ポワロン ダバン / コー マルベック 2021 (/ロワールフランス)
ポワロン ダバン / コー マルベック 2021(赤)
VT:2021
生産国:フランス
生産地:ロワール
葡萄品種:コー(マルベック)
コメント【商品説明】:
ロワールの冷涼なマルベック。
まあ、寒いって程ではないんですけど、アルゼンチンやボルドーに比べれば涼やかな環境で育つ、ロワールのマルベックが大好きです。
濃いでもなく、薄いでもなく、コク深く、どこまでも深く。こんなのがワインリストに載っていたら、他は探さずにとりあえず注文しちゃいますよね。……僕だけでしょうか。
ワインセラーに一本入れておくと、いざって時に安心です。「こんなのあんだけど」って話題の幅の広がりがけっこう広がります。
以下、輸入元コメントです。
Poiron Dabin
ナント市から南東に15km(ナントしナントウ・・(´Д`)さむ~)、シャトー・テボー村に1858年に創業したミュスカデの名門ドメーヌで、1987年より、ジャン・ミッシェル(写真左、醸造担当)とローラン(写真右、栽培担当)のポワロン兄弟が運営しています。早1995年から厳格なリュット・レゾネ栽培に取り組み、2015年にはフランス農水省が規定する「HVE(Haute Valeur Environnementale=高い環境価値)」の最高段階であるレベル3の認証を取得しています。
ご紹介する「Clé du Sol」は、「Clé de Sol」(ト音記号)と「le Sol」(土壌)をかけ合わせたもので、シャトー・テボー村の秀逸リウ・ディ「シャントグロール」産のミュスカデを100%使用した、このドメーヌの看板作品です。(リウ・ディ名の「シャント」=「歌う」なので、ぶどう樹がト音記号だったら面白いな!と思ってラベルにデザインしたそうです)。
「この畑は、花崗岩より酸が、シスト(片岩)よりミネラルが生まれる、ミュスカデのお手本のようなテロワールです。平均樹齢45年のヴィエイユ・ヴィーニュなのでぶどうが凝縮しており、黄色い果実やハチミツのような、たっぷりとしたコクをお楽しみいただけます」(ジャン・ミッシェル・ポワロン)。
この作品は、地元ロワールやパリの100軒を超えるレストランやビストロで大人気を博していますが、その濃密な味わいゆえ、魚介類はもちろん、普通にお肉料理とも一緒に楽しまれているそうです。
Côt Malbec
IGP Val de Loire。コット(マルベック)100%。シャトー・テボー村に2ha。花崗岩質・シスト(片岩)質土壌。平均樹齢20年。収量は60hl/ha。コンクリート製タンクで発酵後、8ヵ月間シュール・リー熟成。
輸入元:ヌーヴェルセレクション
https://www.nouvellesselections.com/winery/detail.php?post_id=1001415
【吉澤ワイン商店のこだわり】
① 輸入状態の良いワインだけを販売します。
日本に輸入されるワインは、北米以外は概ね赤道を通過します。リーファーコンテナ(低温コンテナ)輸送と書いてあっても、コンテナが甲板に置いてあっては、それは絶対的な補償にはなりません。
くわしくはこちらから。
② すべてのワインを低温&紫外線から守り保管しています。
当店に届いたワインは通年16度以下になる様に設定された店舗内で保管し、高温によるランシオ香(マデラ香)の発生を防ぐだけでなく、紫外線対策済の照明で、ワインの風味の破壊を防いでいます。もちろん窓もありません。太陽光だけでなく、蛍光灯、LED照明の光にも紫外線は含まれており、紫外線によるワインの風味の不規則変化は、「なんとなく美味しくない」ワインに多く見られる劣化です。多くのワインショップで一般的な、明るい環境で保管されているワインと是非飲み比べてください。
③ 夏場は低温輸送でお届けします。
良い状態で輸入され、良い状態で輸送されたたワインを、ベストの状態でお楽しみいただけますように、3月~11月までの間、気温が16度以上になる時には、低温輸送に必要な料金を当店で負担させて頂いております。
くわしくはこちらから。
④ 輸送用段ボールの隙間を塞いでお届け。
細かい事ですが、輸送中になるべく温度変化が無いように、それでも温度が変化してしまう場合は、なるべくゆっくり温度が変化するように、輸送用の段ボールは隙間をなるべく梱包用テープで塞いでいます。空気の流れが生まれると、空気と一緒に熱も移動してしまうからです。ワインがお手元に届いた際、箱を開けるのが少しご面倒かもしれませんが、全てはワインを美味しく楽しんで頂くため、ご容赦下さい。
【ワインの幸せだけを考える】
吉澤ワイン商店では、上記のワインを美味しい状態でお楽しみ頂くための取り組みを、ワインのお値段に関わらずすべてのワインに対し実施しています。
「ワインの産地に行って飲んだワインが美味しかった」とか、「同じ銘柄なのにレストランで飲むワインの方がなんとなく美味かった」なんてご経験はございませんか?それは、ワインが劣化する前に飲む事が出来たからかもしれません。世の中には、本当は美味しかったのに劣化してしまって本来の風味が楽しめないワインがたくさんあります。
ワインをもっと知りたくてワインショップに行っても、照明の光の下に並んでいるワインを見ては「どれだけの時間、光(紫外線)を浴びているのかわからないから買えないな」と思った時、僕はお店に並ぶワインが買えなくなりました。
僕が神経質なだけなのですが、せっかく自分で買うならば、せめてワイン本来の味わいは感じたいと思ってしまって。通販なんてもってのほか。保管状態も見ずに安心して買えるはずがありません。
気にし始めると気になって、勤めていたレストラン用のワインについても、酒屋さんや卸売りさんも介さず、輸入元から直接仕入れる様になりました。
そんな僕たちが、レストランのソムリエを辞めた後、何故最もリスクの高い通信販売というカテゴリーでワインを販売しているかと言うと、僕たちさえ嘘をつかなければ、ワインを最良の状態でお客様にお届けすることが出来きて、それがワインにとって一番の幸せなのではないかと思ったからに他なりません。
個人で運営する僕たちの小さなワインショップに、管理に長けた輸入元さんが素晴らしいワインを卸して下さるのは、その頃からの妙なこだわりにご理解いただいていた多くの担当さんたちのお陰様。
ワインと、ワインに関わる全ての方に感謝を込めて。
「全てのワインが、良質な状態のまま皆さまのお手元に届きますように」
【自分に嘘をつけない様に】
土曜日の14-19時だけ、対面販売をしています。都合によりお休みを頂く日もございますのでお気を付けください。お休みいただく際はインスタグラムにて告知させて頂いております。ご来店前にご確認頂けますと幸いです。





