が良いワインになりそうだな」とか、そんな基準で自分の畑の葡萄を分別する変わり者。彼だからこそ、できた難易度の高い移植です。他では味わうことが出来ない、職人技。その全てを受け継いだアントニーに吉澤ワイン商店は今後も注目していきます。

(2009年、先代アラン パレと)

(2016年、現当主アントニーと同じポーズで)

アランが独創的なセンスで切り開いた【メゾン アラン パレ】は、彼の死後【ドメーヌ パレ】になりました。そして今年到着した2016年のものから【アントニー パレ】と名称が更に変更に。

引き続き、ラベルの端に小さく「アントニー&アラン パレ」とは書いてあるものの、いよいよ待ちに待ったアントニーの冠を被ったワインが流通します。しかも為替の影響か、2015年と2016年を比べてみると、かなりお値引になりました。この機会、是非ともお見逃しなく。

新しい挑戦に積極的な新しい当主の細かい情報は三幸蓮見商店さんのホームページからご覧ください。アランも面白かったけど、アントニーもなかなかの変わり者のようですが。

それでわ。

皆様からお預かりした義援金の寄付を致しました。

こんにちは。

本日、10月に始めましたチャリティー企画、
【カリフォルニア山火事被害支援へ向けたチャリティーワインセット】
に於きまして、チャリティーワインセットをお買い求めいただきました皆様からお預かりした義援金374ドルをCAWineStrongへ寄付いたしましたのでご報告させて頂きます。企画段階からたくさんの方にご協力いただきました。ご報告と共に御礼申し上げます。誠にありがとうございました。

企画は継続中です。今後ともよろしくお願いいたします。

カリフォルニアが元気を取り戻し、一刻も早く日常が訪れますように。

 

吉澤和雄

冬にお鍋と飲みたいワインのご紹介です。

こんばんは。

先日、青梅のブールバールさんから宴会コースに合わせたワインセレクトのご依頼がありまして、色々と考えて選ばせて頂きました。

ひとつひとつのお料理に合わせるのではなく、コース全体に合わせたワインで白赤各1本でとの事。

魚介系のカルパッチョから始まって、サラダ、キッシュ、ローストポーク、カレー鍋、などなど。

「どこ見てワインを合わせようかな?」ってくらいに幅広く。でも、やるからにはしっかりと合わせていきましょう。でも、ご家庭でお料理とワインを合わせる時って、得てしてそういうものだったりもするのだと思います。

カルパッチョに使う魚は仕入れによって変わりそうですが、季節がらブリとか来てしまうと赤で使えるものが限られてきます。サラダは今回はスルーしたとして、その次のキッシュがまた曲者です。卵とワインは基本的には合いません。豚の向こうにもっと手ごわいのが見え隠れしているんですけどね…。

あれこれ考え、結論。白はシュナン ブラン一択でした。カレーがどうしても目立つので、ピノグリとかゲヴェルツで行きたいなって事になりがちですが、脂の乗ったお刺身にアロマ系の白は飲みたくないなって。わがままな食べ合わせでも、広い懐でしっかりと受け止めてくれるシュナン ブランって葡萄はいつだってマリアージュの味方です。(逃げ道とも言いますが…。)卵の難しい味も受け流し、カレーのスパイスにも真っ向勝負!キレのある酸がそれを可能にしてくれます。

赤はカベルネ フランにしました。香りは控えめ、でも、重心の低い安定感。マットな果実味は主張こそおだやかですが、だからこそ相手を選ばず誰とでも一緒にマリアージュ。今回の様に、多種多様の対象とのマリアージュには欠かせない葡萄です。冬のお刺身でもオッケーなので、最初っから赤だけでも良し。赤から初めて、後半に白ってのもおすすめです。カベルネ フランで少し舌が麻痺したくらいで流し込むシュナン ブランはまた格別のはず。

 

