セバスチャン フェザス / ラ ベ 2022 (/南西地方)
セバスチャン フェザス / ラ ベ 2022(ロゼ)
ヴィンテージ:2022
生産国:フランス
生産地:南西地方
葡萄品種:タナ100
コメント【商品説明】:
タナのロゼ。
【3月~11月はチルド便必須】常温便でご購入の方には、追加でチルド料金(660円)を計上させていただくか、キャンセルのお願いをさせて頂きます。ご了承ください。
※数量限定の為、お一人様2本までとさせて頂きます。
初めてセバスチャン フェザスのワインに出会った時、なんだかすごく美味しいなぁと思ったものですが、ジュリアン ピノーのチコスってキュヴェが出た時に、ブドウのルーツを調べていたらセバスチャン フェザスに辿り着いて、彼の栽培に対する信用の大きさを改めて感じ、ズガーンと衝撃を受けたものです。
そんな彼が一から育てるタナ。楽しみしかありません。
タナと言えばそのタンニンが取り上げられる事が多い品種ですが、若木だからなのか、ピュアにポテンシャルを楽しめるからなのか、ロゼで出てきました。
毎年ラベルも変わりますし、このままロゼで続けていくのかは彼しか知らないのかもですが、飲めるうちに飲んどいたほうが良いって事だけは確実です。
以下、輸入元コメントです。
Sebastien Fezas
2010年代に入りガスコーニュ地方でもワインの潮流は大きく進化しています。セバスチャン・フェザスは2012年に家業のドメーヌを引き継ぎ、ビオディナミを導入し2017年からナチュラルワイン造りを始めたガスコーニュ地方のナチュールの新星です。
フランツ・ソーモンやベルトラン・ジュセ、レ・シェ・デュ・ポール・ドゥ・ラ・リュンヌなどのナチュラルワインの造り手達が大きな信頼を寄せており、毎年彼からブドウを購入しているネオ・ヴィニュロンでもあります。世界中でワイン造りを学んだセバスチャンは、今までにない南西地方のワインを手掛けています。
産膜酵母で熟成させた南西版ヴァン・ジョーヌや海をイメージしたペットナット、プティ・マンサンのオレンジワインなど個性的なナチュラルワインが揃っており、エチケットデザインも毎年変えるなど新時代の感性も備えています。ナチュラルに敏感な北欧のデンマークやスウェーデン、英国、ベルギーなどのインポーターは既に彼のワインの輸入を始めています。
ドメーヌについて
セバスチャン・フェザスは 1984 年生まれの今年39歳。ボルドーで醸造学の BTS を修めた後、モンペリエ大学で国家醸造師の資格を取得。その後、シャトーヌフ・デュ・パプのドメーヌ・デュ・グラン・ティネルや南仏リュベロンのコーペラティヴ、オーストラリア バロッサ・ヴァレーのエルダトン、アメリカのバージニア州のマイケル・シャープス、バーレン・リッジ・ヴィンヤードなど様々な国とワイナリーで研鑽を積みました。父の引退に伴い、2012 年にフランスに戻りアルマニャックとワインの造り手であった家業のドメーヌを継承しました。ドメーヌでは土壌とブドウ木に生命力と抵抗力を与え、自然とのハーモニーとバランスが取れるようにビオディナミで栽培を行っています。セバスチャンはビオディナミの知識はありませんでしたが、同じガスコーニュ地方でビオディナミでブドウ栽培を行っている Laurent Massartic ローラン・マサルティックと Dominique Andiran ドミニク・アンディランからビオディナミの基礎を学び、強い刺激を受けたのです。その後、書物を通して独学で学ぶ一方、MABD (Mouvementde l’agriculture biodynamique)に加盟して、ビオディナミに関する様々な講習会に参加して知見を深めていき、2012 年から 5 年をかけてドメーヌの畑を完全なビオディナミに転換し、満を持して 2017 年から自身のワイン造りを始めたのです。
