ドメーヌ プレニェ ル ヌフ / IGP コトー ド ベジエ シャルドネ プレスティージュ 2024 (フランス/ラングドック)

FRB0029624
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ドメーヌ プレニェ ル ヌフ / IGP コトー ド ベジエ シャルドネ プレスティージュ 2024(白)

(FRB0029624)

VT:2024

生産国:フランス

生産地:ラングドック

葡萄品種:シャルドネ100

コメント【商品説明】:

バター感のあるラングドックのシャルドネ。

ラングドックのワインに(私も含めて)消費者が求める要素の筆頭はやっぱり価格です。ラングドック表記ではなくエリア内のIGP表記でリリースされる物の中から、そういった数多のワインとは一線を画すようなワインを見つけられる事があります。

僕がすべてのワインを知っている訳では無いというのが一番大きな要因ですが、このきら星の様なワインに出会う確率はそんなに高いものではありません。高くて美味しいワインを見つける事よりも、安くて美味しいワインを見つける事はとても困難で、だからそ見つけた時の喜びはひとしお。

特に白ワインはどうしても味わいに厚みが出てきてしまうので単調になりがち。単調なラングドックのシャルドネでよく見かけるのは果実味押しのボリューム満点なスタイルですが、そもそも品種としての個性が無いに等しいシャルドネにとっては、それでも差別化要素にはなってはいるので良しと言えば良しなのですが。

この、個性が無いという個性が、土地だったり気候だったり樽での熟成だったり、外的要因で味わいの変化を大きくする要因になり、あたかもシャルドネの個性であるかの様な錯覚を起こさせるのですが、得てして個性的な風味を持つシャルドネは高価な価格で流通しているものです。

例えば、(ル)モンラッシェやムルソーなんかはバタースカッチの風味やクリーミーなニュアンスの物が多いですし、他の国でもカリフォルアのカーネロス地区の様に粘土質が多い土壌であればクリーミーさは出てきます。シャブリのキンメリジャン土壌はミネラルをもたらす要因として有名です。

では、そろそろこちらのワインのスタイルについて。樽はそこそこできつくない程度で収まっているですが、風味にバターの感じがでてました。

いや、このお値段で何万円のワインと同じ様にむんむんに香るって事は無いのでそこまで大袈裟には言えないのですが。これが土壌由来か酵母由来か、はたまた樽からきている要素なのかは生産者の方に直接お伺いするほかないのだろうとは思いつつ、ワインが美味しいならこの価格帯のワインに於いてはそれ以上の詮索は必要ないのかなって思ってしまう自分もいたりしまして。

そんな事でワイン屋が務まるのか!ってお叱りは是非こちらのワインをお飲みになられてからメールにて。

 

以下、輸入元コメントです。

Domaine de Preignes le Neuf Chardonnay Prestige

プレニェ・ド・ヌフはラングドック地方の中心地、ベジエの街から東へ約15キロの海沿いエリア、コトー・ド・ベジエに本拠を置くドメーヌです。現当主はベアトリス・ラセール氏。1898年の創業以来、この地に300haを所有し、今から約3000万年前の古生代の頃の石灰質中心の土壌に、カベルネソーヴィニヨンやグルナッシュ、サンソ―、シャルドネ、ヴェルメンティーノなどを栽培しています。これらの葡萄はこの地の気候を配慮した上で、高さを1.7mに均一にしています。そうすることでより良い光合成が行われ、糖度の高い葡萄が出来上がるのです。一方で地中海からの暖かい潮風が畑に送り込まれることもこのエリアの特徴で、出来上がるワイン達は海洋性の土壌と気候から、海のミネラル分が豊富となります。畑は環境に配慮した栽培を行う団体「テラヴィティス」の認証の元、管理を行っています。

Chardonnay Prestige

白い花、蜂蜜、強過ぎないオーク樽の香りが心地良い。アフターもエレガントで海のミネラルを感じ取れます。魚介類と共に。

 

輸入元:アズマコーポレーション

詳しくはこちらの輸入元資料でもご確認頂けます。

 

