ユドロ バイエ / シャンボール ミュジニー VV (フランス/ブルゴーニュ)
ユドロ バイエ / シャンボール ミュジニー VV 2017 (赤)
VT:2017
生産国:フランス
生産地:ブルゴーニュ
葡萄品種:ピノ ノワール100
コメント【商品説明】:
作るべき人が、作るべくして作る村名シャンボール。
そろそろ市場から無くなりそうなドミニクさんの村名シャンボールの2017年が少量再入荷。むしろ、まだあったんですねって。
今飲んでも抜群に美味しい無敵のヴィンテージ、2017年。ついついコルクにスクリューを差し込みがちですが、どうせならあと少し…いや、いっそのこと5年くらい寝かせてみるのも良いのではないでしょうか。助走は充分。我慢する日々は修行の様なものかもしれませんが、セラーに入れてしまえば結構いけるもんです。
必殺の超長梢ヴァーティカル シュート ポジショニング。
ドミニクさんは、低価格のキュヴェでも徹底したグリーンハーベストにこだわり低収量を維持、ピノ ノワールとガメイも差別しません。ヴァーティカル シュート ポジショニングと呼ばれる、ブルゴーニュ伝統の梢の仕立てです。絵が無いときっと伝わらないのですが、ブドウ房が実る梢を2本残して仕立てます。短い方の梢に2房、長い方の梢に6房がブルゴーニュの基本スタイル。で、この長い梢が通常は40センチなのですが、ドミニクさんは80センチまで伸ばします。
結果、ブドウの房同士の間にスペースが生まれ、風通しがよく健康的に健全なブドウが収穫できるのです。じゃあ、みんなそうすれば良いのにって思うのですが、梢を伸ばすとその分新しい芽が生えてきてしまい、それをせっせこせっせこ手作業で摘み取る必要があり、労力(と、人件費)がかなりかかってしまうのです。でも、美味しいワインが出来るならばとドミニクさんは笑います。
飲めばきっと、皆さんにもその想いが伝わるのではないかと思います。
以下、輸入元コメントです。
Hudelot-Baillet
1981年の設立以来ネゴシアンへの販売がほとんどだったこのドメーヌが、本格的に自社ビン詰めを開始したのは1998年。フランス空軍のメカニックだったドミニク・ル・グエンが娘婿としてドメーヌに参画してからです。醸造学校を修了した後、義父の5代目ベルナール・ユドロから栽培と醸造の理論と実際を学び、2004年に独り立ちしました。
以降彼は、毎年のヴィンテージの特徴の差を上回るペースで、ワインの品質を向上させ続けてきました。15年間以上にわたってリュット・レゾネ栽培を実践し続けている、実質ビオロジックの古樹畑。刷新を重ねた醸造設備。そしてドミニク自身の丁寧な仕事ぶりと磨き上げた職人の技。それらすべてが一体となって、近年の彼の作品は、真に偉大なヴィニュロンの作品のみに見られる、ひとつ上の次元に到達したように思われます。
いつもニコニコと笑顔を絶やさないドミニクですが、畑で彼と対峙する時、ゾッとするほど真剣な「ヴィニュロンの顔」が表れます。それは、畑仕事の重要性を示すものであることはもちろん、まだまだ改善することが山ほどあるという、己への厳しさの表れでもあります。
Chambolle-Musigny Vieilles Vignes
「デリエール・ル・フール」「レ・ナゾワール」「レ・バビエール」「レ・パ・ド・シャ」「レ・モンビ」の5区画で合計1.5ha。樹齢約60~80年のVV。新樽25%、1回使用樽30%、2回使用樽45%で16ヶ月間熟成。
※詳しい情報は輸入元のHPをご覧ください。