ドメーヌ プレニェ ル ヌフ / IGP コトー ド ベジエ キュヴェ ガリーグ 2022 (フランス/ラングドック)
ドメーヌ プレニェ ル ヌフ / IGP コトー ド ベジエ キュヴェ ガリーグ 2022 (赤)
VT:2022
生産国:フランス
生産地:ラングドック
葡萄品種:メルロー60、プティ ヴェルド25、カベルネ ソーヴィニヨン15
コメント【商品説明】:
※ベストな状態で飲んで頂くため、3月から10月の間はチルド便必須です。カート画面でご指定お願い致します。期間中にご指定頂けない場合、こちらで追加してご利用料金の修正をさせて頂くか、キャンセル扱いとさせて頂きます。
ガリーグ感。
こちらの生産者の白がとても好評だったので、赤も追加です。ラングドックのメルロー主体の赤ですが、あんまり凝縮感は期待しないで上げて下さい。そういった価格のワインではありません。
ただ、キュヴェの名前にもなっている「ガリーグ」を感じて頂くのにこんなに良いワインはありません。
ガリーグって、英語圏のソムリエさんが使う表現で、タイム、ローリエ、セージ、ローズマリー、ユーカリ、オリーヴとか、南仏あたりに自然に生えてる様なハーブというか、葉っぱが固い類の植物をひっくるめた時に使う言葉で、「ガリーグの香りがするね」って言うよりは「ガリーギーだね」って感じで使われます。
ローズマリーとタイムって全然香り違いますし、セージやユーカリなんかも優しいものですが主張が結構あったりして、それぞれ個別に表現してあげても良いのですが、それをグルーピングしちゃうってのは、「南仏の道端に植わってる植物の色々が、なんか情景として浮かんじゃうよね」ってノスタルジックなニュアンスの表現でもあって、それを知ってからは「ああ、良いガリーグっぽさ出てますよね」とか言っちゃう時期もあったんですが、そんなこと言っても伝わらない事の方が多くって、いつしか使わなくなったしもして。
で、このガリーグ感ですが、高級ワインよりは南仏や南ローヌのカジュアルなワインで感じられることが多く、ものすごく高級なワインには向かないタイプの表現です。そこの所を割り切って、なんでもかんでもベリー系の香りがどうのってこじつけるより、多少複雑さあるよねって意味で「ガリーギーだね」って言ってあげる程度がとってもお洒落。
こちらのワインも、お値段以上に濃厚さがある様なコスパおばけ的なワインではありませんが、無理に作りこんだ化粧っけは無く、シンプル過ぎる事もなく、適当な感じで、ガリーグがふわっと香る程度のワインなのですが、これはこれで、昨今のワインのお値段を考えるとですね、その価値を感じてあげようかなって心持ちの方にはとっても良いワインだと思います。
過剰に期待しないでグラスに注ぎ、グラスに口を付ける前に香りをかいだら「君、名前の通りガリーギーだね」って声をかけてあげてください。きっととっても喜びますから。
以下、輸入元コメントです。
Domaine de Preignes le Neuf
Domaine de Preignes le Neuf Cuvee Garrigue
1haあたり50hlの収量。ステンレスタンクで発酵後8カ月の熟成。寒暖差の大きい斜面で育つ熟した果実を使用したブレンドワイン。ガリーグの名の通りハーブのニュアンスも感じるフルーティで上質な味わい。
濃い赤色、しっかり熟した果実の香り。柔らかな口当たりにハーブのニュアンスとバランスの取れたタンニンを感じる。