クリスチャン ビネール / ミュスカ (/アルザスフランス)
クリスチャン ビネール / ミュスカ 2018(白)
VT:2018
生産国:フランス
生産地:アルザス
葡萄品種:ミュスカ100(ミュスカ ダルザス ロゼ30, ミュスカ ダルザス ブラン30、ミュスカ オトネル40)
コメント【商品説明】:
【グラン クリュ ケフェルコフのすぐ隣で優遇されたミュスカ】
※ギフト包装不可。瓶がとても長いんです。
※SO2無添加の為、チルド便必須です。カート画面でご指定お願い致します。ご指定頂けない場合、こちらで追加してご利用料金の修正をさせて頂きます。
2020年、店主が一番ときめいたのが辛口のマスカットでした。でもこれが他で探してみるとなかなか見つからず、甘口は有るのにな、なんて思っていたらふとした時に気が付くんです。そうだ、アルザスに美味しいのがたくさんあるじゃないかって。
アルザスでグラン クリュ呼称が許される4大品種、リースリング、ゲヴェルツトラミネール、ピノグリ、ミュスカ。これを飲んでいただければ、なぜミュスカなのかって所がわかりやすいのではないかと。ワインはみんなブドウから造られているのに、ミュスカにのみ許されるストレートなブドウの香りをお楽しみいただけます。
ビネールさんの造るワインが人気絶大だって事に直結する要因は「美味しい」ってのがまず第一なのですが、そのイメージが常に揺るぐ事が無く、世のワイン好きに変わらず愛され評価され続けているのにはいくつかの理由が有ります。その一つが彼が大切にしているワインの「リリース時期」なのではないかと。
彼が本拠地を構えるアルザス地方も年によって気候の影響を受けやすいものの、白ワインの気候差による味の変化っていうのはワインのテイスティングの中でも繊細な領域になりますので扱いには気を付けなければなりません。
飲み手の「なんとなくいつもと違うような気がする…」という曖昧なクエスチョンは、ワインの評価を地の底までには落としませんが「たまには他の造り手も試しちゃおっかな」なんて浮気心を掻き立てるきっかけには十分なきっかけとなります。
そこで、ビネールさんが何をしているかというと【気に入らなかったワインは売らずにストックして美味しくなったらリリース】してみたり【気に入らなかったもの同士をブレンドしてオシクナアレの魔法をかける】など、味わいの変化が早く進むという白ワインの特性を生かした、短いスパンでの味わいの微調整を行っています。
なのでビネールさんのワインは、市場にリリースされた時には満足度の高いが担保されており「いつ、何を飲んでもはずしがない」というミラクルが起こります。
「今は微妙だけど、あと2年寝かせたら美味しくなりそう」なんて上から目線の評価とは無縁の造り手、クリスチャン ビネール。是非一度お試しください。
【勝手にご紹介のコーナー】
http://www.stadt-schinken.net/
横浜青葉台の「シュタット シンケン」さんのシャルキュトリーと愉しめば、それはもうひとつの快楽の極み。もう、試されましたか?
先日久しぶりに頂きまして、これはやっぱり吉澤ワイン商店でもご紹介せねばって思ったのです。
コロナ厳しき折、お取り寄せグルメでワインをお楽しみになる方も多いかと存じますが、職人さんが魂込めて造る本格シャルキュトリーはいかがでしょうか。
以下、輸入元コメントです。
Christian Binner
アルザスの名門、トップオブビオの神髄
脈々と250年、筋金入りのビオディナミ農家
忘れることが出来ない印象的な香りと厚みとエレガンス
アルザス地方のコルマールよりすぐ北のAmmerschwihrという村に位置するDomaine Binnerは1770年からワイン造りを行っている、非常に名門の家族です。
醸造に関しては農業本来の姿をモットーとして、無農薬を徹底し、SO2もほとんど使用しておりません。今でこそ無農薬のスタイルが見直されておりますが、お父様の時代には化学肥料がもてはやされた頃でした。その時代にもかたくなに一貫して無農薬の農業を続けました。まわりの人に変わっていると散々言われましたが、このスタイルを一貫して守り続けた造り主です。収穫も手で行っている為、家族だけで手入れが出来る11haの畑を大切に守っております。アルザスでは決して大きな造り主ではありませんが、先祖代々から大切に受け継がれた財産は、カーブの中1つとってもうかがえます。
まず古いヴィンテージのワインが数多くストックとして残っており、アイテムが多い為に各ストック場所がCaveの地図で管理されているのです。歩いていると偶然1955年のリースリングを発見、珍しいヴィンテージなので、譲ってくれないかと申し出たら瓶を見せてくれて、「目減りがすごいので譲りたいが残念ながら出来ない」と、品質に関する徹底した姿勢が伺えました(実際は大丈夫な程度なものですが…)。
Binner家のワインの味わいはウルトラ自然、一度飲んだら誰でも忘れることが出来ない程、印象的な香りと厚みとエレガンスを備えたスーパーワイン。看板商品です。アルザスリースリングと言えば、ビネールと言われる程、最近ではお陰様にも認知度もあがって参りました。こういうワインを扱わさせて頂く事に誇りを感じます。
Muscat
ビネール家お気に入りの GC ケフェルコフのすぐ下の区画で、レス土壌と石灰岩シルト土壌はアルザスのミュスカに欠如しやすい奥行きとスムースさをもたらす特徴があります。プレス後、フードルで18 ヶ月発酵・熟成しました。光沢のあるイエローゴールド色、ライチやマスカットの香り、ピュアなアタックに伸びやかな酸と硬質なミネラルを伴うドライな味わいが交差し心地良い余韻へと誘います。