シャトー ゴーダン / ポイヤック (フランス)
シャトー ゴーダン / ポイヤック 2004(赤)
VT:2004
生産国:フランス
生産地:ボルドー
葡萄品種:カベルネ ソーヴィニョン85、メルロー10、プティ ヴェルド・マルベック・カルメネール5
コメント【商品説明】:
何とも比べず飲むべきではないかと。
ポイヤックを名乗る以上、それ相応のクオリティが求められる中で、こつこつと着実に歩みを続けるシャトーです。陽の目を見る日は来るのでしょうか。そんなシャトーがボルドーには山ほどあるものの、たくさんの「そうでもない」シャトーの陰に隠れてしまっているのが常。
熟成によって、その素晴らしさが隠せなくなってしまって、定期的に行われるアストルさんの試飲会で集まったソムリエ達から一際注目を集めていたのがこの子です。
ポイヤックだからって、ホニャララと比べないであげてくださいね。それはそれ、これはこれ。これはこれで、とても美味しいワインなのですから。
アストルさんのボルドーワイン。
吉澤ワイン商店で取り扱うボルドーワインのほとんどは、ボルドー専門インポーターの「アストル」さんから仕入れています。
アストルさんで働く皆さんは根っからのボルドー好き。それもそのはず、ボルドーに住み、ボルドーで学んでいた仲間が、ボルドーの魅力を伝える為に立ち上げた会社です。なので、ボルドーワインに対する愛の深さは、お仕事でワインを取り扱う商社の方とはちょっと異なりますし、何しろ日本に引っ張ってくるワインのセレクトが素敵で尚且つ美味しい。
現地で深く掘り下げた人脈は、生産者だけでなくボルドーワインの取扱いに於ける最重要ファクターのネゴス(仲買いのネゴシアン)にまで及び、星の数以上のボルドーワインの中から一際輝くきら星をセレクトされています。
ボルドー市内の「レクスキ」という日本人シェフのレストラン(https://www.restaurantlexquisbordeaux.fr/ja/)と、神保町で「レピック」というボルドーワインバー(http://www.lepique.jp/)もやっています。私がボルドーにいった時も名だたるシャトーにヴィジットのアポイントを取って頂き、公私ともに大変お世話になっています。もう、アストルさんのワインは全部仕入れちゃいたいくらいなのですが、セラーの容量をお財布の都合で我慢我慢。
数が多すぎ、ラベルで内容が分かりにくい、安いものにはハズレがある、輸入経路によっては劣化している、同じシャトーで同じヴィンテージなのに値段がまちまちなど、市場の需要が高くクラシックであるが故に購入時に二の足を踏んでしまう要素が多いボルドーワインですが、「アストルさんの輸入しているものから選ぶ」って事が取り急ぎの道しるべになるって事は、自信を持ってお伝えできます。アストルさんの手を離れた後、ワインショップさんの保管状態が良くなかった場合を除いては。
Specialiste en Vins de Bordeaux
ボルドーの魅力、それは王道であること
↑毎月届くアストルさんのカタログのタイトルが大好きです。アストルさんの進む道が王道になる日は、そう遠くないのかもしれません。
アストルさん輸入のワインはこちらのボタンでも。
以下、輸入元コメントです。
Château Gaudin
【ポイヤック村D2沿いサン・ランベールにあるカップドヴィル家が1901年から所有するプチシャトー】
シャトー・ラトゥール、シャトー・ランシュ・バージュなどの有名格付けが立ち並ぶワイン銘醸地、ポイヤック村の中心にシャトー・ゴーダンは位置しています。
1901年から3世代に渡って続く家族経営のシャトーです。最初は4 ha の畑を購入するところから始め、少しずつ畑を買い足し今では 11ha を所有しており、小規模ながらもその伝統は脈々と受け継がれています。土壌はジロンド川から由来する泥灰岩土壌に砂利が混じる地質で、収穫は全て手
摘みで行われています。
コンクリートタンクにて発酵、バリックにて18 か月 熟成 。 2004 年ヴィンテージは、熟成された力強さに家族経営ならではの丁寧さを感じるエレガンスを兼ね備えており、まさに今飲み頃を迎えている1本です。