テヌーテ ダウリア / バジリカータ クエルチア ディ アニバーレ 2024 (イタリア)
テヌーテ ダウリア / バジリカータ クエルチア ディ アニバーレ 2024(白)
VT:2024
生産国:イタリア
生産地:バジリカータ
葡萄品種:マルヴァジア80、フィアーノ20
コメント:
香りの良い白ワインを飲んでる時が、一番幸せかもしれないなと思ってみたり。
以下、輸入元コメントです。
Tenute Dauria
イタリア南部のバジリカータ、ヴルトゥレ山の東側山麓の街ラポッラにあるワイナリーが、このテヌーテ・ダウリアです。当主は、2代目にあたるサラ氏。夫であるアントニオ氏と二人三脚でワインの生産をしています。畑は約10ha。ヴルトゥレ山の東側、標高400~500m付近の斜面に広がっています。火山性土壌の畑は、かつてヴルトゥレ山が噴火したことによるカルシウムと鉄分を多く含んでいます。栽培品種は、マルヴァジア・ビアンカ・ディ・バジリカータや、アリアニコ、フィアーノなどの土着品種にこだわっています。マルヴァジアの珍しい微発泡白ワインは、アロマと酸味が特徴。また、葡萄だけでなくオリーブの栽培にも力を入れており、自慢のオリーブオイルもその高いクオリティで好評です。
Quercia di Annibale Bianco Basilicata IGT
アロマティックなマルヴァジアとフィアーノのブレンドで、紅茶のような香りが特徴
ヴルトゥレ山由来の火山性土壌で多く栽培されているこの地の地場品種マルヴァジア・ビアンカ・ディ・バジリカータ。アロマ豊かに仕上がり、作り手も納得の自家用ワインを分けてもらうことができました。ワイナリーの畑は、標高450mでヴルトゥレ山の東側にあるなだらかな斜面にあります。平均樹齢は20年程度。収穫は手摘みで、吟味して選別し除梗します。その後ソフトプレスし、12時間ほど静置してから密閉タンクで発酵します。日数は20~25日ほど。じっくりと発酵することで、豊かなアロマが生まれます。
完熟レモンのピールやマスカットを使った紅茶を思わせる芳醇なアロマと、柔らかな酸味。アフターは爽やかな辛口。
輸入元:アズマコーポレーション
【吉澤ワイン商店のこだわり】
① 輸入状態の良いワインだけを販売します。
日本に輸入されるワインは、北米以外は概ね赤道を通過します。リーファーコンテナ(低温コンテナ)輸送と書いてあっても、コンテナが甲板に置いてあっては、それは絶対的な補償にはなりません。
くわしくはこちらから。
② すべてのワインを低温&紫外線から守り保管しています。
当店に届いたワインは通年16度以下になる様に設定された店舗内で保管し、高温によるランシオ香(マデラ香)の発生を防ぐだけでなく、紫外線対策済の照明で、ワインの風味の破壊を防いでいます。もちろん窓もありません。太陽光だけでなく、蛍光灯、LED照明の光にも紫外線は含まれており、紫外線によるワインの風味の不規則変化は、「なんとなく美味しくない」ワインに多く見られる劣化です。多くのワインショップで一般的な、明るい環境で保管されているワインと是非飲み比べてください。
③ 夏場は低温輸送でお届けします。
良い状態で輸入され、良い状態で輸送されたたワインを、ベストの状態でお楽しみいただけますように、3月~11月までの間、気温が16度以上になる時には、低温輸送に必要な料金を当店で負担させて頂いております。
くわしくはこちらから。
④ 輸送用段ボールの隙間を塞いでお届け。
細かい事ですが、輸送中になるべく温度変化が無いように、それでも温度が変化してしまう場合は、なるべくゆっくり温度が変化するように、輸送用の段ボールは隙間をなるべく梱包用テープで塞いでいます。空気の流れが生まれると、空気と一緒に熱も移動してしまうからです。ワインがお手元に届いた際、箱を開けるのが少しご面倒かもしれませんが、全てはワインを美味しく楽しんで頂くため、ご容赦下さい。
【ワインの幸せだけを考える】
吉澤ワイン商店では、上記のワインを美味しい状態でお楽しみ頂くための取り組みを、ワインのお値段に関わらずすべてのワインに対し実施しています。
「ワインの産地に行って飲んだワインが美味しかった」とか、「同じ銘柄なのにレストランで飲むワインの方がなんとなく美味かった」なんてご経験はございませんか?それは、ワインが劣化する前に飲む事が出来たからかもしれません。世の中には、本当は美味しかったのに劣化してしまって本来の風味が楽しめないワインがたくさんあります。
ワインをもっと知りたくてワインショップに行っても、照明の光の下に並んでいるワインを見ては「どれだけの時間、光(紫外線)を浴びているのかわからないから買えないな」と思った時、僕はお店に並ぶワインが買えなくなりました。
僕が神経質なだけなのですが、せっかく自分で買うならば、せめてワイン本来の味わいは感じたいと思ってしまって。通販なんてもってのほか。保管状態も見ずに安心して買えるはずがありません。
気にし始めると気になって、勤めていたレストラン用のワインについても、酒屋さんや卸売りさんも介さず、輸入元から直接仕入れる様になりました。
そんな僕たちが、レストランのソムリエを辞めた後、何故最もリスクの高い通信販売というカテゴリーでワインを販売しているかと言うと、僕たちさえ嘘をつかなければ、ワインを最良の状態でお客様にお届けすることが出来きて、それがワインにとって一番の幸せなのではないかと思ったからに他なりません。
個人で運営する僕たちの小さなワインショップに、管理に長けた輸入元さんが素晴らしいワインを卸して下さるのは、その頃からの妙なこだわりにご理解いただいていた多くの担当さんたちのお陰様。
ワインと、ワインに関わる全ての方に感謝を込めて。
「全てのワインが、良質な状態のまま皆さまのお手元に届きますように」
【自分に嘘をつけない様に】
土曜日の14-19時だけ、対面販売をしています。都合によりお休みを頂く日もございますのでお気を付けください。お休みいただく際はインスタグラムにて告知させて頂いております。ご来店前にご確認頂けますと幸いです。