ルイ モーラー / レトランジェ オランジェ (/アルザス)
ルイ モーラー / レトランジェ オランジェ 2019(オレンジ)
ヴィンテージ:2019
生産国:イタリア
生産地:アルザス
葡萄品種:ゲヴェルツトラミネール100
コメント【商品説明】:
オレンジって、ここまで優しくなれるんですね。
※数量限定の為、お一人様二本までとさせて頂きます。
何しろ若い。若干25歳でこういった表現をする事ができるなんて。なんて羨ましいのでしょう。
嘘偽りなく、僕が今まで飲んだオレンジワインの中で一番の感動を覚えました。そんなに沢山は飲んでない無いのですけどね、でも、これなら毎日でも飲みたいと思ったのはこれが初めてです。
オレンジワインって、結局どれ飲んでも同じじゃない?そんな問いを真っ向から否定するワインです。
「赤ワインの工程で造った白ワイン」って事になっていますが、赤ワインだってあんまり渋かったら美味しくは感じないですよね。
風味と色はしっかりと抽出されていますが、渋みはとってもエレガント。何をどうやったらこういう風に仕上がるのかは皆目見当がつきませんが、そんな事を考えるよりも飲むが易しって事で。
ルイ モーラー自身が管理する栽培面積は3ha。それぞれのキュヴェの生産本数に限りがあり、日本への割り当ても極少量。昨年は手を挙げるも時すでに遅しで、粘りに粘って1本だけ譲って頂きました。今年はもう少し頂いていますが、そんなに多くは有りません。お早目に是非。
以下、輸入元コメントです。
ルイ・モーラーは1996年生まれ。今年24歳になるアルザスでも最も若い世代のヴァン・ナチュールの造り手です。彼はルファックRouffachの醸造学校でBTS(醸造栽培上級技術者のディプロマ)を取得。在学中にマルク・クライデンヴァイスとドメーヌ・セルツで研修し、ビオロジック農法のワインへの影響の重要性を学びました。高校卒業後はルカ・リーフェル(カトリーヌ・リスが醸造所を間借りしているドメーヌ)の下で1年半修行し、ヴァン・ナチュールについて実践で学びました。2016年から実家のドメーヌに参画。当時わずか20歳ながら、家族のワインとは別に、自身の名で4種類のヴァン・ナチュールを醸造しました。
家族が所有するドメーヌでは昔から除草剤や化学肥料は一切使用しておらず、15年以上前に完全なビオロジックに転換。2009年からはビオディナミも導入しました。これによってブドウ木の生命力が劇的に向上し、自然に収穫量が低くなり、ブドウ中のエキスも最上の状態で凝縮されるようになりました。
醸造に関しては、何よりもブドウを尊重することを大切にしています。ワインがテロワールとその独創性を最大限に表現できるように、人為的介入を最小限にしています。ブドウは野生酵母で自発的に発酵され、スーティラージュも必要な場合にしか行いません。SO2も必要最低限のみ添加するだけです。ワインはアルザス伝統のフードルで醸造されます。フードルでは大きな澱が樽の底に沈殿し、細かい澱が広がるいい利点があります。ドメーヌのワインは全てエコサートの認証を受けています。
L’étrange Orange
手摘みで収穫したブドウを全房で果皮とともに12日間マセレーション。ステンレスタンクで野生酵母のみでブドウ以外には何も加えず、SO2も添加せずに自然に発酵。発酵終了後、シュール・リーの状態で翌年の春まで熟成。無清澄・ノンフィルターで瓶詰め。SO2は瓶詰め時にごく少量のみ添加。
2019 ヴィンテージは 9/27 収穫。総生産量 3,750 本。2021 年 1 月時点の SO2 トータルは
34mg /L
味わい: 紅茶を思わせるかすかに曇ったオレンジ色。バラや香辛料やオレンジコンフィの豊満でアロマテイックな香り。杏や柿などを思わせる豊かな風味と心地良いタンニンがバランスが取れた味わい。ミネラリーでフレッシュなフィニッシュ。一部のオレンジワインに特有のネガティブな酸化のニュアンスや重さはなく、今まで味わったことのないほど個性的な辛口のオレンジワイン。12 度くらいでサービスしてください。
輸入元:VIVIT
詳しくは下記輸入元の紹介ページをご覧ください。
http://www.vivit2012.co.jp/cn7/louismaurer.html