シャトー トゥール カロン / モンターニュ サン テミリオン 2016 (フランス/ボルドー)

FRR0028316
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シャトー トゥール カロン / モンターニュ サン テミリオン 2016(赤)

(FRR0028316)

VT:2016

生産国:フランス

生産地:ボルドー

葡萄品種:メルロ83、カベルネ・ソーヴィニヨン10、カベルネ フラン7

商品説明:

らしさとは何か。

アストルさんが提唱する【アルティザン ボルドー】の中のひとり。

ラテイロンというボルドーのクレマンの生産者が所有するシャトーなんですが、お顔も味もお値段も、良い意味で裏切りのある良いワインです。

モンターニュ サン テミリオンのワインは、どことなく「じゃない方の」サン テミリオンとして陽の目を見ないと言ってしまうと失礼になりそうなのですが、派手さの無いワインが多い印象が否めません。(個人の感想です)

そういった視線でこのワインと向き合うと、まずお顔立ちからキリッとしていて、とてもそそる佇まい。これって結局、デザインの優劣のお話になってしまうんだと思うのですが、お値段以上に期待値の上がるとても良いデザインだと思います。そう、こういったワインってのは食卓に置いただけで華になりますし、プレゼントなどにももってこい。

中身のワインも決して見劣りするようなクオリティではございませんで、とても親しみやすく、かつ味わいに深みも感じられるので、アンバランスな要素としては、色々考えるともう少しお値段高くても良いんじゃないかなってくらいで。

でも、その辺がモンターニュ サン テミリオンの中で光輝くにはちょうど良いさじ加減なのかもしれないな、などと思いつつ、このワインを飲んだことが無い方が早く見つけて下さらないかと待つ日々です。

 

アストルさんのボルドーワイン。

吉澤ワイン商店で取り扱うボルドーワインのほとんどは、ボルドー専門インポーターの「アストル」さんから仕入れています。

アストルさんで働く皆さんは根っからのボルドー好き。それもそのはず、ボルドーに住み、ボルドーで学んでいた仲間が、ボルドーの魅力を伝える為に立ち上げた会社です。なので、ボルドーワインに対する愛の深さは、お仕事でワインを取り扱う商社の方とはちょっと異なりますし、何しろ日本に引っ張ってくるワインのセレクトが素敵で尚且つ美味しい。

現地で深く掘り下げた人脈は、生産者だけでなくボルドーワインの取扱いに於ける最重要ファクターのネゴス(仲買いのネゴシアン)にまで及び、星の数以上のボルドーワインの中から一際輝くきら星をセレクトされています。

ボルドー市内の「レクスキ」という日本人シェフのレストラン(https://www.restaurantlexquisbordeaux.fr/ja/)と、神保町で「レピック」というボルドーワインバー(http://www.lepique.jp/)もやっています。私がボルドーにいった時も名だたるシャトーにヴィジットのアポイントを取って頂き、公私ともに大変お世話になっています。もう、アストルさんのワインは全部仕入れちゃいたいくらいなのですが、セラーの容量をお財布の都合で我慢我慢。

数が多すぎ、ラベルで内容が分かりにくい、安いものにはハズレがある、輸入経路によっては劣化している、同じシャトーで同じヴィンテージなのに値段がまちまちなど、市場の需要が高くクラシックであるが故に購入時に二の足を踏んでしまう要素が多いボルドーワインですが、「アストルさんの輸入しているものから選ぶ」って事が取り急ぎの道しるべになるって事は、自信を持ってお伝えできます。アストルさんの手を離れた後、ワインショップさんの保管状態が良くなかった場合を除いては。

 

Specialiste en Vins de Bordeaux

ボルドーの魅力、それは王道であること

↑毎月届くアストルさんのカタログのタイトルが大好きです。アストルさんの進む道が王道になる日は、そう遠くないのかもしれません。

 

以下、輸入元コメントです。

【ARTISAN BORDEAUX:アルティザン・ボルドー】 とは

「貴族・大規模生産」のイメージや「格付・銘柄」に傾倒しがちなボルドーにあって、『オーナー自ら畑を耕し、ワイン造りを行い、真摯にテロワールを表現するこだわりの小規模生産者』を、アストルスタッフが体感して表現した標語です。弊社ではこうした小規模生産者達にスポットを当て、”クリュ・アルティザン” への加盟の有無を問わず、独自の視点でボルドー各地の優良生産者を発掘しご紹介して参ります。

 

『CRU ARTISAN BORDEAUX:クリュ・アルティザン』について

メドックやサンテミリオンなどのグランクリュ格付けの他にも、クリュ・ブルジョワなどのカテゴリーがあるのはご存知と思いますが、”クリュ・アルティザン”という団体があるのは、あまり知られていないと思います。1800代後半には、グランクリュ格付けとともにメドックで公式に認められていた存在で、戦時中の混乱期に自然消滅した形になったものの、近年、再び公式な格付けとして復活しました。いわゆる農家が造るワインはブルゴーニュやアルザスなどと同様、当然ながらボルドーにもたくさんあるのです。

 

Château Tour Calon

シャトー・トゥール・カロンはクレマン・ド・ボルドーのトップ生産者であるラテイロンが醸造所のあるモンターニュ・サンテミリオンで造る赤ワインです。

石灰岩の採掘場跡を利用した大規模な地下カーヴの真上に位置する約畑は石灰岩盤の表層に浅い石灰粘土質が2009存在する独特な土壌です。11.5ヘクタールの年より有機栽培を実践し、エコセール認定を受けています。

醸造は当主のリオネル・ラテイロン氏の実姉でグラン・コルバン・デスパーニュ、メゾン・ブランシュなどのサンテミリオンの名シャトーを所有するデスパーニュ家に嫁いだエノログ、コリーヌ女史が担当、自生酵母で発酵を行うなど、テロワールの特徴を素直に表現する自然なワイン造りを心がけています。

2016年は最高のコンディションのブドウを収穫でき、長めのマセラシオンが可能となりました。より豊かな果実の風味が引き出された当たり年です。

 

 

アストルさん輸入のワインはこちらのボタンでも。

その他色々ございます

 

輸入元:アストル

※入荷待ち商品のお取り寄せ等、お問い合わせフォームからお受け付けしております。お気軽にお問い合わせ下さい