シャトー ジュン / ピノ ノワール 2025 (日本)
シャトー ジュン / ピノ ノワール 2025(赤)
VT:2025
生産国:日本
生産地:山梨
葡萄品種:ピノ ノワール100
コメント【商品説明】:
ジュンさんの【裏山】のピノ ノワール。
菱山にあるシャトー ジュンさんの裏山の自社畑のピノ ノワール。若い時に厳しい環境に置く、ぶどうに対しては(も?)スパルタな仁林さんの栽培哲学(=愛)が詰まったピノ ノワール。結構日照りも良い畑なので果実味たっぷり。
僕が初めてワイン用のブドウ畑に足を踏み入れたのがこのピノの畑です。十何年か前になります。「ここは勝沼なのに棚じゃないんだ」という衝撃と、なんか草がボーボーで本で見たブドウ畑の印象と違うなって印象が今でも鮮明です。
畑に於けるインセクトホテルの重要性(生物の多様性がもたらすメリット)は、今でこそ腑に落ちるというか、世界的にはスタンダードな要素にもなってきていますが、僕自身が当時はそんなに興味がなくて、仁林さんのやっている事を見ても「不思議な事をする人だな」くらいの感じだったような気もします。
その頃、シャトージュンさんの栽培のお手伝いをしていた方が、結構なナチュラリストだったのですが「あの人、畑で勝手に変な事するから辞めてもらいました」って仁林さんが言ってたので、その頃はてっきり仁林さんはナチュラルっぽい感じが嫌いなのかなって感じていたのですが、今思えば仁林さんが一番ナチュラルなんだよなって感じたりもするのです。
シャトージュンの先代の醸造長さんとの激しいバトルのお話しも面白いのですが、そのもう少し前、ワイン造りを始める前の仁林さんは群馬の行政で農業支援の担当をしていたそうで、その時に農家さんに色々とアドバイスしなければならないという立場から、どうやったら植物が元気に育つことが出来るのかってのを突き詰めた結果、冒頭の「樹が若い時には厳しい環境で」事だったり、仁林イズムというか、なんかそんな感じのノウハウが生まれて、そのイズムを苗木の頃から注入された、正真正銘の仁林さんのブドウってのがこのピノ ノワールなんだと思うんですよね。
「ブドウが育ちたいように育てればいいんですよ」って軽く言っちゃうんですけど、そんなに簡単な事では無いなってのは凄く感じます。特に仁林さんのワインを飲んでいる時に。
仁林イズムの結晶とも言えるピノ ノワール。これまで「樹が若いから」頑なに表ラベルを貼る事を拒んできたピノ ノワール。言うなればこれはシャトー ジュンのピノ ノワールのファーストヴィンテージ。
勝沼はブルゴーニュではありませんから、同じような感じになるかって言ったらそんな事は有りませんが、ブドウが自分の意思で最大限までポテンシャルを高めたブドウから造られるワインは、きっと飲み手に色々と語りかけて来るのでしょう。そんなワインが僕は好きです。
2025年のピノ ノワール。
仁林さんに別のワインを注文したら、「ピノノワール(ワイナリーの上の畑)が最高なんですが、こちらをお届けしたいです」と、そんなこと言われたら断れないじゃないですかと。
確かに、少し紅茶が香ります。僕の中では紅茶の要素が出るピノと、出ないピノとで大きな線引きがあるのですが、なるほど。でも、他にもマテ茶っぽさもあったりして、ややアクセントはやや強め。少し熟成させてからが面白そうです。
ご近所のワイン好きさんのお家でBBQを頂きましたが、そこのご主人がアルゼンチン帰りでアサードのチミチュリソースで食べる塊肉との相性はバツグンでした!