【白ワイン】

ドメーヌ プティ メトリ / サヴニエール クロ ド ラマルシュ

蓮見ワインさんが輸入する、本格派のサヴニエール。

シュナン ブランは旨みと酸が特徴ですが、作り手のいよってバランスのとり方が異なります。

こちらのシュナンは淡白なものからスパイスを利かせたお料理まで万能に合わせてくれます。

なので、和食にとっても良く合います。特に、旨みの乗ってきた日本の冬の食材にばっちりです。

【白子・魚卵・蟹・海老・牡蠣・あんきも・豚の脂・寄せ鍋・キムチ鍋・カレー鍋などなど】と、良く合います。

 

【赤ワイン】

シャルマンワイン / シャトーシャルマン 尾白

山梨県北杜市白州で作られる、まぼろしのカベルネ フラン。

こんなに美味しいのに、なんでもっとメジャーにならないのか。答えはきっと白州が勝沼から遠いから。バイヤーさんが勝沼で買い付けして満足して帰っちゃうんじゃないかなって思ってます。日本ワインブームだからとか、なんとなくお洒落だからとか、売れそうだからとかって理由で育てられている日本の西洋品種とは段違いのこちらのフラン。樹齢が高いんです。なんでそんな古くからカベルネ フランなんか植えてたかっていうと、これには政治的なお話が絡んでくるのでありまして。昔に植えられたカベルネ フランの苗木が、白州の砂地とのミラクルな適性を示し、今まさにその恩恵としてこちらのワインが楽しめる。ありがとうございます、金丸信さん。あなたのばらまいた葡萄の苗木のおかげで僕たちは美味しいワインが飲めますよ。

カベルネ フランは自らが香りをよどませる代わりに、食材の香り(特にネガティブなもの)を抑え込んでくれます。秋から冬の美味しいものを食べるのにベストな赤です。

【魚介全般・青魚・脂の乗った鮭や鰤・青みの野菜・パプリカ・牛肉・羊・鍋料理などなど】と、合わせると面白いです。

 

さて、いかがてしたでしょうか、色々な方向性の料理の時に活躍するワイン、お気づきの方もいらっしゃるかもしれませんが、シュナン ブランもカベルネ フランも【おせちにも合います】よ〜

チェックボックスで検索する「好みで探す」以外にも、ページのあちこちにある、検索ツールで葡萄品種やお料理の名前を検索すると、お目当てのワインにすぐにたどり着けるかも。

ブールバールさん、宴会コースですが飲み放題では無いようです。でも、おなか一杯になって、ワインは美味しくて。それでおひとり5500円で楽しめるそうですから、この二本のワインが楽しめるってだけでも、かなりのコスパなんじゃないでしょうか。

 

今年も残りあとわずか。

寒さも厳しくなってきました。お風邪などおひきになりませんように。それでは。

店主 吉澤 和雄

コンビニ後払いで、良質なワインをお取り寄せ!

こんにちは!

この度、ジャックスペイメントさんと提携しまして、コンビニ後払いでのお買い物に対応出来る様になりました。

通常通りお買い物を進めて頂き、コンビニ後払いを選ぶだけ。商品と別に、ハガキタイプのご請求書が届きます。そちらをコンビニや金融機関にお持ち頂ければお支払い頂けます。

代引き発送の様にお届け時のお会計が要らないので、荷物が届いた時に髪がボサボサ…なんて時でも怖いもの無し!

少しずつ便利になっていく吉澤ワイン商店、今後ともよろしくお願い致します。

追伸 : 美味しいワインが色々と到着しております。なるべく急いでアップしたいと思います!

