グートルブ ブイヨ / シャン ド クレ (/シャンパーニュ)
グートルブ ブイヨ / シャン ド クレ(泡)
ヴィンテージ:表記無し(2000 年から 2016 年までの 17 ヴィンテージをソレラでストックしたリザーヴワイン1/3、2016 ヴィンテージのリザーヴワイン 1/3、2017 ヴィンテージのワイン 1/3 のブレンド)
生産国:フランス
生産地:シャンパーニュ
葡萄品種:シャルドネ100
コメント【商品説明】:
ソレラのリザーブ1/3使用。
継ぎ足し継ぎ足し育てているソレラのリザーブワインと2016年と2017年のブレンド。
柑橘と言ってしまえばそれまでですが、とてもピュアなそれはレモンの果肉のみをひと粒ひと粒ほぐして口の中にそっと置いたような純粋な柑橘。その周りにはアーモンドの様な香ばしさが広がっていて、絶妙な酸、絶妙な余韻、これはもういつまででも飲んでいられるなって。もうこれは飲む価値しかないなって。
シャンパンを普段のお食事で飲む方もいるでしょうし、特別な日の乾杯に飲む方もいるでしょう。それぞれの方が、それぞれのシャンパンにどこで誰とどういう状況で飲むのが良いよねってざっくりとしたイメージをお持ちの事と思いますが、そういった固定観念というか印象先行の「美味しそう」から始まる満足感ではなく、問答無用で美味しいから飲んだ後になんか満たされてしまうなって感じです、こちら。
風格とかそういう事を言い始めると、それはやっぱり高額なキュヴェには劣るでしょう。しかし、このお値段を鑑みれば「なにこれ美味しい」って言って頂けるのではないかと。どこかの誰かのセリフで例えれば、それも僕の個人の感想でしかないんですけども。
以下、輸入元コメントです。
GOUTORBE-BOUILLOT
1980 年から続くソレラによるシャンパーニュ
マルヌのダムリーに本拠を置くグローワー、グートルブ・ブイヨ最大の特徴は 1980 年から現在まで毎年継ぎ足されているソレラです。ドメーヌのスタンダード・レンジのキュヴェには全てこのソレラがブレンドされています。ソレラはドメーヌのラシーヌ(ルーツ)と呼べる大切な存在であるため、一度に大量に使うことはできません。しかし、ドメーヌでは 2020 年からこの稀少なソレラでストックしたパーペチュアル・リザーヴを 100%使った特別なキュヴェを仕込み、世界のインポーターに向けて、2 キュヴェ、各約 970 本のみの限定で発売しています。
樹齢80 年のクロから生まれレア・シャンパーニュ
グートルブ・ブイヨは稀少なクロの畑も所有しています。現在シャンパーニュには31 のクロの畑が存在していますが、そのうちの 15 は NM の所有、16 がグローワーの所有するクロとなっています。グローワーが所有するクロは1960~70 年代に植樹された畑が多いのですが、グートルブ・ブイヨのクロ・デ・モネの区画は 1930 年植樹で、2011 年の時点で樹齢 81 年という超古木です。世代交代のタイミングと重なったこともあり、ドメーヌでは 2010 ヴィンテージで初めてクロのシャンパーニュを仕込み、ドメーヌにポートフォリオに加えました。
ドメーヌの歴史と概要
グートルブ・ブイヨは、ヴァレ・ド・ラ・マルヌのダムリーに本拠を置くグローワーです。ダムリーは、南向き斜面の畑が広がるマルヌ河右岸に位置し、ちょうどキュミエールの西隣に当ります。
ドメーヌの起源は 1750 年に遡り、代々家族経営で継承されてきました。1911 年から元詰めを始め、1980 年代からはドミニック・パプルー夫妻によって運営されていました。2010 年に息子のバスティアンがドメーヌに参画して世代交代し、急速に進化をしているところです。
バスティアンは大学卒業後、著名なシャンパーニュのメゾンで研鑽。また、パリのクリュッグ、そしてロンドンのワインショップで高級シャンパーニュの販売とマーケティングに携わり、グローバル・マーケットにおける幅広いスキルを身に着けて、新時代の意欲的で野心的なシャンパーニュ造りを行っています。
ドメーヌの栽培面積は現在 8 ヘクタール。栽培品種は、ピノ・ムニエ 40%、ピノ・ノワール25%、シャルドネ 35%。植樹比率は 1 ヘクタール当たり 9000 本。平均樹齢は 30~35 年で、5 年毎に 0.40 ヘクタールの区画で植え替えを行い、ブドウの平均樹齢が一定に保たれるように管理しています。畑の地質は表土が粘土石灰質で、心土はチョークとマールで構成されています。
ドメーヌの醸造哲学
ドメーヌの最大の特徴は 1980年から毎年継ぎ足され続けているソレラです。
ドメーヌではこれを『パーペチュアル・リザーヴ(永遠のリザーヴ)』と呼んでいます。約 40 年に亘り丹念に継ぎ足されてきたソレラのリザーヴワインは、ドメーヌの歴史と深く密接に繋がっています。
ドメーヌのスタンダード・レンジのシャンパーニュには全てこのソレラのリザーヴワインがブレンドされています。このため、そのスタイルは、「熟成感」と「フレッシュ感」との絶妙なバランスにあります。「極
端に若すぎず、また極端に古過ぎない」、この卓越したバランスが最大の個性と言えます。
ソレラは、若いヴィンテージがフレッシュ感を、そして古酒のバックヴィンテージが永遠とも呼べる⾧い口中の余韻を付与してくれます。この二つの効果が互いにバランスを取り合って味わいの可能性が無限大に広がります。つまり、ソレラはドメーヌのスタイルの継続性を保証するラシーヌ(ルーツ)と言えるのです。
2021 年現在、ドメーヌでは、ルフレ・ド・リヴィエールのキュヴェの 1980 年から 2020 年までのソレラのリザーヴワインが 1 本。そしてシャルドネの 2000 年から 2020 年までのソレラが 1本。さらにピノ・ノワールの 2000 年から 2020 年までのソレラが 1 本あります。一般的に 5~10 年程度のソレラは見かけますが、これだけのバックヴィンテージに遡るソレラシステムを備えている造り手はシャンパーニュでは極めて稀です。
Champs de Craie
名前(白亜の畑)の通りマルヌのミネラルを表現したエントリー・キュヴェ
品種:シャルドネ 100%
現行ロットは 2000 年から 2016 年までの 17 ヴィンテージをソレラでストックしたリザーヴワイン1/3、2016 ヴィンテージのリザーヴワイン 1/3、2017 ヴィンテージのワイン 1/3 のブレント。ノン・マロで、2018 年 7 月にティラージュ。2021 年 5 月 16 日にデゴルジュマン。マチュラション・シュール・リーの期間は 34 ヵ月。ドザージュは 1 リットル当たり 2 グラム(エクストラ・ブリュット)。
アルコール度数 12.5 度。
年間生産量は約千本。
味わい:微かに青みがかった金色のローブ。白い花や柑橘果物を思わせるアロマ。アーモンダやグレープフルーツのまろやかなブーケ。口中は生き生きとしていてとてもピュア。ミネラルと緊張感が感じられる味わい。フィニッシュにもアーモンドとレモンのノートが⾧く残る。
輸入元:VIVIT
詳しくは下記輸入元の紹介ページをご覧ください。