ラングロワ シャトー / クレマン ド ロワール レゼルヴ (/ロワールフランス)
ラングロワ シャトー / クレマン ド ロワール レゼルヴ 2015(白)
VT:2019
生産国:フランス
生産地:ロワール
葡萄品種:シュナン ブラン100
コメント【商品説明】:
シュナンを知り尽くした名門が造るクレマン。
生産者の方にお会いしてからしばらく経ちますが、そんな時間は小指の爪ほどにもならない長い期間、ロワールのシュナン ブランと向き合ってきた方たちです。「パリで飲むスパークリングワインは、シャンパーニュが一般的になる前はクレマン ド ロワールこそが至極だったんだ!」なんて、現代からでは想像も出来ない様なお話を聞かせてくれたのが懐かしく。
シュナン ブランは、他のブドウと少し異なる成熟をします。ブドウの房のひと粒ひと粒がバラバラに熟してゆくのです。ジンファンデルや巨峰なんかんもその類ですが、そのモザイク的な成熟は、ワインにした時に複雑さやバランスをもたらす要素となるのです。
あるひと粒は完熟の先の追熟にまでさしかかろうとしていても、おとなりのひと粒は若々しい元気な酸を保持していたりします。それ故にシュナンブランから造られるワインは、完璧に熟した事による芳醇な果実味と、ブドウ由来の自然で心地よく芯の強い酸が共存する奇跡的なバランスをブドウ由来の要因のみで表現できるのです。
人がそれをコントロールするのはとても難しく、収穫されたシュナンの房を、より適性のある将来の進路に振り分ける必要があり、シュナンブランに魅了された生産者はクレマン ド ロワールと白ワインの両方を作る事で、その果実の個性を最大限に引き伸ばすという選択をする方が多いのです。
その個性をいち早く理解し、長く寄り添って来たの生産者がラングロワ シャトーです。
所謂、シャトーなんちゃらって意味では無く、昔々にラングロワさんとシャトーさんが造ってたって事でこの名前に。正式にはドメーヌ呼称なのですが、やや分かりにくい感じになってしまうのがたまにきず。
こちら、ヴィンテージ表記入りのレゼルヴですがこのお値段。長い歴史のノスタルジーまで楽しめるのだとしたらお買い得。と、感じてしまうのは僕がシュナンが好きだから。依怙贔屓と言われても、こればっかりは致し方なく。
輸入元:アルカン
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