ラ シードルリー デュ ゴルフ / ル ウープ 2022 (フランス/ブルターニュ)
ラ シードルリー デュ ゴルフ / ル ウープ 2022(白泡)
VT:(2022)
生産国:フランス
生産地:ブルターニュ
葡萄品種:デュース モエン(甘味・苦味)、ギルヴィックとジュドール(酸味)、 マリ・メナル(苦味)、
デュース コエトリニエ(甘味)
コメント【商品説明】:
※SO2無添加のため、3月から11月の間はチルド便必須です。カート画面でご指定お願い致します。ご指定頂けない場合、こちらで追加してご利用料金の修正をさせて頂くか、キャンセルのお願いをさせて頂きます。
そんなに沢山は飲んでませんが、僕が1番好きなシードルリー。「シードルリー」の名は、うちはシードルの醸造の専門でやってますよって証し。農業を兼ねたフェルムなどが多い中、意外と専業シードルリーって事自体が珍しく、何はともあれ何しろ美味い。健全な林檎の果実感。
こちらのキュヴェはホップ入りでほんのりビター。林檎のビールなんて良く言いますが、より本格的なビール感をお楽しみいただけます。冷蔵庫にこんなのを一本忍ばせてたら、お洒落なんて言葉じゃ足りないくらいお洒落ですよね。
以下、輸入元コメントです。
La Cidrerie Du Golfe
ビオロジック × 型破りな醸造 ブルターニュのシードルナチュール
ブルターニュ Arradon(アラドン)村、La Cidrerie Du Golfe はMorbihan湾の沿岸から500m内陸へ入ったところにあります。Golfeとはフランス語で「湾」を意味します。
このシードルリーを運営するのがマルク・アヴェリ(1965年生まれ、三人の父)とフランソワ・ドゥ・フォルジュ (1962年生まれ、三人の父)。我々が訪問した2016年の夏、醸造所にはひっきりなしにお客さんがやってきてカウンターで試飲をしケース単位でシードルを買っていく姿が見られました。アーティスティックでロックフェスのような雰囲気と音楽がそこここに溢れる手造り感たっぷりのシードルリーです。
マルクはシャンパーニュ地方出身でワインとは全く違う仕事をしていた両親の元で育ち、21才からプロの広告カメラマンとして2011年までパリで活動してきました。奥さんの地元ということで2000年からアラドンに住みはじめ11年間、週に4日はパリ、3日はアラドンという二重生活を続けてきましたが、奥さんの意向もあり、パリを後にしここに落ち着きました。その後、ロワールのパトリック・デプラのワインに出会いヴァンナチュールに目覚め、「これをシードルでやったらシードル・ナチュール!おもしろいに違いない。。。」と感じたのがこのプロジェクトの始まりとも言えます。
一方、相方のフランソワは元々、生物学の先生であり研究者。学校の先生を辞めたいと考えていた頃、2000年にマルクと出会い意気投合、2010年から二人でビオの食料品店を立ち上げました。その時に仕入れていたのがまさにここのシードル。実はこのLa Cidrerie Du Golfeでは2011年までは別生産者がリンゴを育てシードルを作っていたのでした。当時のシードルをこの店で仕入れていた縁で2011年、前生産者が醸造所と畑を売るという話を彼らに持ちかけたところ「それなら俺たちでやりたい」と二人が引き継ぐことになりました。
2012年の立ち上げに漕ぎ着けたと同時に、フランソワは2週間のうち3日間はノルマンディの醸造学校へ通い醸造方法を本格的に学びました。また、マルクは50キロ離れた手造りのシードルの生産者での修業を開始、二人とも1年間は二足の草鞋を履く生活でした。
二人は「あの頃は無茶苦茶ハードだった。」と当時を懐かしそうに振り返ります。2013年からは、ようやく自分たちのシードルリーでの生活一本となりました。
無農薬、無化学肥料、無除草剤のリンゴ畑は現在5.5ha。5種類450本のリンゴ樹の混植で、そのうち約1haがGuillevic種です。10月、リンゴが完熟して地面に落ちるまで待ち、そこから更に完熟するまで待ちます。リンゴを切って糖度を計り更なる完熟が確認できたら一斉に手で拾い収穫を開始します。この時、一緒に収穫する少し傷んだリンゴの方が酵母が多く付着しているそうで発酵のスターターとして用いると話してくれました。
醸造所内、ノートや黒板にこれまでの発酵における数値を克明に記録していることからは彼らの正確さがみてとれます。同時に、型破りな醸造にも挑戦する彼ら。
リンゴとホップをまぜたキュヴェ「ゴルフウヴロンウープ」。これは非常に飲み手の記憶に強く残る新しいタイプのシードルですが、ベルギービールの「カンテオン」とシュナンブランとシードルをブレンドしたワインをつくったパトリック・デブラの影響を強く受け、出来上がりました。
生産量はシードル24,000本 ジュース10,000本。
頻繁にアーテイストをシェへ呼びライヴや展示会を行っていて、実際、我々が訪問した際にもミュージシャンが醸造所でリハーサルをしていました。感覚的なマークと科学的な思考のフランソワが目指すもの「文化というものをここから発信していきたい、お腹と頭を満たす文化、それをここでやりたいんだ」。カルチャーピープルが人生かけて造り上げるシードルナチュール、あなたの好みのカルチャーのお供にいかがでしょうか?
Le Hoops
ブルターニュ沿岸で造るビオシードル、5種のリンゴの発酵時にアルザスの「strisselpalt」と「ペルルアルザス」というホップ2種を加えグラスファイバータンクで発酵しSO2無添加で瓶詰めした珍しいキュヴェです。わずかに濁りのある淡いオレンジ、ヴァイツェンビールを連想する香り、ホップが強く大根やラディッシュなどの根菜のニュアンスを感じます。
軽くプレスし除芯、品種ごとにプレス
15hlのグラスファイバータンクで発酵時にホップを加え、発酵し瓶詰め
残糖:2.52g/L
SO2 無添加 トータル:10mg/L未満
アルコール度数 6%