ラ ボンヌ ピヨッシュ / アン ペ 2024 (フランス/南西地方)

FRB0036824
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ラ ボンヌ ピヨッシュ / アン ペ 2024(白)

(FRB0036824)

ヴィンテージ:2024

生産国:フランス

生産地:南西地方

葡萄品種:モーザック100

コメント【商品説明】:

巡り巡ってたどり着いた、ガイヤック。

アメリカのワインショップで働いていたソムリエが、サンティニ コレクティヴと出会い、地元に帰ってワインを造り、ご縁があってVIVITさんが輸入する。

で、そのご縁のお蔭様で彼らのワインがうちのワインショップでご紹介できるという、小さな奇跡に感謝です。

 

 

以下、輸入元コメントです。

ドメーヌとその哲学について

La Bonne Pioche ラ・ボンヌ・ピヨッシュはフランスのシュッド・ウエストの Andillac アンディヤックに Yohann Rougier ヨアン・ルジエによって 2019 年に設立されたドメーヌです。1986 年生まれのヨアンは、妻の Amy エイミーがアメリカ人だったこともあり、当初はアメリカに住んでいました。アメリカのワインショップでソムリエとして働いていたヨアンは、その間に、フランス、アメリカ、そして世界各国のワイン、あらゆる品種のワイン、工業的ワインからアーティザナルなワイン、ナチュラルワインに至るまで様々なワインを試飲して、発見する機会に恵まれました。

その時に、知人を通して、ブルゴーニュでナチュラルワインを造っているクリストフ・サンティニと知り合いました。彼からフランスで何が起こっているのかを教えてもらったといいます。テロワールに誇りを持ちながら、AOC を必ずしも崇拝しないヴィニュロン達、化学物質を一切使わないワイン造りは不可能だと言われてきたにもかかわらず、驚くべき方法で遂にそれをやってのけたヴィニュロン達。多くのヴィニュロンが様々なアプローチでナチュラルワイン造りをし、人々はそこで歴史を作っているということを知ったのです。そのことを妻に話すと、エイミーは「わかった。フランスでワインを造ってみよう!」と言ってくれたそうです。なんと、その数ヶ月後、二人はフランスに引っ越しをしていました。フランスに戻ったヨアンは、ブドウ畑を探して、ロワールやラングドックなどのワイン産地を回りました。

しかし、最終的に自分の育った地方であるガイヤックに住むことに決めました。10 代の頃のヨハンはガイヤックという産地がどんなものか知らず、イメージも良くありませんでした。しかし、ガイヤックでは、辛口の白ワインから甘口まで、プリムールワインから熟成用の赤ワイン、酸化的ワインまで、ほとんど全てのスタイルのワインが造られています。また、今は世界中でペット・ナットがもてはやされていいますが、ガイヤックでは昔からペット・ナットが造られていました。

さらに、ヨアンはガイヤックの地場品種がどれも個性的であることにも強く引き付けられました。例えば、デュラスはシラーよりも芳醇でペッパーのアロマを備え、モーザックにはリンゴや洋梨の味わいがはっきりと感じ取れます。ヨアンにとってガイヤックは「隠れた宝石」だったのです。

こうして、2019 年にガイヤック近郊の村アンディヤックに定住したヨアンは、耕作放棄地だった 1ha のブドウ畑を譲り受け、モーザックと Braucol ブローコル(マルシアックではフェル・セルヴァドゥと呼ばれる赤ブドウ品種)を栽培。ナチュラルワイン造りを始めたのです。最初の 3年間は、ドメーヌの仕事と並行して、同じガイヤックのナチュラルワインのドメーヌ、カンタローズで働いていました。カンタローズとは現在も親交があり、ワイン造りについての意見交換を頻繁にしています。また、ミネルヴォワのル・プティ・ドメーヌ・ド・ジミオとも家族ぐるみで交流があり、一緒に食事しながらワイン造りについての見解を語り合う仲だそうです。

ヨアンもエイミーも、ヴィニュロンの家系の出身ではありません。しかし、二人とも生活を楽しむ家族の出身でした。人が食べるものが土地と密接に関係していることは明らかです。忘れてしまいがちですが、ワインは何よりも農産物です。そして、ワインも「生きているもの」でなければなりません。ワインは畑で造られます。そのためにはブドウ木と一緒に仕事をすることが何よりも大切です。また、ヨアンはヴィニュロンの役割は、土壌を枯渇させないこと、そして生物多様性を活性化することであると考えています。なぜなら、そうすることで畝の間に沢山の花や昆虫が集まってきます。ブドウ木の代わりに花やハーブ、果物、生け垣、木を茂らせることは収量の点からはバカバカしいことですが、そのおかげで、多種多様な花が咲き、様々な虫が集まり、豊かな自然の香りが感じられます。多様性は至るところに存在しています。ブドウに付着する酵母も生きています。それは私達にとっても美しいことですし、心を和ませてくれます。