 

店主 吉澤 和雄

 

※手数料がそこそこかかるので、その一部(350円)はご負担頂いております。

※これまで通り、クレジットカードでのお支払いには手数料はかかりません。

 

☆【パンとワインのマリアージュを考える】

先日、吉祥寺EPEEさんでワイン会をしてきました。

EPEEさんは僕のワイン会のホームです。ここの店長だった時に始めたワイン会を、退職してからも続けています。

他のワイン会ではお料理とワインのマリアージュを考えますが、EPEEのワイン会はそこにパンが加わります。

お料理とパン、そしてワイン。洋風な食卓に常にありそうなそれらを三つ巴で。毎回、頭はぐるぐるです。

今回のテーマは「甲殻類。

はてさて。

エビを練りこんだ種を、更に練りこんだパンに甘エビのすり身を乗せたエビトーストでスタート。

こちらにはロウレイロ種など華やかなタイプのヴィーニョ ヴェルデを。見えにくいけど最初の写真の一番右です。今のEPEEの店長の優太郎さんが気に入ってくれたので何より。

甘エビも今の時期の小麦も甘いがキーワード。酸で合わせるのも良いですが、今回は追っかけフルーティで。エビにはトロピカル系のフルーツが良く合います。

薄っぺらい、がぶ飲みヴィーニョ ヴェルデも好きですが、たまには濃いのも良いですね。

スモークした中トロに酸味の効いたリンゴ、香り高い長谷川農産のマッシュルーム。

合わせたパンは、エビの出汁でこねた米粉のリュスティックにたくあんと青のり。一緒に食べると海鮮丼に。そんな無茶なパンはここでしか食べられ無いんじゃないかと。でもこれが食べると確かに海鮮丼に。

ワインはパスカル ランベールのシノン2010を。すいません、とっておいた最後の3本を持ち込みました。

柔らかく熟成したフラン、核となるマグロのスモークにちょうど良かった感じです。海鮮丼?に、無難に白で逃げずとも、全てを包み込むマットなフランの包容力。これを一度味わうと抜け出せません。世界的に、カベルネ フランが注目されているのも頷けます。

 

次に、ズワイガニのコロッケ。中にはキャビアと生の卵黄。ナイフを入れるとドロっと出てくるスタイル。パンは九条ネギと柚子の香りの鶏出汁フォカッチャ。の、とりあわせ。

ここでまさかの、料理の写真がないんですよね。ワイン会中は話してばっかで写真が撮れず…すいません。

ワインはもういっちょカベルネ フランを。トレンドって言ったらそれまでですが、相手を選ばないカベルネ フラン無くして、今回のコースは成り立ちませんし。今まではお料理とパンに合わせるばかりで、ワインの飲み比べ的なご案内はしていなかったので、今更ながら初の試み。

先ほどはマイルドピーマン系、今度は果実味系のフランを。ニューヨークのベデル セラーズ。

これもカチっとはまりました。果実味はたっぷりとしてますので、コロッケやフォカッチャなど、オイルを感じる食事には持ってこい。ただ、それだけだとキャビアと卵黄にぶつかっちゃうんですね。だからこそのフランという選択肢。

これからの季節、各種お鍋ですとか魚介料理だけど、赤が飲みたいって時には一押しです。カベルネ フラン。

ベデル セラーズ

 

料理のメインはロールキャベツ。中身はお肉ではなくてフォアグラと茄子、トランペット茸。下には仙台麩。

スープはオマール海老のコンソメを。パンは、牡蠣のミンチとジュ、そば粉を合わせた牡蠣のパン。見た目は黒パンかな?って見た目でしたが、食べると牡蠣そのもので。「このパン、売り場に並べても絶対売れないですよね」って神林さんとは笑い合い。

旨味と脂の塊を、食べきるためにご用意したワインはシュナン ブラン。ここで、フランスから持って帰ってきた自前のデキャンタの登場です。

ソミュール地方のヴァン ド フランス。レ テール ブランシュのやや甘口。やや甘口ですが、酸がパシッと。これがなくっちゃ食べられないよって組み合わせ。

今年最後のEPEEのワイン会だったので、大好きなシュナン ブランで締めました。

シェフの雄一さん、ブーランジェの神林さん、そして僕。今回は締めって事で頑張りすぎたかなって感想というか反省というか。

 

久しぶりに美味しいパンに触れて、パンってやっぱり面白いなって。

 

