モンテ ディ ロアリ / ビアンコ ディ クストーザ (イタリア)

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モンテ ディ ロアリ / ビアンコ ディ クストーザ 2019 (白)

(ITB0000319)

VT:2019

生産国:イタリア

生産地:ヴェネト

葡萄品種:トレッビアーノ トスカーノ40、ガルガーネガ30、トレッビア ネッロ20、マルヴァジア10

コメント【商品説明】:

ヴェネトの北東斜面から。

まとまった平地での機械的な栽培による大量生産型のワインが数百円で日本でも売られることが増えてきた北イタリアのヴェネトですが、こだわりの有る生産者は今も変わらず素敵なワインを造っています。

4品種ブレンドされていますが、マルヴァジアだけはアンフォラで甕熟した後にブレンドされます。なんて事を書くと、一部の自然派ワインフリークの方用のワインなか?ってなってしまいますが、純粋に、清潔にコントロールされています。香りを嗅いで、ごくりと飲んで、「嗚呼、このご夫婦は本当にワインを造るのが上手いんだなあ」と感じます。上からではないですよ、心からのリスペクトです。

このお値段帯としては珍しく、我が道を行くと言わんばかりのスタイルですが、別の事を調べていたらたまたまワイナリーのお名前を見つけました。ビオの伝道師、ニコラ ジョリーが設立したリターン トゥ テロワールのメンバーとの事。なるほどなるほど。

すっきりとしていますが、ミネラル豊富でレモンが香る。そう書いてしまうと所謂「The 白ワイン」になってしまう訳ですが、探せばそれ以上の価値を見出せますし、探さなければ何も考えずにお食事に寄り添う。これって、ワインにとっては簡単な様で結構至難の業だったりすると思うんです。

ワインのお値段って、プレミアが付いていない限りはだいたい品質と釣り合っているいるものがほとんどですが、ワインの仕上がりとその奥にある労力とを考えたらもう500円高くても不思議じゃないなってワインです。

 

以下、輸入元コメントです。

Monte dei Roari

ワイナリーは19世紀後半にガルダ湖の南約8kmのモンテ・ママオル(Monte Mamaor)で始まりました。現在はオーナーのステファノ氏とビオテクノロジーを学んだ妻のアレシア氏が二人三脚で畑仕事と醸造に取り組んでいます。モンテ・ママオルはガルダ湖から続く氷河由来のモレーンと呼ばれる土壌の「最後の丘」にあたります。氷河が押し出したガルダ湖から続く土は標高192mのこの丘でせき止められました。畑にはモレーン土壌特有の様々な丸い石がゴロゴロと転がっています。所有面積はモンテ・ママオルの樫林を含む合計14ヘクタールで、その内葡萄畑は10haです。樫林を維持することで畑の自然な生態系を守っています。ビオディナミ農法を採用しており、畝間には菜の花やそら豆の他に計14種類もの草花を植えて、それを鋤き込むことにより肥料にしますが、様々な生き物が共生できる環境造りの為に、一畝おきにその草花を残します。防除には硫黄と銅のみを使用します。1haあたりの平均収量は約56hl。収穫は全て手摘みで行い、野生酵母で発酵を行います。酸化防止剤は瓶詰時に少量添加するのみで無濾過で瓶詰を行います。

 

Bianco di Custoza DOC

野生酵母で発酵、ろ過も行わずに瓶詰しました

畑の標高は180m。北東向きの斜面。密植度は4,500本/ha。土壌は石灰の富むモレーン。 平均樹齢は25年。マルヴァジアだけ40年。 ガルダ湖からの影響で冬はあまり寒すぎず、夏は暑くなりすぎない気候です。特に夏場は昼夜の温度差が大きいです。全て手摘みでトレッビアネッロ、トレッビアーノ、ガルガネーガの順に収穫し、自然にバトナージュが起こるチューリップ型のセメントタンクでそれぞれ別に発酵させた後にコンクリートタンクでブレンドしてから熟成させます。 マルヴァジアはアンフォラで発酵させて12月頃その他の品種と共に4ヶ月間シュールリー熟成。無濾過にて瓶詰めしました。

 

輸入元:アズマコーポレーション

詳しくはこちらの輸入元ホームページでもご確認頂けます。

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