ドメーヌ ド ヴィルヌーヴ / コート デュ ローヌ ラ グリフ 2022 (フランス/ローヌ)
ドメーヌ ド ヴィルヌーヴ / コート デュ ローヌ ラ グリフ 2022(赤)
VT:2022
生産国:フランス
生産地:ローヌ
葡萄品種:グルナッシュ 50、ムールヴェドル20、サンソー 20、シラー 10
コメント【商品説明】:
※SO2添加少量の為、3月から11月の間はチルド便必須です。カート画面でご指定お願い致します。ご指定頂けない場合、こちらで追加してご利用料金の修正をさせて頂くか、キャンセルのお願いをさせて頂きます。
出会ったのはナントでした。
昔、ロワールのナントの酒場で、現地のご機嫌なナチュールを色々と飲んでいたら、店主のニコラさんが「ロワールのワインはもういいから、他のも飲もうぜ」と紹介してくれたのがこのワインでした。
まだその頃は、日本のワイン市場ではナチュールって一般的ではなかったので、自分へのお土産に一本持って帰ってきたんですけど、あれはどこに行ったかな。最近セラーでも見かけてないけど、どこかで眠っているのでしょう。
ウルヴァリンのツメに引っかかれた様な、赤いエッチングが衝撃的だったグリフのボトルも、今は紙のエチケットへと変わりましたが、ワインとしてのその輝きは色あせず。
以下、輸入元コメントです。
Domaine De Villeneuve
南ローヌヴァントゥーの丘でビオディナミ栽培、穏やかテイストの赤
2013年2月アンジェのルネッサンス・デ・アペラシオン会場で、大地の香り溢れるシャトーヌフ2007年との衝撃の出会い、それはドメーヌ・ド・ヴィルヌーヴです。
南ローヌの主要都市アヴィニヨンから北へ15kmのオランジュ近郊、そこは南ローヌで最高品質のワインを生み出すシャトーヌフ・デュ・パプ。百万年前まで海の中であったこの地域の特徴的な丸石がゴロゴロとしている畑のその下には、海の砂や赤粘土、黄土が広がっています。この土壌がブドウの生育に必要な水はけのよさや有機物質をもたらします。
ドメーヌ・ド・ヴィルヌーヴは1993年に現当主スタニスラス・ワリュットが広告会社に勤めていたフィリップ・デュ・ロワ・ド・ブリッキーと共に、アモー女史から引き継ぎました。現在9ha所有している標高100~ 150mの南向きの畑は、シャトーヌフのトップ生産者の一人と言われるシャトー・ド・ボーカステルの南隣に面している非常にポテンシャルの高いものです。
2000年よりビオディナミ栽培を開始し、2002年にエコセールとビオディヴァンの認証を取得しました。
「病気やウイルスに対して化学薬品という一時的な解決策ではなく、ビオディナミ栽培でブドウの樹の中にあるエネルギーを最大限に引き出すことにより病気やウイルスに打ち勝つのだ。」という信念のもと、自然とブドウの樹が調和する栽培を心掛け、畑には極力負担をかけないように馬で耕します。大地のエネルギーに溢れたブドウは注意深く選別しながら手摘み収穫。醸造は地下6mの温度変化が少ない洞窟の中で行います。陶器に覆われた50hlのセメントタンクで自生酵母のみで発酵、85%をそのタンクで、残りの15%を古樽に移し熟成を行います。ワインの爽やかさや果実味を保全する為に、ルモンタージュやデレスタージュといった色素やタンニンの抽出を促進する作業は一切行いません。
長期熟成したキュヴェは無濾過無清澄、極微量の酸化防止剤を加え瓶詰めされます。こうして出来上がったワインは、いずれもフルーティ且つ濃厚で煮詰めたジャムのニュアンス、キメの細かいタンニンと深い余韻を楽しむことが出来ます。フランスのみならず世界中で評価が高く、3年連続「ザ・ベストレストラン」で1位に輝いたデンマークのNOMAや数多くの星付きレストランにもオンリストされています。またロバート・パーカーのポイントでも07のヴィエイユ・ヴィーニュは94点を獲得しています。ブドウの樹が持つエネルギーをたっぷり含んだシャトーヌフ・デュ・パプとグリフ。是非ご賞味下さい。
La Griffe
グリフとはメゾンで仕立てられた洋服のラベルでオートクチュールを指す言葉として用います。赤粘土のガレで育つブドウを50%は除梗し醸し後プレス、セメントタンクで発酵・熟成し瓶詰めしました。粘りのある紫ガーネット色、カシスや火打石、スモークの香り、しっかりとした果実味とボリューム、程よい酸と甘みがありプルーンを思わせる味わいがバランスよく整っています。
50%は除梗し、セメントタンクで10日間醸し、垂直式圧搾
80hlのセメントタンクで10日間発酵(ピジャージュ 1日1回)
50hlのセメントタンクで熟成
無濾過・無清澄
SO2 瓶詰め時:25mg/L トータル: 17mg/L