自分でワインショップやってるソムリエも少ないかもしれませんが、パン屋さんの店長もやってたソムリエってのもあんまりいなそうですし、今後はワインとパンのマリアージュをもっともっと探していきましょうかねって思ったのでした。

 

EPEEさんのワイン会、次回は来年2月の予定です。

ご案内行き届かず、ご参加いただけなかった方もいらっしゃいました。

予定が出ましたらもたこちらでも告知をいたしますので、ぜひぜひ。

 

※吉澤ワイン商店では、一緒にワイン会を開催して頂ける飲食店、パン屋さんを募集しております。お気軽にお問い合わせください。

お問い合わせフォーム

 

【途中経過のご報告】

前回のブログでご案内しましたカリフォルニアの山火事の復興へのチャリティ企画。

本当にたくさんの方のご協力をいただきまして、SNSで拡散することができました。

この場をお借りして感謝申し上げます。ありがとうございました。

義援金もまとまってきましたので、近日一回目の送金をしたいと考えています。

送金いたしましたらまたこちらでご報告させていただきます。

今後ともよろしくお願いいたします。

 

店主 吉澤和雄

 

 

 

☆【カリフォルニア山火事被害支援へ向けたチャリティーワインセットを販売します】

  

日頃より、吉澤ワイン商店のワイン通販をご利用いただきまして誠にありがとうございます。

カリフォルニアで起きた山火事に於きまして被害に遭われました皆様、ならびにそのご家族の皆様にお見舞い申し上げます。

一刻も早い復興をお祈りいたしております。

微力ではありますが被災したカリフォルニアのナパ、ソノマ、メンドシーノの復興支援になればとの思いから、チャリティーワインセットをご用意いたしました。

被害状況など、情報が錯綜する中、まだ早いとお声を頂くこともございましたが、店主がソムリエを始めるきっかけとなったカリフォルニアのワインの一大事である事、思い入れのあるワイナリーの消失などに伴い、気持ちを同じくしている方もいらっしゃるのではないかとの思いから商品化をするに至りました。

 

現在、各輸入元さんが現地の生産者とのコンタクトを図っておりますが、避難指示が出ている中で状況把握すら困難な状態です。

そんな状況でありながら、情報収集にご協力いただきました各輸入元のご担当者の皆様には感謝申し上げます。

今後とも引き続きよろしくお願いいたします。

 

吉澤ワイン商店としましては、以下をチャリティーワインとしての定義と致します。

①生産者が何らかの形で被害に遭われていること。

②お値引をせず定価(希望小売価格)で販売させて頂くこと。

③商品代金の約30%を義援金として寄付すること。

④カリフォルニアワインの生産者への支援、又、その地域のワインを取り扱う輸入元の支援として直結すること。

 

 

【被災地への送金について】

※送金しました日付、金額等に関しましては、ホームページ上でご報告する事をお約束いたします。

※義援金の送金先はナパ、ソノマ、メンドシーノが対象となっているCAWineStrongという団体が候補になっています。

※皆様からお預かりする大切な義援金です。送金先としてより良い受け皿をなって頂ける団体等が見つかりましたら、ホームページ上で告知の上、適宜ご報告させて頂きました上で最善の送金先を選択いたします。

 

【第1回寄付金送金 374ドル 2017年12月6日】

 

【商品について】

ガーギッチ ヒルズ / ジンファンデル & ヒュメ ブラン 12800円【送料無料】

ご注文ページへ

※3840円が義援金として寄付されます。

 

シルヴァラード / カベルネ ソーヴィニヨン & シャルドネ 11300円【送料無料】

ご注文ページへ

※3390円が義援金として寄付されます。

 

ブロック セラーズ / ジンファンデル & カリニャン 9200円【送料無料】

ご注文ページへ

※2760円が義援金として寄付されます。

 

