プティ ボノーム / カルーゼル 2022 (/その他の地方)
プティ ボノーム / カルーゼル 2022(薄い赤)
ヴィンテージ:2022
生産国:フランス
生産地:プロヴァンス近郊リュベロン
葡萄品種:グルナッシュ ノワール100
コメント【商品説明】:
時代が求める薄口の赤。
【11月から3月はチルド便必須】常温便でご購入の方には、追加でチルド料金計上させていただくか、キャンセルのお願いをさせて頂きます。ご了承ください。
重たいワインも造る事が出来るグルナッシュですが、真逆に向かう薄い赤。ロゼと赤の中間といったところ。欧米、特にヨーロッパのお料理が軽い仕上がりになってきているという事で、需要が高まるカテゴリー何も言わずに売ってしまうと「ナニコレカルインデスケド」って怒られてしまう可能性もあるワイン。
でもこれがですね、和食全般に対して当然の様にマリアージュ。おうちで気軽に飲むワインとしておすすめです。
以下、輸入元コメントです。
Petit Bonhomme
南仏リュベロンの新たなナチュラルワイン
プティ ・ボノームは FabienChanavas ファビアン・シャナヴァによって、南仏リュベロン地方の La Motte d’Aigues ラ・モット・デーグに 2018 年に設立されたドメーヌです。ブドウ畑は隣接する Peypin d’Aiguesペ パ ン ・ デ ー グ と La Tourd’Aigues ラ・トゥール・デーグの村にあります。
栽培面積は1.7ha で、シラー、グルナッシュ・ノワール、グルナッシュ・ブラン、グルナッシュ・グリ、セリーヌ(シラーの古代品種)を栽培しています。粘土石灰と粘土砂岩の土壌で、標高は 325~390m に位置しています。ファビアンは 1983 年生まれ。父がワイン関係の仕事をしていたため、学業を修めた後、レストランで数年間サービスとソムリエの仕事をしていました。その後、オランジュの醸造学校で学び、地元のコーペラティヴで醸造責任者として、また馬による耕作の担当として 10 年間働いていました。当時はナチュラルワインもビオディナミも実践していませんでしたが、ファビアンはこの間に、ビオディナミを実践する造り手やナチュラルワインの造り手を数多く訪問。ナチュラルワインの試飲会にも参加し、沢山のナチュラルワインを味わい、ビオディナミとナチュラルワインに魅了されていきました。2015 年、ファビアンはコルシカに家族と共に移住。地元のビオディナミの巨匠、Comte Abbatucci コンテ・アバトゥッチで、セラーマスターと馬による耕作担当として働き始めます。しかし、父の急逝に伴い、コルシカ島を離れ、地元リュベロンに戻ります。そして、2018 年の 2 月に地元で小さなブドウ畑を購入。自分自身の理想のナチュラルワイン造りを始めたのです。フランス語で「fairepetit bonhomme de chemin フェール・プティ・ボノーム・ド・シュマン」という格言があります。これは地道に一歩一歩自分の道を進んでいくことを意味する表現です。ファビアンはヴィニュロンの仕事とは一日にして成るものではなく、様々な経験を重ねて少しずつ完成されていくものであると考えています。また、初めて取得した小さなブドウ畑の区画のリューディの名前がプティ・ボノームであったことから、ドメーヌ名をプティ・ボノームとしました。
畑と醸造について
ドメーヌの畑はビオロジック/ビオディナミで栽培されています。畑の処方には、スギナやイラクサ、アルファルファなどのビオディナミのプレパレーションを使用していますが、硫酸銅の使用は可能な限り少なくしています。ファビアンは特に畑を馬で耕作することをとても大切に考えています。馬で耕作することによって畑の土が踏み固められることがなくなり、地中の微生物の生命が自然に再生されるからです。また、ファビアンは馬と一緒に働くことで、動物と触れ合い、親密になれるということもとても大事であると考えています。ブドウ木の畝の間は 2 匹の馬で定期的に耕作しています。ブドウ木の周りには自然に下草を生やすか、もしくは豆類などを一緒に栽培したり、はちみつを作ってくれる花などを生やしています。収穫は手摘みで行い、厳格に選果して、小さなケースで醸造所に運びます。
ワインは野生酵母で自発的に発酵させ、醸造添加物や SO2 は一切加えずに醸造されます。熟成後、無清澄、ノンフィルターで瓶詰めされます。ボトリング後のワインのネガティブな反応を避けるために、瓶詰め時に限り必要最小限の SO2 を添加します。ファビアンが目指しているのは、過度な重たさのない、ピュアで、フレッシュ感とフィネスを備えたジューシーなナチュラルワインです。初めてのヴィンテージは 2018 年。フランスのナチュラルワインショップで引き合いが強く、毎年リリースと同時に完売するほどの人気で、今回 1 年待ちでやっと日本への割り当てを確保しました。スウェーデン、デンマーク、ドイツ、ベルギー、オーストリアなどにも輸出されています。
Carrousel
軽やかな薄い赤のキュヴェ
Vin de France ヴァン・ド・フランス
品種:グルナッシュ・ノワール 100%
醸造:手摘みで収穫したブドウは完全に除梗し、温度管理を行わずに、グラスウールのタンクで野生酵母のみでアルコール発酵。圧搾後、引き続きタンクでシュール・リーの状態で自発的なマロ発酵と熟成。SO2 やその他の醸造添加物は一切加えずに醸造。無清澄、ノンフィルターで瓶詰め。SO2 は瓶詰め後のワインのネガティブな反応を避けるために、瓶詰め時に限り必要最小限のみ添加。
現行ロットは 2022 ヴィンテージ。収穫日 9/4 は。アルコール度数 13.5 度。総生産量2,600 本。2023 年 5 月時点の SO2 トータルは 10mg/l。
*『Carrousel カルーゼル』とはフランス語で「メリーゴーランド」を意味します。メリーゴーランドには、子供達の笑顔による“新鮮さ”、次々と変わる情景による“複雑さ”、生き生きとした色合いによる“フルーティさ”の 3 つの要素があります。この特徴がこのキュヴェと合致していることから、カルーゼルと命名したそうです。