シャトー サン ミッシェル / ボルドー シューペリウール 2015 (フランス/ボルドー)
シャトー サン ミッシェル / ボルドー シューペリウール 2015(赤)
VT:2015
生産国:フランス
生産地:ボルドー
葡萄品種:メルロー90、カベルネ フラン10
コメント【商品説明】:
良年2015年の安定した旨安ボルドー。
レオヴィル ラスカーズが所有と言う事で話題になるシャトーですが、管理をしているのはラスカーズが所有する、ポムロールのシャトー ネナンのチームなので、孫的な存在とでも言いましょうか。
このワインがラスカーズやネナンと同じ味だったらこの様な価格では売ってはいませんので、あくまで「それなりに」という形容詞は付くものの、それでもやっぱりワインに注ぎ込まれるノウハウは一級品でありますから、名も無いシャトーの物を買うよりはやはり安心できます。
味わいは、特に濃密な果実味といった印象はすでになく、グレート ヴィンテージの2015年としては、やや迫力にかけるところはあるものの、飲んでいて飲み飽きないといか、抜群の安定感はやはり流石の一言。
瓶の底に結構オリが貯まっています。凝固しているので沈殿しやすいので扱いは難しくありませんが、最後の方をグラスに移す時はそおっとそおっと注いであげてください。
アストルさんのボルドーワイン。
吉澤ワイン商店で取り扱うボルドーワインのほとんどは、ボルドー専門インポーターの「アストル」さんから仕入れています。
アストルさんで働く皆さんは根っからのボルドー好き。それもそのはず、ボルドーに住み、ボルドーで学んでいた仲間が、ボルドーの魅力を伝える為に立ち上げた会社です。なので、ボルドーワインに対する愛の深さは、お仕事でワインを取り扱う商社の方とはちょっと異なりますし、何しろ日本に引っ張ってくるワインのセレクトが素敵で尚且つ美味しい。
現地で深く掘り下げた人脈は、生産者だけでなくボルドーワインの取扱いに於ける最重要ファクターのネゴス(仲買いのネゴシアン)にまで及び、星の数以上のボルドーワインの中から一際輝くきら星をセレクトされています。
ボルドー市内の「レクスキ」という日本人シェフのレストラン(https://www.restaurantlexquisbordeaux.fr/ja/)と、神保町で「レピック」というボルドーワインバー(http://www.lepique.jp/)もやっています。私がボルドーにいった時も名だたるシャトーにヴィジットのアポイントを取って頂き、公私ともに大変お世話になっています。もう、アストルさんのワインは全部仕入れちゃいたいくらいなのですが、セラーの容量をお財布の都合で我慢我慢。
数が多すぎ、ラベルで内容が分かりにくい、安いものにはハズレがある、輸入経路によっては劣化している、同じシャトーで同じヴィンテージなのに値段がまちまちなど、市場の需要が高くクラシックであるが故に購入時に二の足を踏んでしまう要素が多いボルドーワインですが、「アストルさんの輸入しているものから選ぶ」って事が取り急ぎの道しるべになるって事は、自信を持ってお伝えできます。アストルさんの手を離れた後、ワインショップさんの保管状態が良くなかった場合を除いては。
Specialiste en Vins de Bordeaux
ボルドーの魅力、それは王道であること
↑毎月届くアストルさんのカタログのタイトルが大好きです。アストルさんの進む道が王道になる日は、そう遠くないのかもしれません。
アストルさん輸入のワインはこちらのボタンでも。
以下、輸入元コメントです。
Château Saint Michel
シャトー・サン・ミシェルは、サンテミリオン・ポムロール地区の中心都市リブルヌの西フロンサックのはずれのサン・ミシェル・ド・フロンサックという小さなコミューンに位置しています。
サンジュリアンの格付2級 シャトー・レオヴィル・ラスカーズやシャトー・ポタンサック、ポムロールのシャトー・ネナンを手がけるドゥロン家が1997年にこのシャトーを買い取り、畑の管理から醸造に至るまで全てのオペレーションをシャトー・ネナンのチームが行っています。この価格帯のボルドー・ワインとしては珍しく収穫は全て手摘みにて行われ、バリック熟成されたワインはボルドー・スペリュールながら格上の風格を持った味わいに仕上がっています。