テッレ ヴィヴェ / ヴィノ ディ トゥッティ 2020 (イタリア)
テッレ ヴィヴェ / ヴィノ ディ トゥッティ 2020(赤)
ヴィンテージ:2020
生産国:イタリア
生産地:ピエモンテ
葡萄品種:バルベーラ100
コメント【商品説明】:
小さい畑の生産者は手抜きをしないですよね。
と語る担当者さんの言葉に胸打たれ販売を始めたVIVITさんのワインの中では、比較的安定供給という事でデビューしたのですが、お値段がなんせ楽しみやすいということで一気に完売するワインと変貌を遂げました。このお値段で送ってもらえるのはこれで最後になるのではないかというお話です。
ピエモンテのアルフィアーノ ナッタという小さな自治体(コムーネ)でワインは造られます。バルベーラ ダスティの生産地域内の北端辺りですが、地域呼称に囚われることない手造りのワインがこちらです。
って聞くと、お友達と仲良く造ったお気楽な仕上がりをイメージするじゃないですか。ところがどっこいアルコールは15.0%まで高まって、ワインとして極上です。生産本数は6000本。マトゥネイの他のキュヴェは多くても2000本と数が少ないので、やや手元に置きやすいキュヴェではありますが、通年買えるかと言えばそう簡単にはいきそうにありません。
樽は無いですが、果皮からしっかりと抽出されたタンニンがいやらしくなく、とても心地よいワインです。ごくっと飲んで、しんみり旨い。少し胡椒を効かせてお肉を焼いて、もりもりと食べる時などに抜群です。
デイリーワインと呼ぶには少しお値段がするものですが、こういった「誰が飲んでも楽しめる」ワインを常備しておくってのは、セラーを管理する者としてはとても心強いものです。これは、僕もお客様もきっと同じなのではないでしょうか。
下記、ロマンスに溢れるVIVITさんのコメントをお楽しみ下さいませ。
以下、輸入元コメントです。
Terre Vive
テッレ・ヴィヴェはピエモンテのアルフィアノ・ナッタ村のナチュラルワインの造り 手であるMatunei マトゥネイや Crealto クレアルトなど、考えを同じくする 5 人のメンバーに よって 2016年に創設された共同組合です。メンバーはそれぞれ自身のワインを造っていま すが、誰も家族からワイナリーを継承したものはいません。メンバー全員が“情熱”からワイン 造りの世界に飛び込んだ造り手ばかりです。
ブドウは各生産者の異なる畑で収穫されますが、同じアルフィアーノ・ナッタ村の半径数 キロ以内の場所で収穫されます。畑は標高 200~350 m にあり、土壌は粘土石灰質土 壌です。全てのメンバーはオーガニックでブドウ栽培をするだけでなく、銅の使用量も最小限 に抑え、緑肥を使って土壌を豊かにしたり、ミミズを繁殖させて天然の腐植土を作ったりも しています。
メンバーそれぞれが各々の哲学で育てた良質なブドウを持ち寄り、野生酵母のみを使用 し、ろ過も清澄もせず、醸造添加物も一切加えずに醸造を行っています。亜硫酸は必要 とする場合に限り、必要最低限のみ添加します。手掛けているワインはバルベーラのワイン 1 種類のみです。
テッレ・ヴィヴェでは、ワイン造り以外にも共同プロジェクトとして昔の仕事や地場のロ-カル品種、テロワールなどについて学び、地元の古い工芸品や領地、土地固有のブドウを広く伝える活動をしています。
VINO DI TUTTI
手摘みで収穫したブドウを完全に除梗して、ステンレスタンクで野生酵母のみで自発的に発酵させる。SO2や酵素、培養酵母、酒石酸、濃縮物、矯正剤、安定剤、その他の醸造添加物は一切付け加えずに醸造する。果皮浸漬の期間は2週間前後で、アンフュージョンのみのソフトな抽出。アルコール発酵終了後、引き続きステンレスタンクでマロラクティック発酵と熟成を行い、収穫翌年の夏に無清澄・ノン・フィルター、SO2も無添加で瓶詰め。
2024年5月時点のSO2トータルは19mg/l。アルコール度数は14度。(2020ヴィンテージ)
*「VINO DI TUTTIヴィノ・ディ・トゥッティ」とは、イタリア語で『みんなのワイン』という意味です。
輸入元:VIVIT
詳しくは下記輸入元の紹介ページをご覧ください。
http://www.vivit2012.co.jp/cn7/terrevive.html