ドメーヌ プレニェ ル ヌフ / IGP コトー ド ベジエ シャルドネ プレスティージュ 2022 (フランス/ラングドック)
ドメーヌ プレニェ ル ヌフ / IGP コトー ド ベジエ シャルドネ プレスティージュ 2022 (白)
VT:2022
生産国:フランス
生産地:ラングドック
葡萄品種:シャルドネ100
コメント【商品説明】:
バター感のあるラングドックのシャルドネ。
ラングドックのワインに(私も含めて)消費者が求める要素の筆頭はやっぱり価格です。ラングドック表記ではなくエリア内のIGP表記でリリースされる物の中から、そういった数多のワインとは一線を画すようなワインを見つけられる事があります。
僕がすべてのワインを知っている訳では無いというのが一番大きな要因ですが、このきら星の様なワインに出会う確率はそんなに高いものではありません。高くて美味しいワインを見つける事よりも、安くて美味しいワインを見つける事はとても困難で、だからそ見つけた時の喜びはひとしお。
特に白ワインはどうしても味わいに厚みが出てきてしまうので単調になりがち。単調なラングドックのシャルドネでよく見かけるのは果実味押しのボリューム満点なスタイルですが、そもそも品種としての個性が無いに等しいシャルドネにとっては、それでも差別化要素にはなってはいるので良しと言えば良しなのですが。
この、個性が無いという個性が、土地だったり気候だったり樽での熟成だったり、外的要因で味わいの変化を大きくする要因になり、あたかもシャルドネの個性であるかの様な錯覚を起こさせるのですが、得てして個性的な風味を持つシャルドネは高価な価格で流通しているものです。
例えば、(ル)モンラッシェやムルソーなんかはバタースカッチの風味やクリーミーなニュアンスの物が多いですし、他の国でもカリフォルアのカーネロス地区の様に粘土質が多い土壌であればクリーミーさは出てきます。シャブリのキンメリジャン土壌はミネラルをもたらす要因として有名です。
では、そろそろこちらのワインのスタイルについて。樽はそこそこできつくない程度で収まっているですが、風味にバターの感じがでてました。
いや、このお値段で何万円のワインと同じ様にむんむんに香るって事は無いのでそこまで大袈裟には言えないのですが。これが土壌由来か酵母由来か、はたまた樽からきている要素なのかは生産者の方に直接お伺いするほかないのだろうとは思いつつ、ワインが美味しいならこの価格帯のワインに於いてはそれ以上の詮索は必要ないのかなって思ってしまう自分もいたりしまして。
そんな事でワイン屋が務まるのか!ってお叱りは是非こちらのワインをお飲みになられてからメールにて。
以下、輸入元コメントです。
Domaine de Preignes le Neuf Chardonnay Prestige
Chardonnay Prestige
白い花、蜂蜜、強過ぎないオーク樽の香りが心地良い。アフターもエレガントで海のミネラルを感じ取れます。魚介類と共に。