シャボー / ソーヴィニヨン ブラン 2019 (ウクライナ)
シャボー / ソーヴィニヨン ブラン 2019(白)
VT:2019
生産国:ウクライナ
生産地:オデッサ
葡萄品種:ソーヴィニヨン ブラン
コメント【商品説明】:
うちのお店に来たのは2022年の8月でした。
その前に、ウクライナが戦争状態になってすぐの頃、チャリティでワインを販売していたりしたのですが、すぐに完売。
戦時中に関わらず、ポーランド経由で出荷して頂いたロットがこちらです。その後、担当のウクライナ人のアンナさんが退職されたり、戦争が終わったら販売しようかと迷ったり、なんとなく次の一歩が踏み出せない自分がいました。
ひとつ思ったのは、チャリティだからってのもきっかけの一つですが、やっぱり将来的にはウクライナのワインが普通に販売してて、それが美味しいかどうかって話が出来るようになったら一番だなって事でした。
なかなか戦争終わる気配が無いですし、普通に販売してみようと思った次第です。
アンナさんが教えてくれたウクライナのワイン事情。
以下、輸入元コメントです。
ウクライナワインについて
「紀元前4世紀頃から続くワイン造り」
東ヨーロッパに位置するウクライナは、西はポーランド、東はロシアと国境を接し、黒海を挟んでトルコの北に位置する人口約 5,000 万人の国です。国土は日本の約1.6倍で、全般的になだらかな丘陵に覆われています。
ウクライナにおけるワイン産業には、紀元前4世紀頃からの長い歴史があり、その起源はウクライナ南部の黒海に浮かぶクリミア半島にあります。ブドウ圧搾機やアンフォラ(amphora)とよばれるワイン保存用の陶器なども、その時代からあったともいわれます。その後、ウクライナ北部へワイン文化が移っていくのは紀元後11世紀頃。修道士たちによりブドウ栽培がはじまりました。
海洋性と大陸性、2つの異なる気候と肥沃な黒土、海のミネラル分の影響を受けて造られるウクライナワインは、花の香りやミネラルを含んだ塩見があるのが特徴で、国際的なワインフォーラムやコンテストで受賞するなど良質なワインが数多く生産されています。
「ウクライナの主要なワイン産地」
広大な国土を持つウクライナの中でも、主要なワイン産地であるオデッサ州のオデッサ市は、黒海に面したウクライナ随一の港町であり、屈指のリゾート地となっています。「黒海の真珠」とも呼ばれ、18世紀頃からロシア皇帝の直轄地としてワイン交易が栄えてきました。
ヨーロッパとアジア、中東などの世界各地を結ぶ交通・貿易の国際拠点として発展し、現在ではウクライナの葡萄の約半分がオデッサ州で栽培されています。
日本ではオデッサ市と神奈川県横浜市は姉妹都市の関係にあり、1965年に協定を締結しました。
また、ウクライナで最高のワイン産地のひとつであるカルパティア地域では、古典的なヨーロッパの品種や地元特有の品種のワイン造りを行っており、その歴史は約二千年に達します。太陽と降雨量に恵まれたミネラル豊富な土地は、ワイン栽培に適しており、この地域には人気の高いワイナリーが集まっています。
当店では、スタッフが直接現地でワイナリーと交渉を行い、選りすぐったワインだけをご提供しています。フランスやニューワールドワインとはまた違う、調和のとれたブーケと味わいをお楽しみください。
Shabo SAUVIGNON BLANC
SHABO(シャボー)は、オデッサ州で最大の村の1つであるベルゴロドドネストロフスキーにあります。
村には1万人以上が住んでおり、主にブドウ栽培とワイン造りに従事しています。2500年以上前、ギリシャ人によってこの地にブドウ畑が造られました。
その500年後、いくつかのブドウ品種がトルコ人によって持ち込まれました。その中でも土着の品種「テルティクルック(キツネのしっぽ)」は、今ではウクライナではシャボーワイナリーが主流で栽培しています。
また、1822年、スイス人の植民地がここに設立され、ワインづくりを始めました。科学者でワインメーカーのルイ・ターダン(MASTER TARDAN)は、シャボーの畑にヨーロッパの古典的なブドウ品種カベルネ・ソーヴィニョン、メルロー、シャルドネを植えました。
Shabo社は近代的設備のもと権威ある国際テイスティングに参加し、何度も評価されています。
※「マスタータルダン」という名称はシャボー社がヘルムズのみに日本における販売を依頼する為に用意したものです。
輸入元:ヘルムズ
画像などこちらから ⇒ https://vinopioner.co.jp/winery/shabo/
こちらのワインもオススメです
チザイ / キュヴェ 2018(赤)
¥2,550(税別)(税込¥2,805)