シモンドゥヴォー / シャンパーニュドゥミセック（/シャンパーニュフランス）

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シモンドゥヴォー / シャンパーニュドゥミセック（白泡）

(FRS0009400)

VT：NV

生産国：フランス

生産地：シャンパーニュ

葡萄品種：ピノノワール80、シャルドネ10、ピノブラン10

※3月から11月の間はチルド便必須です。カート画面でご指定お願い致します。ご指定頂けない場合、こちらで追加してご利用料金の修正をさせて頂くか、キャンセルのお願いをさせて頂きます。

仲田さんのお友達のドゥミセック。

シャンパーニュを甘口、辛口ってラベルに書いてあるのですが、基本的にはブリュット（辛口）ばかりですよね。しばらく前から人気のノンドゼはエクストラブリュット（極辛口）になる事も多いですが、エクストラブリュットはブリュット表記も可なので、世の中のシャンパーニュは概ねブリュットになる訳です。

いわゆる甘口はドゥーってカテゴリーで、これはもうなかなかお目にかからないのですが、その下のドゥミセック（半辛口）はたまに見かけます。見かけはしますが、飲んだことは無いよって方も多いのではないでしょうか。怖いですよね、せっかくシャンパン飲むのに失敗したくはないですもんね。

「甘口のシャンパーニュ」の味を想像した時に、頭に浮かんでくるのは〇ンザノアスティスプマンテとか、カフェド〇リとか、そんなにお高くもないから注文したら「なんだ甘口じゃん」ってなってしまった苦い経験。だったりして。

ところがですね、大事なことはこれらは甘口のスパークリングワインであって、甘口のシャンパーニュではないって事なんです。大前提、シャンパーニュである以上、中心にはしっかりとした酸の核がありますから、多少の甘さが加わったところで、その辺のバランスがどっかに行っちゃうなんて事はないんです。

ドゥーまでいくと、さすがに甘いのでTPOを選びますが、ドゥミセックだと普通に食中酒として楽しめちゃいます。煮詰めるタイプのコクのあるソース、フルーツを使ったソースなんかのお肉料理はもちろん、甘辛系や旨味楽しむ系の和食や中華にドゥミセック合わせたりなんかしたら、とってもお洒落。

しかも、今回ご紹介する造り手のドゥミセックに添加されるドザージュは33g/l。ドゥミセックで許される添加量は33～50g/lなので、一番辛口寄りのドゥミセックと言いう事になります。初めてのむドゥミセックとして最適です。お値段も、昨今のシャンパーニュとしてはすこぶる優秀。

これを飲んで「なんだ、ドゥミセック面白いじゃん！」ってなってくれたら良いなって。

美味しいドゥミセック造っているメゾンが沢山ありますから、沼にはまってしまった方はお近くのデパートに行きましょう。なんで吉澤ワイン商店じゃないのかって？高級なドゥミセックのシャンパーニュなんて、ちっとも売れる気がしないからです笑

いや、ということは…。数年売れ残ってくれたら、熟成して更に美味しくなっちゃうのなら……。検討します。

以下、輸入元コメントです。

Simon-Devaux

優良な造り手がひしめくオーブ県のセル・シュル・ウルス村に1930年頃から続く栽培家で、1998年に3代目の現当主アラン・シモンが継承。しばらくRCとして運営していましたが、2003年にRMとなり、自社ビン詰めを開始しました。

遡ること1995年の秋、当時研修生として身を置いていたサントネーの「ミッシェル・ポンサール」の収穫に参画していたアランは、たまたまこのドメーヌの収獲に参加していた若き日の仲田晃司さん（現「ルー・デュモン」醸造家）と知り合います。ふたりはすっかり仲良くなり、翌年には「シモン・ドゥヴォー」にて、仲田さんのシャンパン造り研修が実現。以来20余年を経た今日まで、固い友情の絆で結ばれています。

「アランはとてもシャイで、とにかく真面目な男です。シャンパーニュRMのオーナーとしては珍しく、とても質素で控えめな生活を送っています。また、大変な畑仕事を従業員に任せたり外注したりすることなく、彼自身が毎日汗を流して一生懸命働いています」（仲田さん）。

ご紹介するスタンダード・ブリュットは、主要3品種に「オーブの魂」ピノ・ブランを加え、ヴァン・ド・レゼルヴの一部を樽熟成させたアラン渾身の作。オーブらしい豊潤な果実味を香ばしいトーストの風味がやわらかく包み込み、深い余韻とともに飲み手を陶酔に導いてくれます。