【その他の事項について】

※チャリティワインセットは今後商品が増えていく可能性がございます。

※商品の在庫に関しまして、一定数確保できてはおりますが万一在庫が不足してしまった場合は、代替え商品のご提案をさせて頂きます。

※送料は無料になりますが、チルド料金や代引き手数料などはご負担いただいております。

※ギフトラッピングはご対応いたしかねます。

※チャリティワインセットの販売期間は未定です。

【リアルワインガイドに載りましたよ】

少しだけ、小さく小さく。

広告なんですけどね。少し前のお話ですし。でも、後から聞いたら広告を出したい人が全員出せる雑誌でもないらしいので、それはそれで。

自宅に届いてそろそろ一か月。届いてすぐに自分のページを確認→お蔵入り。ドタバタが少し落ち着いたのでちょっとずつ読み始めました。今回もきわどいとこまでズバズバ書いてあるなって。

ワインの保管についてとか、ワインを飲んだり売ったりする人にとっては、立ち読みでも記憶に残りそうな内容です。日本なら加湿器無くても大丈夫だよって部分にはとても共感。うちのセラーも運用しながら色々と試していましたが、空調で温度をコントロールしてても、湿度ってなかなか下がらないもので。加湿器も用意してますが、スイッチを入れなくても湿度が60%を切ることはありません。せっかく買ったので加湿器も使ってるんですけども。

 

そんなこんなで、先月の終わりにリアルワインガイドの編集部に遊びに行ってきました。

当然、そこには徳丸編集長と斉藤さんがいるわけで、話す内容はやっぱりあの酒屋さんが良いだとか、あのインポーターのワインは売っちゃダメだとか。でも、一番長かったのは某ラーメン屋さんの味が落ちたぞってお話で。

ともあれ、吉澤ワイン商店としましては、そのうち旨安ワイン大賞にエントリーできるかもよって可能性を頂いた事は、今年の大きな大きな事件です。だって、紹介したいワインがうちのセラーにはたんまりとあるのですから。そう、床が抜けそうなくらい。

店主 吉澤和雄

 

↓最近紙面で良く見かけるやつです。ACブルは売り切れてしまいましたのでまた来年。

  

ランディングページが作りたい。

と、思いました。

インターネットでワインを販売するぞと決めてから、色々と試しながら、色々と変更しながらやってきました。

でも、なかなか思うように表現できず。目を見てお話し出来ないから、迷われてる方がどこで悩まれてるのかが分からないから、これでいいのかな?って不安が消えません。

だから精一杯、僕たちが何でワイン屋さんをやってるのかって事をきちっとお伝えできるように、トップページを作りこもうと思ったのです。今更ながら。で、ここの所はそのお勉強の毎日です。アップしないといけないワインが文字通り山積みなのですが。

目標は年内。がんばってまいります!

そして、永らく欠品しておりましたワインが到着。ドメーヌ クードレのプティ ヴェルドーです。

開けて飲んで、これと言って高級感は無いんです。でも、面白い、良いワイン飲んだなって思って頂けるワインだと思います。

それゆえ、レストラン向け卸しでソムリエさん達からリピートが多いワインです。

ご興味ございましたら是非。

【キンモクセイは咲きましたか?】

雨上がりの夕暮れに、どこからともなく香って来たり。「あ、もうそんな季節になったのね」と。僕の住んでいる青梅は今、キンモクセイが満開です。この時期、どうしても飲みたくなるワインがありまして。

アラン パレのヴィオニエです。

アランのお家のヴィオニエはとっても香りが良いんです。きつすぎない、ふんわりとした優しい香り。アロマがきついヴィオニエもたくさんありますが、アランの畑のヴィオニエはキンモクセイの木を通り過ぎた時の余韻に似た、後ろ髪を引かれる香り。

北ローヌの最高の白、コンドリューの畑から枝分けして増やしたのがヴァルヴィニエールというローヌの白。そしてこのパストロウはそこから更に南仏ラングドックに枝分けされたヴィオニエです。

ルーツを辿ればコンドリュー。コンドリューと比べたらそれは可哀想ってもんですが、でも、お値段はだいぶ違いますし。

ワイン用の葡萄は色々ありますが、品種によってワインにするノウハウはみんな違います。コンドリューでヴィオニエを極めたアラン、そしてアランから全てを受け継ぎさらに進化を続ける息子のアントニー。キンモクセイが香る時、僕の頭にはアランとの思い出が蘇ります。

お料理との相性をあれこれ考えてマリアージュを探すのも良いですが、その時にお庭に咲いているお花の香りからマリアージュを見つけてみるのはいかがでしょうか?

