フィリップ マレ / シャンパーニュ ブリュット トラディション NV (/シャンパーニュフランス)

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(税込¥7,150)

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フィリップ マレ / シャンパーニュ ブリュット トラディション NV(白泡)

(FRS0010400)

VT:NV

生産国:フランス

生産地:シャンパーニュ

葡萄品種:シャルドネ100

コメント【商品説明】:

ノンマロのシャンパーニュ。

乳酸菌の働きで、鋭角なリンゴ酸を穏やかな乳酸へと変換する、マロラティック変換。ただ、時にはリンゴ酸をそのままにしても良いのにって時もありますよね。

でも、マロラティック変換は温度が上がってくると自然に始まってしまったりするので、コントロールは意外と大変みたいです。ドイツの様に寒い国では、春になっても気温がそこまで上がらないので、リンゴ酸のまま残ってることもありますが、残ったのか残したのかは、ワインの軽いミステリーです。

シャンパンは、近年なシャープなスタイルが人気ですが、薄いだけだと物足りないって方は、この辺をお試し頂くってのはいかがでしょうか。

 

 

以下、輸入元コメントです。

Philippe Mallet

ランスからマルヌ川に沿って西へ約40Km。人口900人ほどのトレルー・シュル・マルヌ村(Trelou-sur-Marne)にシャンパーニュ・フィリップ・マレはあります。所有面積は2ha。その他、5.5haの葡萄畑を村の農家と共に栽培しシャンパーニュ造りを行っている生産者です。

収穫されたほとんどの葡萄をランスにあるグランメゾンへ販売。現在メゾンを取り仕切っているのは2代目のフィリップ氏と奥さんのブリジット氏。フィリップ氏の父親は所有する2haの畑で葡萄栽培を行いながら、同じ村にあるメゾンで働いていました。フィリップ氏は1960年生まれ。1976年にアヴィズにある醸造学校卒業後に村へ帰り、父と同じくメゾンの所有する畑で葡萄を栽培しながら、村にあるメゾンで1984年まで働いていました。その間、1983年に父と共にメゾンの所有する畑から収穫した葡萄で醸造、瓶詰めを開始。現在も葡萄栽培を行いながら、レコルタン・マニュピランとしてシャンパーニュをリリース。パリの顧客を中心に販売をしている生産者です。メゾンは自宅の地下に小さなスペースのセラーがあるのみ。醸造、瓶詰めは村の中にある協同醸造場で行っています。「トレルー・シュル・マルヌで収穫された葡萄の果実と酸。この2つをそのままのシャンパーニュにしたい」という思いから、シャンパーニュの生産者では珍しくマロラクティック発酵を行っていません。南東に開けた標高約150mの畑はサステイナブル農法で葡萄を栽培。樽は一切使用せずにステンレスタンクに加えて、エナメルコーティングをしたタンクで醸造。職人気質でもあり、一度信頼した人とは真剣に向き合ってくれる優しさに溢れた生産者です。そして、2021年にHVEとVDCを取得し、環境への取り組みも強化しております。

 

Brut Tradition

ノンマロラクティックのブラン・ド・ノワール・シャンパーニュ

トレルー・シュル・マルヌにあるメゾンの所有する葡萄畑から収穫された葡萄を使用。標高は約150m。1966年と1986に植樹。表土に重い粘土が広がる粘土石灰土壌。収穫は手摘み。プレスの後に約2週間の発酵。その後、前年のリザーブワイン約70%、その年のワインを約30%の比率でアッサンブラージュし2次発酵を行います。36ヶ月~40ヵ月の熟成。ドザージュは5g。穏やかでふっくらとした果実が口の中に広がります。

シャープな酸が果実全体を覆い、湧き上がるミネラル。ふんわりとしながらも果実と酸のコントラストが心地の良い辛口。

 

輸入元:アズマ コーポレーション

 

【吉澤ワイン商店のこだわり】

① 輸入状態の良いワインだけを販売します。

日本に輸入されるワインは、北米以外は概ね赤道を通過します。リーファーコンテナ(低温コンテナ)輸送と書いてあっても、コンテナが甲板に置いてあっては、それは絶対的な補償にはなりません。