【吉澤ワイン商店のこだわり】

① 輸入状態の良いワインだけを販売します。

日本に輸入されるワインは、北米以外は概ね赤道を通過します。リーファーコンテナ(低温コンテナ)輸送と書いてあっても、コンテナが甲板に置いてあっては、それは絶対的な補償にはなりません。

くわしくはこちらから。

② すべてのワインを低温&紫外線から守り保管しています。

当店に届いたワインは通年16度以下になる様に設定された店舗内で保管し、高温によるランシオ香(マデラ香)の発生を防ぐだけでなく、紫外線対策済の照明で、ワインの風味の破壊を防いでいます。もちろん窓もありません。太陽光だけでなく、蛍光灯、LED照明の光にも紫外線は含まれており、紫外線によるワインの風味の不規則変化は、「なんとなく美味しくない」ワインに多く見られる劣化です。多くのワインショップで一般的な、明るい環境で保管されているワインと是非飲み比べてください。

③ 夏場は低温輸送でお届けします。

良い状態で輸入され、良い状態で輸送されたたワインを、ベストの状態でお楽しみいただけますように、3月~11月までの間、気温が16度以上になる時には、低温輸送に必要な料金を当店で負担させて頂いております。

くわしくはこちらから。

④ 輸送用段ボールの隙間を塞いでお届け。

細かい事ですが、輸送中になるべく温度変化が無いように、それでも温度が変化してしまう場合は、なるべくゆっくり温度が変化するように、輸送用の段ボールは隙間をなるべく梱包用テープで塞いでいます。空気の流れが生まれると、空気と一緒に熱も移動してしまうからです。ワインがお手元に届いた際、箱を開けるのが少しご面倒かもしれませんが、全てはワインを美味しく楽しんで頂くため、ご容赦下さい。

 

【ワインの幸せだけを考える】

吉澤ワイン商店では、上記のワインを美味しい状態でお楽しみ頂くための取り組みを、ワインのお値段に関わらずすべてのワインに対し実施しています。

「ワインの産地に行って飲んだワインが美味しかった」とか、「同じ銘柄なのにレストランで飲むワインの方がなんとなく美味かった」なんてご経験はございませんか?それは、ワインが劣化する前に飲む事が出来たからかもしれません。世の中には、本当は美味しかったのに劣化してしまって本来の風味が楽しめないワインがたくさんあります。

ワインをもっと知りたくてワインショップに行っても、照明の光の下に並んでいるワインを見ては「どれだけの時間、光(紫外線)を浴びているのかわからないから買えないな」と思った時、僕はお店に並ぶワインが買えなくなりました。

僕が神経質なだけなのですが、せっかく自分で買うならば、せめてワイン本来の味わいは感じたいと思ってしまって。通販なんてもってのほか。保管状態も見ずに安心して買えるはずがありません。

気にし始めると気になって、勤めていたレストラン用のワインについても、酒屋さんや卸売りさんも介さず、輸入元から直接仕入れる様になりました。

そんな僕たちが、レストランのソムリエを辞めた後、何故最もリスクの高い通信販売というカテゴリーでワインを販売しているかと言うと、僕たちさえ嘘をつかなければ、ワインを最良の状態でお客様にお届けすることが出来きて、それがワインにとって一番の幸せなのではないかと思ったからに他なりません。

個人で運営する僕たちの小さなワインショップに、管理に長けた輸入元さんが素晴らしいワインを卸して下さるのは、その頃からの妙なこだわりにご理解いただいていた多くの担当さんたちのお陰様。

ワインと、ワインに関わる全ての方に感謝を込めて。

「全てのワインが、良質な状態のまま皆さまのお手元に届きますように」

 

【自分に嘘をつけない様に】

土曜日の14-19時だけ、対面販売をしています。都合によりお休みを頂く日もございますのでお気を付けください。お休みいただく際はインスタグラムにて告知させて頂いております。ご来店前にご確認頂けますと幸いです。

吉澤ワイン商店 インスタグラム公式アカウント

https://www.instagram.com/chai_yoshizawa/

※入荷待ち商品のお取り寄せ等、お問い合わせフォームからお受け付けしております。お気軽にお問い合わせ下さい