ジト / ブルゴーニュ ルージュ ラ ビュシェール (フランス/ブルゴーニュ)
ジト / ブルゴーニュ ルージュ ラ ビュシェール 2018(赤)
VT:2018
生産国:フランス
生産地:ブルゴーニュ
葡萄品種:ピノ ノワール100
コメント【商品説明】:
美味しいは正義。
2017年のブルゴーニュが大好きで、ゴリオシしてきた吉澤ですが、続々とリリースされている2018年を色々と飲むうちに、2018年こそがドメーヌの真価が問われるヴィンテージなのではないかと感じてます。どれを飲んでも外れがない完璧なヴィンテージの2017年と、造り手によっては追い込みすぎてバランスが崩れてしまう2018年といった印象を受けています。(ただ、2018年のそのバランスの歪み、何年かすると2003年や2009年の様に当初の評価を覆さるを得ない事になる可能性も心に留めねばなりません)
そんな中、手放しでは難しかったであろう2018年の気候をものともせず、完璧な状態で最高のワインに昇華していく生産者がたくさんいます。
そもそも規格外の資本でしたが、ガロのお嬢様との結婚で「世界で最もリッチな」という形容詞で話題となったジャン クロード ボワセ氏の元で栽培長を務め、コンサルタント→自身のワインを造り始めたこちらのメゾン、ジト。恵まれた環境で深化させたノウハウを注ぎ込み、とても素晴らしいワインを造っています。
ワイン用の倉庫が少し広くなったとはいえ、そもそもそんなに広くも無いので、2017年があと少し残っている状況で仕入れるのはどうかとも思ったのですが、仕入れてしまいました。だって、あんまり美味しかったもので。
2017年と比べてお飲みいただくのもとても面白いと思います。是非是非。
以下、輸入元コメントです。
Zito
ベルナール・ジトは、ボーヌ市の栽培・醸造学校「CEPPA」の先生として数多の醸造家を育てた後、「ボワセ・グループ」の栽培長として、金字塔「ドメーヌ・ド・ラ・ヴージュレー」のビオディナミ転換の指揮を採りました。2008年にビオロジック栽培とビオディナミに特化したコンサルタントとして独立し、以降現在に至るまで、ヴォーヌ・ロマネの「ヴィコント・リジェ・ベレール」や「アルヌー・ラショー」、「クロ・ド・タール」といった錚々たる生産者の栽培を指導しています。
2010年、自然派ブルゴーニュワイン特化型メゾン「ジト」を設立。以降、フェルマージュによる自家栽培(ビオディナミ)の他、関わりの深い秀逸なヴィニュロンに指導栽培(ビオロジック)してもらったぶどうから、著しく完成度の高いワインを造り出しています。
「多くの生産者、多くのワインに関わってきましたが、最後は私のワイン人生の集大成として、私自身の手で、私が本当に飲みたいと思うワインを造ります」。
その作品は、エレガントにして濃密。上質なシルクのように滑らかな口当たりと、永遠に続くかと思われるような長く、深い余韻を特徴とします。
余談になりますが奥様のエピソードを。
ベルナールは「CEPPA」の先生時代に、校長先生の娘さんでもあった同僚のフローレンスさんと職場結婚しました。奥様がサン・ニコラ・レ・シトー村に所有していた小さなアパートに、当時同校で机を並べて学んでいた仲田さんご夫妻が住んでおりました。(小麦粉、キャベツ、トマトピューレだけで1ヶ月間しのいだ等、数々の武勇伝が残る伝説の時代・・・。この間、フローレンスさんの義兄である「オスピス・ド・ニュイ」の大醸造長、ジャン・マルク・モロンに個人的に手ほどきを受ける僥倖にも恵まれました)。
公私ともに「ルー・デュモン」の設立を支え応援してくれた、マダム・フローレンス・ジト。現在はサン・ニコラ・レ・シトー村の村長さんとして活躍されています。
Bourgogne Rouge La Bussière
クレッセ村のACブルゴーニュ区画「ラ・ビュシエール」からのピノ・ノワールをぶどうで購入して自家醸造。ビオロジック栽培。平均樹齢60年のVV。収量40ha/ha。除梗率70%。ステンレスタンクでアルコール発酵後、40%をそのままステンレスタンクで、60%を樽でマロラクティック発酵&12ヶ月間熟成(新樽率10%)。
輸入元:ヌーヴェル セレクション
⇒https://www.nouvellesselections.com/winery/detail.php?post_id=1002341