栽培はビオロジックで、二人は殆ど全ての農作業を手作業で行っています。ブドウ畑での作業は難しく、時間がかかります。農薬を使わないということは、畑作業に多くの時間を費やすことになります。反復的で、近道をしたくなる状況が沢山あります。しかし、ブドウ木のバランスを保つためには、1 枚の葉が他の全ての葉よりも優先されるということを受け入れることはできません。実際、病害を制御するのは非常に困難です。化学殺虫剤を使用して、生命を破壊するという簡単で楽な方法を取りたくなるかもしれません。しかし、土壌を生かす唯一の解決策「つるはし」です。ヨハンは、この「つるはし」との親密な関係がとても気に入っています。シンプルな道具ですが、多くのことを象徴しています。ハードですが公正な仕事との関係。そして、農薬を使うような近道をすることは解決策ではないことを毎日自分に言い聞かせていたいのだそうです。

そのようなことから、ドメーヌの名前を『La Bonne Pioche ラ・ボンヌ・ピヨッシュ』と名付けました。ピヨッシュとはフランス語で「つるはし」のことです。ラ・ボンヌ・ピヨッシュと言うと「正しい選択、賢明な選択」を意味する慣用句になります。ヨアンは、このような小規模な家族経営の農場こそが持続可能な農業であると考えています。性別に関係なく全ての人にとって持続可能であること。私達が尊厳と節度を持って仕事から生計を立てることができるように、そして、これからもワインが全ての人の飲み物であり続けるために、可能な限り人為的介入を少なくするように努めています。

ヨアンは標準化されたワインにうんざりしていました。クラシックなものや、居心地の良い場所から抜け出して、ちょっと変わったワインを消費者に提供したいと考えていました。そこで、自身の感性のおもむくまま、そしてブドウが自発的にどうなりたいかに寄り添ってワイン造りをしています。ヨアンはワインを自分の子供のようなものと感じています。学校では子供に全てを管理し、修正することを教えます。しかし、ヨハンは父親の役割は、子供(ブドウ)がどうなりたいかを教えるのではなく、子供(ブドウ)が自発的にどうなりたいかに寄り添っていくことであると考えているのです。彼の目標は透明性、そして何も加えない純粋なジュースからナチュラルワインを造ることです。土着酵母で醸造し、無清澄・無濾過、そして可能な限り亜硫酸をゼロに近づけること。添加する場合には、必要最低限の量であり、その他の醸造添加物は一切使いません。

 

En Paix

エレガントなモーザックの白のキュヴェ

Vin de France

品種:モーザック 100%(ドメーヌで栽培したブドウ)

収穫年:2024 年 100%

醸造:手摘みで収穫したブドウをダイレクトプレスして、野生酵母のみでステンレスタンクで温度管理を行わずに自発的なアルコール発酵。その後、400 リットルの中樽(新樽は用いない)に移して、自発的なマロ発酵とシュールリーによる熟成。無清澄・無濾過で瓶詰め。SO2 は瓶詰め時に必要最最小限のみ添加。

2024 年の収穫日は 9 月 12 日。アルコール度数 11.5 度。総生産量 450 本。2026 年 2月時点の SO2 トータルは 47mg/l。

ヨアン自身のコメント: 『En Paix アン・ペ』とは、フランス語で「平和に」、「心安らかに」という意味です。このキュヴェには全く異なる 2 つの要素が融合しています。1 つはモーザック種のブドウに由来する緊張感。そしてもう 1 つは、樽由来の温かさとスパイス感です。これらはワインにとって強すぎるかもしれない要素ですが、醸造中、濃厚になりすぎないようにバトナージュはしませんでした。このため、この 2 つの要素が驚くほど見事に調和しています。まさに相乗効果です。ある日、エイミーとこのワインについて話していた時、私は「このワインはまさに“平和”そのものだ。」と彼女に言いました。私たちは顔を見合わせ、うなずき合いました。そして、それがこのキュヴェの名前になったのです。チケットのデザインは、温かさと緊張感が調和して融合している様子が象徴されています。

