ドメーヌ コトー デ マルゴ / ブルゴーニュ アリゴテ ラ ピィ ルエット 2021 (フランス/ブルゴーニュ)
ドメーヌ コトー デ マルゴ / ブルゴーニュ アリゴテ ラ ピィ ルエット 2021(白)
VT:2021
生産国:フランス
生産地:ブルゴーニュ
葡萄品種:アリゴテ100
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アリゴテらしい酸と価格。
一時期、ブルゴーニュで困ったらみんなが駆け込んでいたヌーヴェルさんの新しい流れとして、これまでそこまで注目されてこなかった(価格高騰のレベルが比較的穏やかな)エリアの開拓が進んでいます。
で、こちらはマコネ。マコンも良かったのですが、このアリゴテが良すぎて一択。
近年、レジェンド達もこぞって造っているアリゴテですが、そういった手の物はなんだか美味しすぎてしまうので、アリゴテ飲んでるのかシャルドネ飲んでるのか良く分からなくなって来てしまうんですよね。そもそも、アリゴテとシャルドネは亜種って事ですし、温暖化の影響も絡んでアリゴテ完熟しちゃうと本当の意味で差が分からなくなる時もあります。
更に、お値段なんか気にし始めちゃったら、いよいよもう「なんか今私、高級な液体飲んでるけどアリゴテなんだよなこれ」って。
一昔前だったら、その手のアリゴテと言えばエマニュエル ルジェのアリゴテでしたが、ルジェの神様感と、それに対するお値段の安さ、アンド、アリゴテとしての酸の主張が根底にあって、温暖なヴィンテージにシャルドネ化した時にはもうお祭りみたいな盛り上がりで。
何が言いたいかと言うとですね、美味しいアリゴテも嫌いではないですが、アリゴテってやっぱり「酸」が聞いていて、ある程度「安い」って事が必要だと僕は思うんです。
「おぉ、酸っぱいな。そのまま飲んでも美味しく飲めるけど、アリゴテにカシス入れてキールにしたってのは納得だな。家にカシスないから試せないけど」ってとこまでが、美味しいアリゴテをお家で飲むときのルーティンだったんじゃないかと思うんです。
そんな、今となっては懐かしい、アリゴテの楽しみ方が楽しめます。欲を言えば、あと300円くらいお安ければと思うのですが、売り手がそれを言ったら良くないですよね。時代の流れを受け止めながら、美味しいワインを探してご紹介していきたいなと。今後ともよろしくお願いいたします。
以下、輸入元コメントです。
Domaine Coteaux des Margots
1983年、マコネ丘陵中心部のピエールクロ村に、ジャン・リュック・デュルセが創業したドメーヌです。1999年より自社ビン詰めを開始し、2017年に息子のピエール・ジュリアンが継承しました。
早1999年には実質ビオロジックの厳格なリュット・レゾネ栽培を開始しており、2018年には「Haute Valeur Environnementale(高い環境価値)」の最高段階「レベル3」の認証を取得しています。また、バイオダーバーシティ(生物多様性)にも早くから取り組んでおり、畑の周りの植生を豊かにすることで、ぶどう樹と鳥や虫たちとの共存環境を確立しています。
「ほとんどの樹は、樹齢50~70年のヴィエイユ・ヴィーニュです。半世紀以上にわたってこの地に根を下ろしてきたヴィエイユ・ヴィーニュこそがテロワールの真髄ですので、近年はセレクション・マサル(マス選抜)を実施して、これらの樹を永続させることに注力しています」。
ヴィエイユ・ヴィーニュは、大地の滋味滋養がぎっしりと詰まった濃密なぶどうを生み出してくれます。そのぶどうに清潔でナチュラルな醸造を施すことで、はちきれんばかりのみずみずしい果実味が口いっぱいに溢れるような、ハチミツのようなコクに思わず笑みがこぼれてしまうようなワインへと昇華します。
錚々たるワインメディアも彼の作品に惜しみない賞賛を送っており、フランスワイン評論誌の大御所「ラ・ルヴュ・デュ・ヴァン・ド・フランス」の「2018年ヴィンテージ大特集」(2019年6月号)では、「全マコネで最もコストパフォーマンスが高いワインを造る生産者」にも選ばれました。
ラベルの鳥は「カササギ」で、このドメーヌが所有する「マコン・ピエールクロ」の秀逸リウ・ディ「Les Margots」にカササギの意味があることから、ドメーヌのシンボルになっているものです(Margot=Pie)。
Bourgogne Aligoté La pie rouette
ピエールクロ村の区画より。1ha。粘土石灰質・花崗岩質土壌。平均樹齢30年。収量は70hl/ha。ステンレスタンクで発酵後、6ヶ月間熟成。作品名は「くるくる回るカササギ」(piroutte(旋回)にかけたもの)という意味で、この果実味に溢れたアリゴテをつい飲み過ぎてしまう様子を表しています。
※詳しい情報は輸入元のHPをご覧ください。