クレモン バロー / エルブ フォル ブラン 2020 (/ロワールフランス)
クレモン バロー / エルブ フォル ブラン 2020(白)
VT:2020
生産国:フランス
生産地:ロワール
葡萄品種:シュナン ブラン100
コメント【商品説明】:
サヴニエールで話題の生産者。
限定品のため、お一人様3本までとさせて頂きます。
3月~11月まではチルド便のご利用が必須です。ご購入時にカート画面にてご指定下さい。
※ご指定頂けない場合はこちらで付加させて頂くか、キャンセル扱いとさせて頂きます。ご了承ください。
こちらのキュヴェは日本にもある程度確保できるようになってきたのでしょうか、クレモン バロー。
日本の冬の食卓に、もっとも必要なワインの品種は?と聞かれたら、僕は迷わずシュナン ブランと答えます。
ロワールのワインショップで見かけるような、低価格のシュナン ブランのチョイスの幅が日本でもっと広がれば最高なのですが、それはもう僕が生きている間には難しいのかもしれないなとは思ってます。
そうなると、ある程度のお値段帯で探すほかに選択肢は無いのですが、クレモン バローのこちらのキュヴェは、価格に対してって意味ではとても価値のあるシュナンだなぁと思うのでおすすめです。
白子、蟹、海老等の旨味のある食材と抜群です。幅の広い対応力もありますから、色々な食材が混在する鍋料理でも大活躍の白品種です。
以下、輸入元コメントです。
Clément Baraut
サヴニエールでビオディナミ 長熟期待のミネラルと繊細な酸味
Savennieresサヴニエールと言えば真っ先に思い浮かべるのがあのニコラ・ジョリー。ビオディナミのパイオニア的な存在の第一人者。
その直ぐ傍のAnjouアンジュで2013年から始めた、同じビオディナミ実践者がClément Barautクレモン・バローです。1961年4月28日パリで生まれ、ブルゴーニュで育ち、ワインは小さな時から身近にありました。ボルドー大学でエノローグを学び、造る方でなくコンサルタントとして様々なワイナリーで教える方として携わってきました。1989年からロワールで20年以上、エノロジストとして働いておりました。甘口ワインは発酵や瓶詰めが大変なので、彼のような仕事がとても重宝されます。
しかし、人にワインを教えるだけでは物足りなくなり、2010年、子供達が大きくなりもう1度自分の人生を見つめなおしたくなり、夢を叶えようと50歳を転機に自分のワイナリーを始めました。選んだ地は何とロワール、ニコラ・ジョリーやマーク・アンジェリーとの交友があり、ニコラが自分の畑を縮小しようと手放す畑とご縁があったのがきっかけです。それと彼は甘口ワインの難しさを良く知り尽くしているので、その甘いワインをどれだけナチュラルに造る事が出来るのか…に興味を持ったようです。
最初はシュナンブランだけを2haでスタート、2013年からグロローの黒ブドウも見つかり、今では3.5haになりました。こんなに日本に入荷するのが遅れたのは、彼は元々ワイン業界で有名でしたから、最初のヴィンテージはフランス国内だけで売り切れ、そしてそれを聞きつけたベルギー、アメリカ、カナダ、オーストラリア、スウェーデン等々色んな国に輸出が始まりました。需要に追い付いていないのが現状です。
人生をかけて醸造家に転向したクレモン・バローのワイン、ぜひお楽しみ下さいませ。
Herbes Folles Blanc
20年は良好な年で収穫時期もお天気に恵まれました。シスト土壌で育つシュナンブラン、ソーヴィニョンブラン、グロローグリの3種をプレスしグラスファイバータンクで発酵、地下の古樽で熟成、ビオカレンダーの根っこや果実の日にセラー仕事をしています。グリーンイエロー色、ライムや青りんご、ディルの香り、ドライでスッキリした酸味に拡がりのある丸い味わいはトロっとしたニュアンスもあります。
9月中旬~下旬収穫/水平式圧搾と空気圧式圧搾
グラスファイバータンクで発酵
(マロラクティック発酵あり)
地下の古樽(4 ~ 6年落ち)で熟成
濾過あり・無清澄/瓶詰め:2021年6月
SO2 瓶詰め時:10mg/L トータル:20mg/L