マルク テンペ / ゲヴェルツトラミネール GC フルシュタンチュム 2018 (/アルザスフランス)
マルク テンペ / ゲヴェルツトラミネール GC フルシュタンチュム 2018(白やや甘口)
VT:2018
生産国:フランス
生産地:アルザス
葡萄品種:ゲヴェルツトラミネール
コメント【商品説明】:
テンペさんの伝家の宝刀ゲヴェルツ。特級畑のフルシュタンチュムの貴腐が付いたブドウから造られる甘口。でも、これが不思議と食中でも美味しいんですよね。
ごちそう以外の何物でもありません。
以下、輸入元コメントです。
Domaine Marc Tempé
ドメーヌ・マルクテンペはアルザス南部の中心、コルマールから7kmほど進んだ南西向きのツェレンベルグ村に有ります。アルザスは南仏のペルピニャンの次に降雨量が少なく、乾燥した地域。南向きの夏の畑は「目玉焼きが焼けるほど」暑いため、ブドウにもしっかりと糖度がのります。標高は225 ~ 260m、粘土石灰土壌をベースに、ヴォージュ山脈の花崗岩や黄色みを帯びた石灰の混じる多様な土壌は、さまざまなブドウ品種に適合し、ミネラルたっぷりなふくよかな味わいを生み出します。
初夏、マルクの畑の土からはなんともいえない深い土の香りが漂います。雑草も元気に生い茂り、ブドウの樹の根元には直径1cm弱のミミズの穴がポコポコ。そう彼の畑はビオディナミ。総面積8haの畑で、93年からビオロジック、96年からビオディナミに取り組む彼は、化学肥料や農薬をいっさい使わず、芽かきによる収量制限や夏季剪定も行ないません。
ブドウの樹が自分の力でうまいこと育っていくのを助ける以外は何もしません。見れば樹には太ったエスカルゴ(かたつむり)も。除草剤や化学肥料を使った近くの畑と比べて生き物の数は雲泥の差。「おいしい畑はかたつむりも知ってるよ!」
太陽の光を一杯に浴び糖度が充分にのったブドウは9月に選果しつつ手摘み収穫。房、茎をつけたまま優しく5 ~ 6時間かけてプレスします。「テントウ虫が生きたまま出てこられるくらいやさしいプレスなんだよ」と彼は言います。地つきの天然酵母で仕込むマルクのワインからは明るく前向きな温かさを感じます。
Gewurztraminer Furstentum
マンブールと同じ尾根に位置する急な斜面で日光を得やすく熱と水を蓄えるのに適したテロワールの貴腐がついた樹齢70年のゲヴュルツトラミネールを収穫後、228Lの古樽で発酵・熟成しました。綺麗な黄金色、シロップ漬けの金柑やリンゴジャム、ハチミツの香り、しっかりとした甘さのアタック、わずかにシャープな酸が溶け込みミネラルも感じられるクオリティの高い逸品です。
9月18日収穫/空気圧式圧搾/ 24時間デブルバージュ
228Lの古樽で22 ヶ月間
発酵・マロラクティック発酵・シュールリー熟成
軽く濾過・無清澄/瓶詰め:2020年7月27日
残糖:49.9g/L