セバスチャン フェザス / パルティ フィーヌ (/南西地方)
セバスチャン フェザス / パルティ フィーヌ 2020(白)
ヴィンテージ:2020
生産国:フランス
生産地:南西地方
葡萄品種:コロンバール85、ユニ ブラン15
コメント【商品説明】:
バキバキのコロンバール。
【チルド便必須】常温便でご購入の方には、追加でチルド料金(660円)を計上させていただくか、キャンセルのお願いをさせて頂きます。ご了承ください。
※数量限定の為、お一人様一本までとさせて頂きます。
VIVITさんの新着。新規生産者。とくれば、お察しの通り既に輸入元ではリリース前に完売。今回は特に注目度が高く、かなり数量が限られます。
今回のリリースの中ではこのワインが、個人的には一番の衝撃。ユニ ブランとかコロンバールって、特徴の無い白ワインを造るブドウ品種のイメージというか、もっとひどい言い方をすればアルコール出てればいいでしょ的な存在……いや、それは言い過ぎ。でも、その「淡い」という個性は、時には「濃い」ブドウとブレンドする事によってバランスを取る事ができたり、なにしろ安いって所も最大の魅力であって、これがなぜ安いかっていうと育てるのに手間がかからないとか、液量がたくさん取れるって事になるんですが、つまりは「強い」ブドウなのですね。ワインのすそ野を支える非常に重要なな存在なのです。
試飲する前にテクニカルを見た時には「いやいや、コロンバールでこの値段はないでしょ」って思ってしまったんですよ。ところがですね、口にしてみてホントびっくり。こんなにメリハリの効いたコロンバール&ユニ ブランは飲んだことありませんでしたから、自分の見識なんてそんなもんだなとちょっとショックを受けたりして。
比較対象としてはですね、居酒屋さんの飲み放題で出てきたあまり味のしない白ワインがフランスだった時「フランスなのにこんなもんか」って感じたことがありましたら、それと比べてみましょう。そんな経験はございませんよって方は、イタリアやスペインのお水のような白でもよいかもしれません。
決して、対象が低くないと感動しないという意味ではありませんよ、その落差が大きければ大きいほど感動につながるのではないかと思いまして。
なにをどうやったらこうなるかって考えると、収量制限かなとは思ってはいるのですが。その辺のデータがないので想像域は出ませんが、とりあえず今日もワインが美味しいってことで、僕はご機嫌です。
以下、輸入元コメントです。
Sebastien Fezas
2010年代に入りガスコーニュ地方でもワインの潮流は大きく進化しています。セバスチャン・フェザスは2012年に家業のドメーヌを引き継ぎ、ビオディナミを導入し2017年からナチュラルワイン造りを始めたガスコーニュ地方のナチュールの新星です。
フランツ・ソーモンやベルトラン・ジュセ、レ・シェ・デュ・ポール・ドゥ・ラ・リュンヌなどのナチュラルワインの造り手達が大きな信頼を寄せており、毎年彼からブドウを購入しているネオ・ヴィニュロンでもあります。世界中でワイン造りを学んだセバスチャンは、今までにない南西地方のワインを手掛けています。
産膜酵母で熟成させた南西版ヴァン・ジョーヌや海をイメージしたペットナット、プティ・マンサンのオレンジワインなど個性的なナチュラルワインが揃っており、エチケットデザインも毎年変えるなど新時代の感性も備えています。ナチュラルに敏感な北欧のデンマークやスウェーデン、英国、ベルギーなどのインポーターは既に彼のワインの輸入を始めています。
Partie Fine
コロンバール85%、ユニ・ブラン15%
コロンバールは粘土石灰土壌の樹齢40年の古木の区画の、ユニ・ブランは粘土質土壌の若木の区画のブドウを手摘みで収穫。醸造は品種毎別々に行う。どちらの品種もダイレクトプレスした後、内部コーティングしていないセメントタンクで野生酵母のみで自発的に発酵。SO2やその他の醸造添加物は一切加えずに醸造。その後、バトナージュは行わずにシュール・リーの状態で熟成。この間にマロ発酵は自発的に実施。瓶詰直前にアッサンブラージュして、無清澄、無濾過、SO2も無添加で瓶詰め。総生産量2,400本。アルコール度数は12.2度。2021年4月時点のSO2トータルは2mg/l以下の検出限界値。
輸入元:VIVIT
詳しくは下記輸入元の紹介ページをご覧ください。
http://www.vivit2012.co.jp/cn7/sebastienfezas.html