アンリ マニャン / ジュヴレイ シャンベルタン 2022 (フランス/ブルゴーニュ)
アンリ マニャン / ジュヴレイ シャンベルタン 2022(赤)
VT:2022
生産国:フランス
生産地:ブルゴーニュ
葡萄品種:ピノ ノワール100
コメント【商品説明】:
※数量限定の為、ご購入はお一人様一本までとさせて頂きます。ご了承ください。
※3月から11月の間はチルド便必須です。カート画面でご指定お願い致します。ご指定頂けない場合、こちらで追加してご利用料金の修正をさせて頂くか、キャンセルのお願いをさせて頂きます。
争奪戦に参加しました。
豊作の2022年とはいえ、全体的に手に入れることが困難になりつつあるブルゴーニュ。供給よりも需要の方が高いアンリ マニャン。上のキュヴェなんて一本も仕入れられないんじゃないかなって思いつつ、争奪戦に名乗りを上げた結果、多くキュヴェを手に入れることに成功しました。ホントにいいんですかヌーヴェルさん?
以下、なんかツラツラ書いておきますが、狙ってるキュヴェの在庫があったなら、読んでなんかないでとりあえずカートの中に入れてご決済を。カートに入れただけでは在庫に反映されませんのでお気をつけて。
2022年のブルゴーニュについて。
質は極上だけど、量が少なすぎた2021年と比べると、豊作と言って問題のないくらいのビックヴィンテージ。ついに来たなと言う感じ。こういうのを待っていたんですよね、皆さん。
気温の上昇は地球規模で進行しているので冷涼感とまではいきませんが、乾燥すべき時にしっかりと乾燥し、果実の凝縮感としては最適なレベルに達していると評判です。
手に入れるチャンスがあるうちに、お目当てのものはストックしておきましょう。
以下、輸入元コメントです。
Henri Magnien
前世紀末から今世紀初頭にかけてのおよそ10年間、当時のアメリカ市場の嗜好を主たる要因として、ブルゴーニュにおいてもとりわけ濃厚なパワーワインが造られたことは醸造史に記録されるでしょう。そしてこのことは、その後のアメリカ市場の失速と、世界各国のワインラヴァーがよりナチュラルで上品なワインへと里帰りしたことによって当該生産者のカーヴに築かれた山のような在庫の記憶とともに、若手の醸造家たちにとって良い反面教師となりました。
中でもヴォーヌ・ロマネ村と並んで大きな反動を経験したジュヴレ・シャンベルタン村では、新しい世代の造り手たちがとりわけ熱心に、一丸となって、ピノ・ノワールのあるべき姿を再探求する姿が見られます。
「超完璧主義者のドゥニが、格別に力強い深い色のジュヴレ=シャンベルタンを造っていたが、2006年に不時の他界。息子のアルノはもう少し優雅なものを求めている」(ヒュー・ジョンソン。「ドメーヌ・ドニ・モルテ」を評して)。
父の後を継いだこのアルノー・モルテがそのリーダー格で、彼を中心とした研究ネットワークから、品質を劇的に向上させた新世代が現れてきています。
その最たる造り手が「アンリ・マニャン」です。1656年からジュヴレ村の住人であったというこの由緒ある生産者は、ヨーロッパ中の個人のワイン愛好家達やワインショップなどからの注文で毎年完売が続いていたために、品質を大きく向上させようという動機はやや希薄でしたが、2007年からワイン造りに参画した息子のシャルルが、アルノー・モルテやベルトラン・デュガらとの情報交換を通じて栽培から醸造まで多岐に渡る改革を行い、大きな品質向上を成し遂げました。
とても誠実な彼が畑仕事の合間を縫って一生懸命まとめてくれたレポートには、「結論」として次のように書かれています。
「ピノ・ノワールという品種ならではの、繊細で薫り高いワインづくりを目指しています。それは気品があり絹のようになめらかなタンニンを伴う、まろやかでバランスの良いワインです。私たちは、ワインの自然な風味を”修正する”ことができると考えられている(技術や添加物等の)あらゆる干渉を制限します。あらゆる「アグレッシブなもの」は歓迎しません。ピノ・ノワールは、肩の力を抜いて自然な悦びをもたらしてくれるもの、また、美味しい料理を引き立てるものであると考えています」。