ドメーヌ ラ ガントランディ / サン レジェ 2020 (フランス/ローヌ)
ドメーヌ ラ ガントランディ / サン レジェ 2020(赤)
VT:2020
生産国:フランス
生産地:ローヌ
葡萄品種:グルナッシュ50、シラー50
コメント【商品説明】:
【3月から11月はチルド便必須】常温便でご購入の方には、追加でチルド料金を計上させていただくか、キャンセルのお願いをさせて頂きます。ご了承ください。
コート デュ ローヌの南の方に「ヴィサン」って村がありまして、そこがドメーヌ ラ ガントランディの本拠地になります。
最初に出会ったのは20年以上前で、まあなんて美味しいワインだろうって感動したものです。なんで今頃まであっためていたかと言うとふたつ理由がありまして、ひとつ目は、吉澤ワイン商店でごり推ししている奇才アラン パレの存在。ローヌワインは彼(の息子のアントニー)のワインを紹介したいって気持ちが心の奥の方にずっとあるんですよね、アランから生前に頂いた恩が大きすぎて。
ふたつ目は、出会った当時、彼らの本拠地のヴィサンがジゴンダスやヴァケラスの様にAOCとして独立するって噂があったんです。その時でも良いかなって思っていたのは事実。でも、これがなかなか進まなくて。
そろそろコート デュ ローヌ ヴィサンからヴィサンに変わっているかなと、たまに覗いて見るのですが一向にその気配はなく。ただ、見つけてしまったんですよね、妙に安いキュヴェを。
ワインの値上がりが止まらない昨今、ワイン屋としてこのワインをご紹介しないのは噓だなと思いたち、とりあえず仕入れてみました。まだ飲んでいないので、僕も今日飲みます。
以下、輸入元コメントです。
Domaine la Guintrandy Olivier Cuilleras
あまり知られておりませんが、ヴィサン村は12~14世紀の間 シャトーヌフ・デュ・パプと同じく ローマ教皇の直轄領であった歴史を持つワインの銘醸地です。
ドメーヌ・ラ・ガントランディは そのローマ教皇の所有地だった畑を1850年代に所有し、その後6世代に渡り現在に続く生産者です。またヴィサン村最高と言われるテラス状の地所ル デヴェス(LE DEVES)を最大面積所有しており、ゴブレ仕立ての樹齢50年以上のグルナッシュを中心にテロワール第一に考える力強いスタイルのワイン造りを実践してます。 所有面積は約30ha。畑では化学肥料を使わず、葡萄の搾りカスと羊糞の肥料を用いた自然農法を実践します。
収穫は全て手摘みで、発酵は培養酵母を使用せずに野生酵母にて自然発酵を行います。またオリヴィエ氏は他のワインに時として見られる、SO2の添加過多による独特の乾いた香りを大変嫌っており、現実的に可能な限りその使用を抑えるようとしています。酒石酸を固める低温化(クリスタリゼ)も行わず、全てノンフィルターにて出荷します。
Saint Leger
ヴィサン村南部のエリアで収穫させた葡萄で造るテーブルワインになりますが、味わいは本格的です。造りも野生酵母で葡萄を自然発酵させてセメントタンクで熟成を行います。ろ過及び酒石酸の除去は行いません。
柔らかなグルナッシュと上品なシラーの香り、果実のボリューム感もしっかりとあり、飲むほどに美味しく感じられます。