タブルニ ドムス / カンパーニャ アリアニコ 2015 (イタリア)
タブルニ ドムス / カンパーニャ アリアニコ 2015(赤)
VT:2015
生産国:イタリア
生産地:カンパーニャ
葡萄品種:アリアニコ100
コメント【商品説明】:
ご家庭用のアリアニコ。
カンパーニャの愛されるべきワインです。
こういったワインが、ご家庭の食卓には一番なんじゃないでしょうか。現地ではトラットリアでお食事と共に楽しまれているまろやかなバランスが魅力のワインですが、日本の飲食店ではこの価格帯のワインでもボリューム感が求められることが多く、特にワインによってはフルボディとなるアリアニコ種だって事もあり、紹介するソムリエさんにスキルが求められるワインだったりもします。
もう、ヴィンテージでびっくりですよね。この値段でこのヴィンテージが現行ヴィンテージです。で、飲んでみるとですね、素朴なんですよね。それがですね、最高なんですよね。お値段考えたら信じられないですよね。
で、白も飲んでみて考えたんです。きっと樽で熟成じゃなくてタンクで熟成なんだなって。なるほど、それなら納得。
合わせるお料理なんかはですね、そんなに頑張らないタイプの洋食で十分です。あえてのイタリア料理にするならば、パスタなら単純な肉団子のパスタとか、娼婦風パスタとか。「カンパーニャ 料理」で検索すると、現地のシンプルな名物料理の数々に勇気が出てきます。ナポリの料理ですから、思い切ってナポリタンだって良いんじゃないかなって感じるくらい、このワインの抱擁力ったら凄いのヒトコト。
「アリアニコなのに重たくないのね」ってクレームは是非とも無しの方向で。そういう価値観で飲むのはあまりにも勿体ない優秀なワインですから。
もう一点、輸送時に段ボールにワインをさかさまに入れるタイプの生産者さんの様です。昔のイタリアワインでたまに見かけたあれです。シールキャップのテッペンが取れてしまっているものが半分くらい。これを不良品としていたらきりがないので、このまま良品として扱わせて頂きます。予めご了承くださいませ。
以下、輸入元コメントです。
Taburni Domus
ワイナリーはナポリからは北東約80km、魔女伝説で知られるベネヴェンターノからだと北西約4kmにあるタブルノ自然公園のフォリアニーゼ村(foglianise)に位置します。16世紀より続く家系で2002年に創業。2005年に低圧真空プレスや破砕後のジュースを即座に0℃に冷却するパイプシステムなどの最新の醸造設備を導入したワイナリーを新築して現在にいたります。
3ha持つ自社畑ではオーガニックワインを造り、他の農家から買い付けたワインでそれ以外のものを造っています。当主は2016年現在36才のジーノ、弟のエジーディオはエノログ、父ポンペオが畑を担当しています。畑の標高は400m。ワイナリー名の由来でもある標高1200mのタブルノ山はベネヴェンターノから望むその姿が横たわった女性の後ろ姿を連想させるところから、「サンニオの眠れる人」と呼ばれており、その山に抱かれた畑では火山活動由来の独特な火成岩土壌とタブルノ山由来の石灰土壌が堆積しており、グレコ、フィアーノ、ファランギーナ等の白葡萄と、黒葡萄アリアニコ種からワインを造っています。オーガニック農法を実践しております。
Aglianico IGT
ベリーの香りに、ほんのりとスパイシーなニュアンス。柔らかな口あたりと優しく広がる果実。みずみずしくも落ち着いた味わい。