アニエス パケ / オークセイ デュレス ブラン パシアンス No12(ニュメロ ドゥーズ) (フランス/ブルゴーニュ)
アニエス パケ / オークセイ デュレス ブラン パシアンス No12(ニュメロ ドゥーズ) 2019(白)
VT:2019
生産国:フランス
生産地:ブルゴーニュ
葡萄品種:シャルドネ100
コメント【商品説明】:
良年のみ醸造の限定品。
「いやぁ、買えなかった」と、言うのが率直な感想。
限定品のワインとなると、お店ごとに希望数を募り、それまでのワインの購入数などを材料に割り当て数を決める事が多いのですが、恥ずかしながらたくさんは仕入れる事が出来ておりません。何本なのかっていうのは暗黙で非公開というのが慣例ですから何本かな伏せますが、もっと手元に置きたかったというのが本音です。小さなワインショップですから、そんなものです。でも、小さなワインショップとしてはパケさんのワインは多い方だと思うので、ひょっとしたらそれでも多く分けてもらえた方なのかもしれません。
それほどまでに世のワイン関係者を虜にするパケさんのシャルドネです。
愉しんで下さる方のお手元に届く事を願っております。
(お一人様一本までのご購入制限とさせて頂きます。ご了承ください)
私的な元祖女性醸造家。
ドメーヌの歴史はそう長くは有りません。しかし、世界中のソムリエたちの心を掴んで離さないパケさんのワインの魅力に是非とも触れて頂きたい。
出会ったのは2006年に発刊された堀晶代さんのリアルワインガイドのムック本の「ブルゴーニュ」でした。【旬で穴場な生産者】として30人が紹介され、登場するワインをあれも飲みたいこれも飲みたいとドッグイヤーをしている内に気が付くんですね、なんだ全部じゃないかって。
【天は彼女に二物以上を与えた!】とのタイトルと共に登場した彼女は良く似合うショートカットが印象的な女性でした。でも畑作業で手にはマメが、みたいな。
今でこそワインの説明分に女性醸造家という言葉が、さもワインを美味しくする決定要因であるかの如くそこかしこに出て来ますが、当時はそんな線引きはありませんでした。その頃活躍していた(後にその土地を代表するようにもなった)女性達が市場で評価され、存在感を高める中で自然と定着して行くのですが、その先頭を走っていたのがパケさんだったのではないかと思っています。
「目標は『オークセイ・デュレスにパケあり』と認めてもらうことですから」と前出の本の中で語っていた彼女。その目標を達成した今、次はどこに向かうのか。歩みを止めないパケさんの挑戦から目が離せません。
クリスタルの様なミネラルと評された、彼女の魂の籠ったワインの数々はきっと今日も誰かを虜にします。
以下、輸入元コメントです。
Agnès Paquet
2001年に創業したアニェス・パケは、今日のブルゴーニュ新世代を象徴するような存在です。
実質ビオロジックのリュット・レゾネ栽培を創業当初から実践しているのみならず、ぶどう樹を1本1本観察して優れた樹の選抜と育成を行う「マス・セレクション」にも取り組むなど地道な努力を続けながら、急斜面をものともせずに畑仕事に精魂込めています。
「美味しい料理を引き立て、ガストロノミーに愛されるワインを造りたい」という彼女の願いは叶い、オークセイ・デュレスというややマイナーなアペラシオンにもかかわらず、その品質に感動した「コート・ドール」、「ランズブール」、「ポール・ボキューズ」、「ジョルジュ・ブラン」といったフランス・ミシュラン3つ星レストランのソムリエ達が、こぞってオンリストするようになりました。
彼女のワインは、透き通るようにピュアで清らかな口当たりながら、大地の滋養の結晶たる深いうまみに満ち溢れています。(それにしても昨今のブルゴーニュの女性醸造家達の造るワインは、頭ひとつ抜きんでているように思えます)。
「畑で自然と接するのが、なにより楽しいのです」という彼女は、休日も大自然の中をジョギングするなど、ライフスタイルそのものが自然志向です。
Auxey-Duresses Blanc Patience N°12
良年のみの特別限定作品。秀逸な果汁を選抜し、(通常のオークセイ・デュレスに使用する228リットルではなく)350リットルの樽で醸造。通常のオークセイ・デュレスよりも2ヶ月間長く熟成させ、その後スレンレスタンクでさらに4ヵ月間熟成。新樽比率は30%。ノンフィルターでビン詰め。
輸入元:ヌーヴェルセレクション
⇒https://www.nouvellesselections.com/winery/detail.php?post_id=1000094