 

輸入元:VIVIT

詳しくは下記輸入元の紹介ページをご覧ください。

http://www.vivit2012.co.jp/cn7/labonnepioche.html

 

【吉澤ワイン商店のこだわり】

① 輸入状態の良いワインだけを販売します。

日本に輸入されるワインは、北米以外は概ね赤道を通過します。リーファーコンテナ(低温コンテナ)輸送と書いてあっても、コンテナが甲板に置いてあっては、それは絶対的な補償にはなりません。

くわしくはこちらから。

② すべてのワインを低温&紫外線から守り保管しています。

当店に届いたワインは通年16度以下になる様に設定された店舗内で保管し、高温によるランシオ香(マデラ香)の発生を防ぐだけでなく、紫外線対策済の照明で、ワインの風味の破壊を防いでいます。もちろん窓もありません。太陽光だけでなく、蛍光灯、LED照明の光にも紫外線は含まれており、紫外線によるワインの風味の不規則変化は、「なんとなく美味しくない」ワインに多く見られる劣化です。多くのワインショップで一般的な、明るい環境で保管されているワインと是非飲み比べてください。

③ 夏場は低温輸送でお届けします。

良い状態で輸入され、良い状態で輸送されたたワインを、ベストの状態でお楽しみいただけますように、3月~11月までの間、気温が16度以上になる時には、低温輸送に必要な料金を当店で負担させて頂いております。

くわしくはこちらから。

④ 輸送用段ボールの隙間を塞いでお届け。

細かい事ですが、輸送中になるべく温度変化が無いように、それでも温度が変化してしまう場合は、なるべくゆっくり温度が変化するように、輸送用の段ボールは隙間をなるべく梱包用テープで塞いでいます。空気の流れが生まれると、空気と一緒に熱も移動してしまうからです。ワインがお手元に届いた際、箱を開けるのが少しご面倒かもしれませんが、全てはワインを美味しく楽しんで頂くため、ご容赦下さい。

 

【ワインの幸せだけを考える】

吉澤ワイン商店では、上記のワインを美味しい状態でお楽しみ頂くための取り組みを、ワインのお値段に関わらずすべてのワインに対し実施しています。

「ワインの産地に行って飲んだワインが美味しかった」とか、「同じ銘柄なのにレストランで飲むワインの方がなんとなく美味かった」なんてご経験はございませんか?それは、ワインが劣化する前に飲む事が出来たからかもしれません。世の中には、本当は美味しかったのに劣化してしまって本来の風味が楽しめないワインがたくさんあります。

ワインをもっと知りたくてワインショップに行っても、照明の光の下に並んでいるワインを見ては「どれだけの時間、光(紫外線)を浴びているのかわからないから買えないな」と思った時、僕はお店に並ぶワインが買えなくなりました。

僕が神経質なだけなのですが、せっかく自分で買うならば、せめてワイン本来の味わいは感じたいと思ってしまって。通販なんてもってのほか。保管状態も見ずに安心して買えるはずがありません。

気にし始めると気になって、勤めていたレストラン用のワインについても、酒屋さんや卸売りさんも介さず、輸入元から直接仕入れる様になりました。

そんな僕たちが、レストランのソムリエを辞めた後、何故最もリスクの高い通信販売というカテゴリーでワインを販売しているかと言うと、僕たちさえ嘘をつかなければ、ワインを最良の状態でお客様にお届けすることが出来きて、それがワインにとって一番の幸せなのではないかと思ったからに他なりません。

個人で運営する僕たちの小さなワインショップに、管理に長けた輸入元さんが素晴らしいワインを卸して下さるのは、その頃からの妙なこだわりにご理解いただいていた多くの担当さんたちのお陰様。

ワインと、ワインに関わる全ての方に感謝を込めて。

「全てのワインが、良質な状態のまま皆さまのお手元に届きますように」

 

【自分に嘘をつけない様に】

土曜日の14-19時だけ、対面販売をしています。都合によりお休みを頂く日もございますのでお気を付けください。お休みいただく際はインスタグラムにて告知させて頂いております。ご来店前にご確認頂けますと幸いです。

吉澤ワイン商店 インスタグラム公式アカウント

https://www.instagram.com/chaiyoshizawa/

※入荷待ち商品のお取り寄せ等、お問い合わせフォームからお受け付けしております。お気軽にお問い合わせ下さい