くわしくはこちらから。

② すべてのワインを低温&紫外線から守り保管しています。

当店に届いたワインは通年16度以下になる様に設定された店舗内で保管し、高温によるランシオ香(マデラ香)の発生を防ぐだけでなく、紫外線対策済の照明で、ワインの風味の破壊を防いでいます。もちろん窓もありません。太陽光だけでなく、蛍光灯、LED照明の光にも紫外線は含まれており、紫外線によるワインの風味の不規則変化は、「なんとなく美味しくない」ワインに多く見られる劣化です。多くのワインショップで一般的な、明るい環境で保管されているワインと是非飲み比べてください。

③ 夏場は低温輸送でお届けします。

良い状態で輸入され、良い状態で輸送されたたワインを、ベストの状態でお楽しみいただけますように、3月~11月までの間、気温が16度以上になる時には、低温輸送に必要な料金を当店で負担させて頂いております。

くわしくはこちらから。

④ 輸送用段ボールの隙間を塞いでお届け。

細かい事ですが、輸送中になるべく温度変化が無いように、それでも温度が変化してしまう場合は、なるべくゆっくり温度が変化するように、輸送用の段ボールは隙間をなるべく梱包用テープで塞いでいます。空気の流れが生まれると、空気と一緒に熱も移動してしまうからです。ワインがお手元に届いた際、箱を開けるのが少しご面倒かもしれませんが、全てはワインを美味しく楽しんで頂くため、ご容赦下さい。

 

【ワインの幸せだけを考える】

吉澤ワイン商店では、上記のワインを美味しい状態でお楽しみ頂くための取り組みを、ワインのお値段に関わらずすべてのワインに対し実施しています。

「ワインの産地に行って飲んだワインが美味しかった」とか、「同じ銘柄なのにレストランで飲むワインの方がなんとなく美味かった」なんてご経験はございませんか?それは、ワインが劣化する前に飲む事が出来たからかもしれません。世の中には、本当は美味しかったのに劣化してしまって本来の風味が楽しめないワインがたくさんあります。

ワインをもっと知りたくてワインショップに行っても、照明の光の下に並んでいるワインを見ては「どれだけの時間、光(紫外線)を浴びているのかわからないから買えないな」と思った時、僕はお店に並ぶワインが買えなくなりました。

僕が神経質なだけなのですが、せっかく自分で買うならば、せめてワイン本来の味わいは感じたいと思ってしまって。通販なんてもってのほか。保管状態も見ずに安心して買えるはずがありません。

気にし始めると気になって、勤めていたレストラン用のワインについても、酒屋さんや卸売りさんも介さず、輸入元から直接仕入れる様になりました。

そんな僕たちが、レストランのソムリエを辞めた後、何故最もリスクの高い通信販売というカテゴリーでワインを販売しているかと言うと、僕たちさえ嘘をつかなければ、ワインを最良の状態でお客様にお届けすることが出来きて、それがワインにとって一番の幸せなのではないかと思ったからに他なりません。

個人で運営する僕たちの小さなワインショップに、管理に長けた輸入元さんが素晴らしいワインを卸して下さるのは、その頃からの妙なこだわりにご理解いただいていた多くの担当さんたちのお陰様。

ワインと、ワインに関わる全ての方に感謝を込めて。

「全てのワインが、良質な状態のまま皆さまのお手元に届きますように」

 

【自分に嘘をつけない様に】

土曜日の14-19時だけ、対面販売をしています。都合によりお休みを頂く日もございますのでお気を付けください。お休みいただく際はインスタグラムにて告知させて頂いております。ご来店前にご確認頂けますと幸いです。

吉澤ワイン商店 インスタグラム公式アカウント

https://www.instagram.com/chai_yoshizawa/

※入荷待ち商品のお取り寄せ等、お問い合わせフォームからお受け付けしております。お気軽にお問い合わせ下さい