ワイン会のご案内

本日は西国立の無門庵さんでアメリカのワインと和食のマリアージュをテーマにしたワイン会でした。アボカドを乗せたサーモンにニューヨークのカベルネフランを合わせてみたり、天ぷらとジンファンデルの不思議なマリアージュも好評でした。
ご参加の皆様には色々とご質問なども頂き、僕も楽しませて頂きました。ありがとうございます。

以下、今後のワイン会の予定です。

 

9/20(水)河辺 ブールバールさん
ワイン会「親子」
会費5000円(税込)19:00スタート
ご予約受付:0428-84-0342

 

9/27(水)小作 ラ ベットラ 1965さん
ワイン会「ワインと料理で楽しむ会」
会費5000円(税込)19:00スタート
ご予約受付:042-511-6951

 

10/24(火)羽村 ガレリア ルチェンティさん
ワイン会「テーマ未定」
会費5000円(税込)時間未定
ご予約受付:042-578-9746

 

10/25(水)吉祥寺 EPEEさん
小麦とぶどうとシェフの夜「甲殻類」
会費6500円(税込)19:30スタート
ご予約受付:0422-72-1030

 

地元開催も増えてきました。
美味しいお料理は各お店のシェフにお任せして、僕は美味しいワインをあれやこれやとご用意します。

平日ですがご予定が合う方いらっしゃいましたら是非とも

吉澤和雄

夏季休業のご案内

日頃より、吉澤ワイン商店をご利用いただきありがとうございます。

誠に勝手ながら、9月の1日より5日まで夏季休業とさせていただきます。

サイト上でのご注文は休業期間中もお受け付け致しておりますが、発送業務は6日からの再開となります。

ご不便おかけいたしますが、何卒よろしくお願い申し上げます。

店主 吉澤和雄

こんばんは。

【新商品到着です】
【そして近日ついに!】
【今月は新規会員登録で1000ポイント!】

写真を撮りながら、自分で飲めたらどれだけ幸せだろうなって考えてしまいます。でも、お仕事お仕事。

上の段の6本はホームページにアップしましたが、写真が追いつかず。この写真が本当に在庫してるよって証拠になれば……と、思ったんですが画像が荒すぎて見えませんね。すいません。
下の段は品切れになっていましたドメーヌ デザムリエのスザンヌの白が入ってます。

酒屋を初めて2年と少し。開業前に目標に据えた事がひとつありました。それは、とあるワインを仕入れる事。5年10年かかったとしても成し遂げるのだと心に決めたそのワイン、もちろん数量は限定ですが輸入元さんからオファーを頂く事が出来ました。皆さんに感謝!

広く告知するのは怖いので、まずは会員の方にメールですとかでご案内出来たらと思っています。

今後とも吉澤ワイン商店をよろしくお願い申し上げます。

吉澤 和雄

http://chaiyoshizawa.com/category/item/importer/finesse/

はじめまして。

皆さん、はじめまして。吉澤ワイン商店と申します。

2017年5月4日正午、ワインのショッピングサイトをプレオープンという形でスタートする事になりました。

今後、お時間を頂きながらではありますが、商品の追加やページのリニューアルを進めて行きたいと思います。

5月中は新規会員登録をして頂いたお客様に、すぐに使えるポイントを1000ポイントをお付けしております。お試し頂く際に是非ご利用下さい。

よろしくお願い致します。

 

店主 吉澤 和雄