ジャブレ ヴェルシェール / クローズ エルミタージュ ブラン (フランス/ブルゴーニュ)
ジャブレ ヴェルシェール / クローズ エルミタージュ ブラン 1999(白)
VT:1999
生産国:フランス
生産地:ローヌ
葡萄品種:マルサンヌ50、ルーサンヌ50
コメント【商品説明】:
たまには古い白なんてどうでしょう。
ずは先に一言。過度な期待はご遠慮ください。もう、ギリギリです。早く飲んであげたいといったタイミング。
少しひねた白も悪くないよねって方、TPOによっちゃあ白の熟成古酒も選択肢だよねって方、もしくはそういったワインを試してみるのも悪くはないなと思い始めた方のみお手元へどうぞどうぞ。あまりポジティヴな言い回しになっておりませんが、これは古酒の販売においては必要なご説明になりますのでご容赦を。
レストランでソムリエとしておすすめする時にはワインリストには載せずに、そういった事も含めて楽しんで頂けそうな方にだけ口頭でご案内するタイプのワインといったところでしょうか。
こういうのを、鶏をクリームで煮合わせたフリカッセなんかに合わせたらとってもお洒落。しかもそれがおうちの食卓だったりしたら素敵だなと思いまして、ご紹介です。
以下、輸入元コメントです。
Jaboulet-Vercherre Crozes-Hermitage Blanc 1999
1834年にアントワンヌ・ジャブレがローヌ北部のタン・レルミタージュ村に興した、「メゾン・ジャブレ」を源流とします。1881年、彼の2人の息子はそれぞれ自身のメゾンを設立する道を選び、兄のポールはメゾンを継承する形で「ポール・ジャブレ・エネ」を設立。弟のアンリ・ジャブレがブルゴーニュのボーヌに設立したメゾンが、「ジャブレ・ヴェルシェール」です。
以降、「ポマール クロ・ド・ラ・コマレーヌ」「ボーヌ クロ・ド・レキュ」「コルトン レ・ブレサンド」等の自社畑も拡げながら南北ブルゴーニュのフルラインナップを展開し、ブルゴーニュワインの歴史に燦然と輝くメゾンとなりました。また、このメゾンは彼らの「源流」を常に敬い、ローヌの銘醸にも大変注力していたことでも知られています。
2001年、跡取りに恵まれなかった当主は引退に伴い、畑の大部分やメゾンを、「メゾン・ルイ・マックス」に売却しました。
ご紹介する「クローズ・エルミタージュ・ブラン1999」は、”源流もの”の秀逸ヴィンテージ。これまで「ルイ・マックス」が大切に貯蔵販売していたものを、(このご時勢柄もあって)今回特別価格で提供していただけることになったものです。
マルサンヌ50%、ルーサンヌ50%。鉄分に富む粘土質・砂質土壌。平均樹齢約30年。ステンレスタンクで醸造後、12ヶ月間熟成