ティポー アンリオン / アンジュ ル ロジ ドゥ ブレ 2023 (/ロワールフランス)
ティポー アンリオン / アンジュ ル ロジ ドゥ ブレ 2023(白)
VT:2023
生産国:フランス
生産地:ロワール
葡萄品種:シュナン ブラン100
コメント【商品説明】:
きたきたこれこれ。
ワインショップを始める前に夢に見たのは、ロワールワインの専門店でした。
パリからロワール川に沿って西に移動して、どこにでもあるようなワインが何とも言えないほど美味しくて、こういったワインがもっと日本で紹介されるべきだなんて、大きな夢を見ておりました。
でも、いざやろうとするとそれは簡単な事ではなくて、やっぱりボルドーもブルゴーニュも手元に置きたくなってしまうんですよおね。でも、それでもやっぱり他の方よりもロワールのワインを贔屓目に見てしまう僕なので、こちらの様な至極普通でまっとうなアンジュのワインが日本に輸入されているのを見るとついつい仕入れてしまうのです。
これがやっぱり、飛ぶように売れるかと言えば全くそんな事もない訳ですが、でもまあそれはそれ、これはこれという事で。みんなで美味しいシュナンを飲みましょう。お鍋の時とか最高です。
Thibaut Henrion
アンジュから南へ約50km、ソミュールとコトー・デュ・レイヨンの間に位置するサン・マケール・デュ・ボワにドメーヌはあります。もともとは、代々に渡り葡萄とシリアルを栽培していたタイエ家のジャン・タイエ氏が1970年から自分たちの所有する葡萄からワイン造りを開始。ジャン氏の息子ガブリエル氏と共に2013年までワイン造りを行い、2014年からは知人で現当主のティボー・アンリオン氏が引き継ぎ現在に至ります。
ティボー氏が一番大事にしていることは”バランス”。周辺の自然環境に配慮した葡萄栽培やワイン造り行っています。そのため、ドメーヌは葡萄や土壌の個性を大切にしたワイン造りを行うことを目指し設立されたフランスの団体であるテラ・ヴィティス(Terra Vitis)に加盟・認証を受けています。ティボー氏はタイエ家が代々守ってきた葡萄樹を注意深く観察し、中でも特に畑に適して成長している台木を見つけ出し、より土地の味わいを引き出すことを行っています。
現在ドメーヌは42haを所有。シュナン・ブランに加えて、シャルドネ、そしてカベルネ・フランを栽培。醸造においてはステンレスタンクを使用。発酵中の温度を常にチェックしながらクリーンで葡萄本来の味わいを大事したワイン造りを行っています。周辺環境への配慮、そして葡萄栽培と醸造に至るまで”丁寧さ”を大切にしている生産者です。
Anjou Blanc Le Logis de Bray
アンジュのシュナン・ブランが表現する、豊かな果実味を酸が優しく包み込みます
ドメーヌは42haの畑を所有していますが、そのうちシュナン・ブランの栽培面積は12haです。土壌は、粘土と砂、シルト質土壌。収穫、プレスの後はステンレスタンクで発酵し、オリと一緒に翌年の春まで熟成します。その後、フィルタリングして瓶詰めされています。カリンの果実のやさしい香りに、ジューシーなグレープフルーツの爽やかなニュアンス。口の中でふんわり広がる果実感を酸が優しく包みます。ボリューム感も心地よく、クリアな辛口白ワインです。
カリンの果実のやさしい香り。ふんわり広がる果実感を酸が優しく包みます。適度なボリューム感が心地良いクリアな白ワインです。