アルノー ランベール / ソミュール ブレゼ クロ ド ミディ (/アルザスフランス)
アルノー ランベール / ソミュール ブレゼ クロ ド ミディ 2019(白)
VT:2019
生産国:フランス
生産地:ロワール
葡萄品種:シュナン ブラン
コメント【商品説明】:
出来る事ならパリで飲みたいシュナン。
今、なかなか行けませんもんね。ワインで旅したつもりになって下さいって企画、最近良く見かけます。そういった意味ではソミュールは僕にとってはパリのワイン。
いや、造っているのはもちろんロワールなんですけどね。パリジャン、パリジェンヌがこぞって飲むのは白も赤もソミュールです。シャンピニーが付くと、もう少し気取った感じ。
パリの路地裏のビストロで一番見かける機会の多いソミュールは、肩ひじ張らずにごくっと飲む。それが一番。そう書いてしまうと、期待値が下がってしまいそうですが、気を抜いていると心の隙間に刺さります。爽快感の奥に潜む蜜の味。他のブドウが出来そうで出来ない、シュナン ブランの得意技。
大好物はサヴニエールのゴテゴテのシュナンですが、その手のワインを続けて飲むと疲れてしまうので、合間には清らかなシュナンが欲しくなるのです。
以下、輸入元コメントです。
Arnaud Lambert
「ドメーヌ・サン・ジュスト」は、1996年、サン・ジュスト・シュル・ディーヴ村にイヴ・ランベールによって設立されました。2005年、修行を終えた息子アルノーが参画。そして2009年、「ソーミュール最古のぶどう畑」と言われる、「シャトー・ド・ブレゼ」が所有する22ヘクタールの畑の権利を取得。同年アルノーが正式にドメーヌを継承し、「ドメーヌ・アルノー・ランベール」が誕生しました。
(その歴史を11世紀まで遡ることができる「シャトー・ド・ブレゼ」は、歴代の王侯の所有となった後、現在はルイ14世の財務総監であったコルベールの子孫の所有となっています。そのワインは16世紀の文献にも登場し、王侯たちはシャトー・ディケムと交換していたという記録が残っています)。
同2009年、アルノーは、「ドメーヌ・サン・ジュスト」および「シャトー・ド・ブレゼ」の合計37ヘクタールにおよぶ全栽培面積を完全ビオロジック栽培に切り替え、2018年にはビオディナミに転換しています。
「ドメーヌ・サン・ジュスト」が所有する「サン・シル・アン・ブール」の畑は、重厚な石灰岩基盤上の浅い粘土質土壌です。したがって収量が少なく、ワインは濃醇なスタイルになります。「(シャトー・ド)ブレゼ」の畑は砂質や泥土質の沖積土壌で、より軽やかで繊細なスタイルになります」(アルノー・ランベール)。
偉大なお父さんはもちろん、家族ぐるみの付き合いをしている元「クロ・ルジャール」のフコー兄弟(兄シャルリは2015年に死去)からも、とても多くのことを学んだというアルノー。「ピュアであること」を絶対的なフィロソフィーとして掲げる彼のワインの完成度は驚くべきもので、ソーミュールの地に、新たなる歴史を刻む造り手が現れたのだということを実感させてくれるものです。
Saumur Blanc Brézé Clos de Midi
シュナン100%。ブレゼ村の4haの畑より。石灰質、砂質、泥土質土壌。平均樹齢30年。ステンレスタンクで発酵後、地下に埋めてあるグラスファイバー製タンクで6~7ヶ月間熟成。
輸入元:ヌーヴェル セレクション
⇒https://www.nouvellesselections.com/winery/detail.php?post_id=1001950