アラン ヴィニョ / ブルゴーニュ コート サンジャック ヴァン グリ 2023 (フランス/ブルゴーニュ)
アラン ヴィニョ / ブルゴーニュ コート サンジャック ヴァン グリ 2023(ロゼ)
VT:2023
生産国:フランス
生産地:ブルゴーニュ
葡萄品種:ピノ グリ00
コメント【商品説明】:
最近はオレンジワインの流行とともに認知も若干広がってきた「ヴァン グリ」です。ロゼワインの分類にはなりますが、製造のコンセプトが一般的なロゼとは真逆です。赤ワイン用の葡萄でスキンコンタクト(果皮との接触)を短くして綺麗な淡いピンクに仕上げるロゼではなく、ほんのりと色付く程度の白ワイン用の葡萄を原料として、色素も風味もめいいっぱい引き出したロゼ。使う葡萄品種はピノ グリ。旨みと酸と独特のアクセントが特徴の葡萄です。要素を濃縮していく製法であるのに関わらず、喉越しがすっきりとしているのは、やっぱり酸のおかげです。気楽に楽しむチャーミングなロゼも良いですが、たまにはこんなロゼで真正面から向き合ってみるのもまた楽しいかと。
以下、輸入元コメントです。
Domaine Alain Vignot
ドメーヌ・アラン・ヴィニョがワイン作りをしているブルゴーニュ・コート・サンジャックはパリから北東に約150km、人口約10,000人の街、ジョワニーの周辺に広がるアペラシオンです。アペラシオンの総面積は約19ha。3生産者がこのエリアでワイン作りをしています。ドメーヌ・アラン・ヴィニョは、その内の10haを所有。 ヴィニョ家は現在の当主・アランのお爺さんが1934年にブルゴーニュ・コート・サンジャックに葡萄樹を植樹、そこから3代に渡りドメーヌとして瓶詰まで行っている生産者です。2006年からは息子のジュリアンもドメーヌに加わり、今まで同様に家族でドメーヌを切り盛りしています。
Bourgogne Cote St Jacques Pinot Gris
この地を代表するピノグリから作られるワイン=ヴァン・グリです。 葡萄は手摘みで収穫。収量の1/3は24時間スキンコンタクトで色を出します。2/3は全てを除梗せず全てをプレス。酵母が活動し始めてから15~25日間、20度をキープしながらアルコール発酵。その後、11月からセラーの温度を調節しながら乳酸発酵。翌年の4月~8月にかけてフィルターの後に瓶詰め。優しい果実と柔らかくもしっかりとした酸。フルーティーでミネラル。透明感のある果実の辛口。色は『ヤマウズラの目の色』と形容される淡いロゼ。標高200m。栽培面積4.5ha。
輸入元:アズマコーポレーション
詳しくは輸入元HPをご覧ください。
【吉澤ワイン商店のこだわり】
① 輸入状態の良いワインだけを販売します。
日本に輸入されるワインは、北米以外は概ね赤道を通過します。リーファーコンテナ(低温コンテナ)輸送と書いてあっても、コンテナが甲板に置いてあっては、それは絶対的な補償にはなりません。
くわしくはこちらから。
② すべてのワインを低温&紫外線から守り保管しています。
当店に届いたワインは通年16度以下になる様に設定された店舗内で保管し、高温によるランシオ香(マデラ香)の発生を防ぐだけでなく、紫外線対策済の照明で、ワインの風味の破壊を防いでいます。もちろん窓もありません。太陽光だけでなく、蛍光灯、LED照明の光にも紫外線は含まれており、紫外線によるワインの風味の不規則変化は、「なんとなく美味しくない」ワインに多く見られる劣化です。多くのワインショップで一般的な、明るい環境で保管されているワインと是非飲み比べてください。
③ 夏場は低温輸送でお届けします。
良い状態で輸入され、良い状態で輸送されたたワインを、ベストの状態でお楽しみいただけますように、3月~11月までの間、気温が16度以上になる時には、低温輸送に必要な料金を当店で負担させて頂いております。
くわしくはこちらから。
④ 輸送用段ボールの隙間を塞いでお届け。
細かい事ですが、輸送中になるべく温度変化が無いように、それでも温度が変化してしまう場合は、なるべくゆっくり温度が変化するように、輸送用の段ボールは隙間をなるべく梱包用テープで塞いでいます。空気の流れが生まれると、空気と一緒に熱も移動してしまうからです。ワインがお手元に届いた際、箱を開けるのが少しご面倒かもしれませんが、全てはワインを美味しく楽しんで頂くため、ご容赦下さい。
【ワインの幸せだけを考える】
吉澤ワイン商店では、上記のワインを美味しい状態でお楽しみ頂くための取り組みを、ワインのお値段に関わらずすべてのワインに対し実施しています。
「ワインの産地に行って飲んだワインが美味しかった」とか、「同じ銘柄なのにレストランで飲むワインの方がなんとなく美味かった」なんてご経験はございませんか?それは、ワインが劣化する前に飲む事が出来たからかもしれません。世の中には、本当は美味しかったのに劣化してしまって本来の風味が楽しめないワインがたくさんあります。
ワインをもっと知りたくてワインショップに行っても、照明の光の下に並んでいるワインを見ては「どれだけの時間、光(紫外線)を浴びているのかわからないから買えないな」と思った時、僕はお店に並ぶワインが買えなくなりました。
僕が神経質なだけなのですが、せっかく自分で買うならば、せめてワイン本来の味わいは感じたいと思ってしまって。通販なんてもってのほか。保管状態も見ずに安心して買えるはずがありません。
気にし始めると気になって、勤めていたレストラン用のワインについても、酒屋さんや卸売りさんも介さず、輸入元から直接仕入れる様になりました。
そんな僕たちが、レストランのソムリエを辞めた後、何故最もリスクの高い通信販売というカテゴリーでワインを販売しているかと言うと、僕たちさえ嘘をつかなければ、ワインを最良の状態でお客様にお届けすることが出来きて、それがワインにとって一番の幸せなのではないかと思ったからに他なりません。
個人で運営する僕たちの小さなワインショップに、管理に長けた輸入元さんが素晴らしいワインを卸して下さるのは、その頃からの妙なこだわりにご理解いただいていた多くの担当さんたちのお陰様。
ワインと、ワインに関わる全ての方に感謝を込めて。
「全てのワインが、良質な状態のまま皆さまのお手元に届きますように」
【自分に嘘をつけない様に】
土曜日の14-19時だけ、対面販売をしています。都合によりお休みを頂く日もございますのでお気を付けください。お休みいただく際はインスタグラムにて告知させて頂いております。ご来店前にご確認頂けますと幸いです。



