カレラ / マウント ハーラン ジェンセン ピノ ノワール 2017 (アメリカ)
カレラ / マウント ハーラン ミルズ ピノ ノワール 2017(赤)
VT:2017
生産国:アメリカ
生産地:ナパ ヴァレー
葡萄品種:セントラル コースト
コメント【商品説明】:
託されたバトン。
2017年に、ジョシュ ジェンセンはダックホーンに会社を売却したのですね。しばらくカリフォルニアワインの扱いから離れていたので、とてもびっくりしました。
でも、売却先がダンとマーガレットさんのダックホーンだって事を知って、なんだかとても安心したと言うか、それなら大丈夫なんだろうなと思う事が出来ました。
20年以上前、僕が当時働いていた恵比寿のリコスキッチンにジョシュとマーガレットさんが来てくれたことがありました。当時、ダックホーンではピノ ノワールは造っていませんでしたが、市場ではライバルといっても良い様な関係の二人が笑顔で会話する姿をみて、なんだかとても温かい気持ちになったのを思い出しました。
美味しくなるのはミルズから。
基本的なチームはカレラのまま、初めてのカンパニーで造った2017年のミルズ。節目の年に、職人さんたちが魂を込めて造ったワインです。
個人的に一番飲んできたのがミルズでした。ジェンセンは当時から飲みたくてもなかなか手に入りませんでしたから。ミルズは、8年くらいで香りが開き始める印象です。ジェンセンやセレックなんかよりも少しタイミングが早いんですよね。若いうちから楽しめなくもないですが、ゆっくり寝かせてあげる事が出来たら、その期待以上に応えてくれるワインがミルズです。
正常に熟成するとピノ ノワールってこんなにも香りを爆発させるんだなって感動は、10年寝かせたミルズが教えてくれました。
2017年は現行ヴィンテージですが、当時を考えると購入時の助走としては充分なのではないかとも思います。
以下、輸入元コメントです。
CALERA WINE COMPANY
・創業者のジョシュ・ジェンセンがブルゴーニュワインに惚れ込み、自分のライフワークをピノ・ノワールにかけると誓ったことがカレラの歴史の始まり
・ジョシュ・ジェンセンはブルゴーニュの偉大なドメーヌ(DRCやDUJAC)でワイン造りを学んだ際に、ピノ・ノワールやシャルドネは肥沃な石灰岩土壌で育てることで素晴らしいワインになると気付く
・フランスの偉大なスタイルをもちつつ、世界に類のないワイン造りを目指す
・ぶどう栽培に最適な土地を1971年から2年の年月を費やして探し回り、サン・ベニート郡にあるマウント・ハーランの近くに石灰岩が豊富にある土地を見つけ、購入に至る
・畑はカリフォルニアで最も高い標高(670m)の冷涼地
・2008年と2011年には「ワイン&スピリッツ誌」でワイナリー・オブ・ザ・イヤーを受賞
・「 カレラ」は“石灰岩でできた焼き窯”を意味するスペイン語。ワイナリー名はこれに由来している
・ ロゴは、1866年製・高さ10mの実際にある焼き窯を模したもの
・マウント・ハーランの畑はCCOFの認定を受けたオーガニック栽培
MT.HARLAN MILLS PINOT NOIR
1984年に植樹した14.4エーカーの4番目の畑。660-780mの高地にある南向きの斜面にあります。珍しい接ぎ木をしていないオリジナルのぶどう樹のままで栽培されています。丸いタンニンと長い余韻を持つ香り豊かでスパイシーなワイン。