ドメーヌ デグ ベル / ペイドック ロートル ブラン 2018 (フランス/ラングドック)
ドメーヌ デグ ベル / ペイドック ロートル ブラン 2018(白)
VT:2018
生産国:フランス
生産地:ラングドック
葡萄品種:ルーサンヌ40、ソーヴィニヨン ブラン40、シャルドネ20
コメント【商品説明】:
最近は、コロナが落ち着いてきたのでワインの輸入元の試飲会があちこち開催されています。
先日のセパージュさんの試飲会で、僕的に一番輝いていたのがこちらでした。
ロバート モンダヴィさんの功績で、多くの消費者はワインをブドウ品種で味の想像をする様になり、それまでワインの消費がそこそこだった国でもたくさんのワインが消費されています。日本も然り。
そういった観点で向き合うと、味わいが想像しにくいであろうこのワインは、そんなに売れないんだろうなって事は容易に予想されます。
しかし、好きになっちゃったんだからしょうがない。吉澤ワイン商店の棚には並べます。
どこかにルーサンヌとソーヴィニヨンとシャルドネのブレンドが好きな方、いらっしゃいませんか?
もしくは、グラスを傾ける度にお花の様な香りがとても心地良くて、酸がものすごく綺麗で、余韻がめちゃくちゃ長く、産地とかブドウ品種とかそんなにこだわらないけど、ワインは美味しいのが飲みたいって方、いらっしゃいませんか?
セパージュさんのワインは楽しさが隠し味。
ソムリエ時代にお世話になったフランス人のワイン商がセパージュさんに移籍した時に「セラーが広くなったら始めるね」と約束したままなかなか手が付けられないでいた時に、私のワインの好みを一番理解してくれている某輸入元の担当さんがセパージュさんに移籍したって事でお取り扱いを始めました。
セパージュさんは、チョロチョロ見かける「ワインが大好きなフランス人が安くて美味しい南仏のワインを集める」といったスタイルのインポーターさんの内のひとつ。ワインに対して熱を入れる場所が違うのか、ワインに求めているポイントが違うのか、セレクトしているワインはどれもみな個性的でありながらお食事の邪魔をしないものばかり。何より、働いている人たちがみんな楽しそうなんですよね、そこってすごく重要ですよね。
「ワインを美味しいと感じるかどうかは、何と飲むかも大事だけど【誰と飲むか】が意外と大事」って言ってるソムリエさんがいました。なるほどなるほどとその時は思ったのですが、セパージュさんのワインを飲んでいると【誰から買うか】ってのも結構大切だよなって思うので、吉澤ワイン商店ももっともっと頑張らなくっちゃなって。
セパージュさんのワインはこちらのボタンでも。
以下、輸入元コメントです。
Domaine d’Aigues Belles
ドメーヌ・デグ・ベルは1870年に創設されました。2000年になる直前、ジル・パラタン氏は戦時中からの家族農園としての地元の農協にぶどうを売る代わりにそのぶどうからワインを産出する為、2人の甥であるパトリックとティエリーの助けを借りることを決めました。
毎年のぶどうの収穫後、ジルはワインの品質を絶え間なく改良し続けています。彼の持っている樹木の一部はAOCに分類されるが、より自由な生産方法を求め、敢えてペイドックIGPを選びました。
彼のワインへの成功は、ジルは常にチームワークを大切にし、各チームのメンバーへの配慮を怠らずに行うことに重きを置いています。ジルは南フランスで他の生産者は使っていない新しいオーク樽の使い方、年代物のワインの作り方を知っています。彼のワインはどれもとても香り高く個性があり、フレッシュでとてもバランスに優れています。
テロワール
エグ・ベルは、モンペリエの北40キロのラングドック地方に位置しています。ぶどう畑の土壌は乾燥し石が多く、石灰石質あるいは石灰質粘土で、良質なぶどう栽培に最適です。ワイン造りには完璧な気候:日中は暖かく、夜間は冷涼。
ワイン造り
最小限のアプローチに徹し、全てのワインはオーク樽で熟成させます。通常1/3の量には新しい樽を使用します。そうした結果、非常に明確でピュア、すぐに美味しく飲める一方、数年寝かせることもできるワインが誕生します。