ドメーヌはガスコーニュ地方の Courrensan クランサンの村に本拠を置いています。栽培面積は 25ha で白ブドウ 6 品種、赤ブドウ 3 品種を栽培しています。土壌は粘土石灰質で、品種毎の栽培面積は、コロンバール 7.5ha、シャルドネ 4.5ha、グロ・マンサン3.5ha、ソーヴィニョン・ブラン 1.5ha、ユニ・ブラン 1.5、バコ 1.5、タナ 2.5ha、シラー1.5ha、メルロー1.0ha。
セバスチャンの栽培するブドウには、他のナチュラルワインの造り手達が大きな信頼を寄せており、フランツ・ソーモンやベルトラン・ジュセ、ボルドーのレ・シェ・デュ・ポール・ドゥ・ラ・リュンヌなどが毎年彼からブドウを購入しています。
栽培と醸造について
セバスチャンは、農地とは自然と耕作が混じりあったもので、壊れやすく不安定なバランスの上に成り立っていると考えています。このため、日々、宇宙と自然のリズムを考慮に入れて、大地と空と植物と、その生態系の中に調和の取れた生の環境を作り上げることを目指しています。特に、植物や動物、ミネラルを原料とする自然界のものから作られているプレパラシオンはビオディナミの根幹を成すものと考えており、これを散布することによって、生きている生物であるブドウと植物、そしてそれを取り巻く土壌や風などの環境を活性化させています。畑には多様性のある植物相が必要という観点から、ドメーヌの敷地内には、休耕地や生け垣、動物の住む場所などを少しずつ増やしています。長いヒマラヤ杉の並木もあります。また隣人の小麦農家と共同で自前のビオディナミのプレパラシオンも作っています。
セバスチャンはビオディナミによる栽培は、醸造面にも反映するべきものであると考え、自然と、醸造添加物を一切使わない、可能な限り人為的介入の少ないナチュラルワイン、テロワールの個性を表現する Vins Vivans ヴァン・ヴィヴァン(生きたワイン)造りへと至りました。初ヴィンテージは 2017 年で、2 種類のキュヴェからスタートしました。世界中でワイン造りを学んだセバスチャンは、産膜酵母で熟成させた南西版ヴァン・ジョーヌやペットナット、プティ・マンサンのオレンジワインなど、今までの南西地方にはない個性的なナチュラルワイン手掛けています。また、エチケットデザインも毎年変えるなど新時代の感性も備えています。
ナチュラルに敏感な北欧のデンマークやスウェーデン、英国、ベルギーなどのインポーターが彼のワインを輸入しています。また、セバスチャンは自分の納得できるワインだけを造りたいとの想いから、現在栽培面積 25ha のうち、1ha がアルマニャック向け、3ha のみが自身のワイン向けで、残り 21ha のブドウは全て他の造り手に売却しています。
La Baie
タナ 100%
醸造について:コートに位置する日当たりの良い真南向き斜面の粘土石灰質土壌の若木の区画のブドウを手摘みで収穫。ダイレクトプレスでソフトに圧搾した後、低温でデブルバージュ。内部コーティングしていないセメントタンクで野生酵母のみで発酵。SO2 やその他の醸造添加物は一切加えずに醸造。その後、引き続きセメントタンクでシュール・リーの状態で熟成。マロ発酵はこの間に自発的に実施。熟成の最初の 1 か月はバトナージュを実施。無清澄・無濾過、SO2 も無添加で瓶詰め。
現行ロットは 2022 年の収穫ブドウ 100%。収穫日 9/20。総生産量 2,000 本。アルコール度数は 12.5 度。2023 年 7 月時点の SO2 トータルは 6mg/l 以下の検出限界値。
『La Baie ラ・ベ』とはフランス語で、『ブドウの果実』や、港や海の『湾』を意味する言葉です。セバスチャンはナチュラルワイン造りと同じ自由な感性でワインを命名しています。このキュヴェは、海に行った時に日常の束縛から解放された気持ちを
輸入元:VIVIT
詳しくは下記輸入元の紹介ページをご覧ください。
http://www.vivit2012.co.jp/cn7/sebastienfezas.html