以下、生産者コメントです。
Chateau Jun
1979年創業。日本有数のブドウの里、山梨県甲州市勝沼町に居を構える老舗アパレル企業「ジュングループ」直営のワイナリー。自社畑、および契約農家で栽培されたブドウから、芳醇なワインを製造してお届けします。
国内外のワインコンクールで入賞。看板ワインである“甲州” は、2019年に開催されたG20大阪サミットの首脳夕食会にて、日本の白ワインの代表として振る舞われました。
シャトージュンのブドウは自社畑および、甲州市ほか、県内全域のブドウ生産者の方よりそれぞれ購入しております。生産者とは信頼関係を大切に、ワイナリースタッフの一員であると考え、ともに取り組みをしています。
基本形式的な契約栽培はせず、ワインになって消費者の手元に届いたとき、美味しい!と笑顔になる姿を思い描いて栽培をしてほしいと伝え、共感してくださる生産者から、ブドウを供給いただいています。
従来の概念だけにとらわれることなく、日々変わる気候や気温、消費者のニーズに適応したワインを創造してまいります。
シャトージュンが食の時間を通して「潤いと感動を」与える存在で有れるよう、ワインのある日常と特別をつないでいきます。
CEPAGE
シャトージュンの中核となる、それぞれ品種名を冠したワイン。
生産者と信頼関係を大切に、その年に取れた最高のブドウをそれぞれの特徴や個性を活かし、品種やヴィンテージごとそれぞれ、樽とステンレスタンク、熟成期間を考慮し、ポテンシャルを最大限に引き出したワインを造ります。
甲州を中心に、熟成する白ワインという魅力を持った「セミヨン」や、南アフリカの代名詞「ピノタージュ」など、多種多様なブドウも今後の日本そして山梨において、あらゆる視点から適地適作といえる品種だと考え大切にしています。
また、食事に寄り添うワインというコンセプトのもと、乾杯からデザートまですべて自社のワインでペアリングできるよう、スパークリングから極甘口まで、スタイルも多様です。例えば同じ甲州種でも、乾杯、食中、食後とそれぞれのシーンに寄り添う味わいをお届けいたします。
【吉澤ワイン商店のこだわり】
① 輸入状態の良いワインだけを販売します。
日本に輸入されるワインは、北米以外は概ね赤道を通過します。リーファーコンテナ(低温コンテナ)輸送と書いてあっても、コンテナが甲板に置いてあっては、それは絶対的な補償にはなりません。
くわしくはこちらから。
② すべてのワインを低温&紫外線から守り保管しています。
当店に届いたワインは通年16度以下になる様に設定された店舗内で保管し、高温によるランシオ香(マデラ香)の発生を防ぐだけでなく、紫外線対策済の照明で、ワインの風味の破壊を防いでいます。もちろん窓もありません。太陽光だけでなく、蛍光灯、LED照明の光にも紫外線は含まれており、紫外線によるワインの風味の不規則変化は、「なんとなく美味しくない」ワインに多く見られる劣化です。多くのワインショップで一般的な、明るい環境で保管されているワインと是非飲み比べてください。
③ 夏場は低温輸送でお届けします。
良い状態で輸入され、良い状態で輸送されたたワインを、ベストの状態でお楽しみいただけますように、3月~11月までの間、気温が16度以上になる時には、低温輸送に必要な料金を当店で負担させて頂いております。
くわしくはこちらから。
④ 輸送用段ボールの隙間を塞いでお届け。
細かい事ですが、輸送中になるべく温度変化が無いように、それでも温度が変化してしまう場合は、なるべくゆっくり温度が変化するように、輸送用の段ボールは隙間をなるべく梱包用テープで塞いでいます。空気の流れが生まれると、空気と一緒に熱も移動してしまうからです。ワインがお手元に届いた際、箱を開けるのが少しご面倒かもしれませんが、全てはワインを美味しく楽しんで頂くため、ご容赦下さい。
【ワインの幸せだけを考える】
吉澤ワイン商店では、上記のワインを美味しい状態でお楽しみ頂くための取り組みを、ワインのお値段に関わらずすべてのワインに対し実施しています。
「ワインの産地に行って飲んだワインが美味しかった」とか、「同じ銘柄なのにレストランで飲むワインの方がなんとなく美味かった」なんてご経験はございませんか?それは、ワインが劣化する前に飲む事が出来たからかもしれません。世の中には、本当は美味しかったのに劣化してしまって本来の風味が楽しめないワインがたくさんあります。
ワインをもっと知りたくてワインショップに行っても、照明の光の下に並んでいるワインを見ては「どれだけの時間、光(紫外線)を浴びているのかわからないから買えないな」と思った時、僕はお店に並ぶワインが買えなくなりました。
僕が神経質なだけなのですが、せっかく自分で買うならば、せめてワイン本来の味わいは感じたいと思ってしまって。通販なんてもってのほか。保管状態も見ずに安心して買えるはずがありません。
気にし始めると気になって、勤めていたレストラン用のワインについても、酒屋さんや卸売りさんも介さず、輸入元から直接仕入れる様になりました。
そんな僕たちが、レストランのソムリエを辞めた後、何故最もリスクの高い通信販売というカテゴリーでワインを販売しているかと言うと、僕たちさえ嘘をつかなければ、ワインを最良の状態でお客様にお届けすることが出来きて、それがワインにとって一番の幸せなのではないかと思ったからに他なりません。
個人で運営する僕たちの小さなワインショップに、管理に長けた輸入元さんが素晴らしいワインを卸して下さるのは、その頃からの妙なこだわりにご理解いただいていた多くの担当さんたちのお陰様。
ワインと、ワインに関わる全ての方に感謝を込めて。
「全てのワインが、良質な状態のまま皆さまのお手元に届きますように」
【自分に嘘をつけない様に】
土曜日の14-19時だけ、対面販売をしています。都合によりお休みを頂く日もございますのでお気を付けください。お休みいただく際はインスタグラムにて告知させて頂いております。ご来店前にご確認頂けますと幸いです。






