ジェローム アルヌー / アルボワ シャルドネ パラドクス (フランス/その他の地方)
ジェローム アルヌー / アルボワ シャルドネ パラドクス 2018(白)
VT:2018
生産国:フランス
生産地:ジュラ
葡萄品種:シャルドネ100
コメント【商品説明】:
※SO2無添加の為、こちらのキュヴェのみチルド便での配送となります。こちらのワインを含んでご注文の場合、カート画面でチルド便利用の選択をお願い致します。お選びいただけなかった場合も、こちらで料金の修正を行いチルド便にてお送りいたします。
アルボワ = 肥沃な大地。
ケルト語でね、そういうんですって。
ああもう美味しい。オルヴォーの担当さんに「吉澤さんはジュラとかどうでしたっけ」と聞かれ、少したじろぐ私。ジュラのワインをいくつも並べてしまうと、なんだかいけてる自然派ワインのお店になってしまいそうで、二の足を踏んでしまうんです。
でも、こちらがあんまり美味しいもんですから、ずらっと並べてみようかと思うんです。
酸化のニュアンスがちょうどいい。
補酒しながら熟成って事になっているのですが、そこはかとない酸化のニュアンス。それが、なにしろちょうどいい感じで、口にするたびにうっとりとするワインでした。
びくびくしながらSO2無添加のワインを飲むくらいなら、基準値以下で添加されているワインを飲んだ方がよっぽどリラックスできるよって方も多いかと思いますが、お店に届くまでは健全な状態を保っておりますのでご安心を。
ポテンシャルで言えば長く寝かせられるワインだとも思いますが、リスクを避けるのであれば早めに飲んでしまうのがよいのではないかと。
以下、輸入元コメントです。
La Cave de la Reine Jeanne/Jerome Arnou
ラ・カーヴ・ド・ラ・レーヌ・ジャンヌは、1997年に生産者からブドウを買い付けるスタイルのネゴシアンとして、ジュラのビオディナミ生産者として注目を浴びるステファン・ティソと妻のベネディクトにより設立されました。
その後2009年にブノワ・ミュランが共同経営者として加入。ステファン・ティソが醸造を担当、ブノワ・ミュランが営業を担当していました。
2012年からはカーヴ・ド・ラ・レーヌ・ジャンヌの醸造についてはドメーヌ・ティソで彼の右腕として10年以上従事していたジェローム・アルヌー氏に任せています。
2019年、ラ・カーヴ・ド・レーヌ・ジャンヌは醸造責任者であるジェローム・アルヌー氏に売却し、ブノワ・ミュラン氏は念願の自社畑を持つドメーヌ ル・クロ・デ・グリーヴを購入し、責任者となりました。
ワイン(特にシャルドネ「グラン・ド・ピエール」およびピノ・ノワール「レ・リュサード」)はアルボワでも屈指の歴史あるカーヴにて樽熟成が行われます。カーヴ内は2列のオジーヴ穹窿(きゅうりゅう)を支えるアーチ型の支柱が奥まで突き抜けるように整然と並んでいます。
このゴシック様式の美しいカーヴを建築したのは誰なのでしょう。
それはブルゴーニュ伯オトン4世の娘で、1316年から1322年までフランス王となるフィリップ5世・長躯王(フィリップ4世・端麗王の息子)と結婚したジャンヌ。フランスの女王となったジャンヌは夫の死後、現在のアルボワ市ブルゴーニュ通り5番地にあたる場所に、自分の母であるアルトワ女伯マティルドと共に、屋敷の中にこの素晴らしいカーヴを建設しました。この歴史的建造物は当初、この地方の最高のワインを保存するために作られましたが、その後建設時のままの形で現在まで残されました。
メゾンでは御目に適ったブドウを買い付けることにより、伝統的な栽培方法のものと有機栽培のもの双方において提供できるアイテムが増え、また表現できるテロワールの幅を広げることが可能となっています。
常にコストパファーマンスの高いワインを提供し続けるカーヴ・ド・ラ・レーヌ・ジャンヌは、設立して間もないうちから多くの愛好家に評価され続けています。
Arbois Chardonnay ≪Paradoxe≫
ブドウ品種:樹齢の高いシャルドネ100%
土壌:南東向き。粘土質土壌
醸造、熟成:除梗して軽くデブルバージュ。空圧式で圧搾。野性酵母を使用して発酵。
補酒しながら12か月樽熟成。バトナージュ2回/月。濾過・清澄・SO2添加せず。
味わい:菩提樹の香り、生き生きとした綺麗な香りにわずかな苦みが余韻に加わる。味蕾のすべてを呼び覚ますような味わい。
前菜、貝類、白身の肉、魚の料理と相性が良いです。