ドメーヌ デ トロワ ダム / プイィ フュイッセ 1er オー ヴィニュレ 2021 (フランス/ブルゴーニュ)
ドメーヌ デ トロワ ダム / プイィ フュイッセ 1er オー ヴィニュレ 2021(白)
VT:2021
生産国:フランス
生産地:ブルゴーニュ
葡萄品種:シャルドネ100
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プイィ フュイッセに脱帽。
一時期、ブルゴーニュで困ったらみんなが駆け込んでいたヌーヴェルさんの新しい流れとして、これまでそこまで注目されてこなかった(価格高騰のレベルが比較的穏やかな)エリアの開拓が進んでいます。
で、こちらはプイィ フュイッセ。しかも一級。こちら、相当美味しいです。現時点で検索しても、ヌーヴェルさんのHPしか出てこないのですが、まだ話題になっていないのが信じられないくらいに美味しいです。大事なことなので二回言います。
ワインを造る事に特化し、エノログとして生きてきたシモン ラヴォーさんが、念願の畑を獲得し、自身のこだわりを注ぎ込んだ作品。ヌーヴェルさんはワインの事を「〇〇さんの作品」と呼ぶのですが、このワインはまさに作品と呼ぶに相応しい風格がありました。
今回、おそらく日本に初めて輸入されているのだと思いますが、近年稀に見る良年の2021年だから凄いのか、シモンさんのエノログとしてのスキルと、彼が手にした畑のポテンシャルが凄いのかってのは、今は知る由もありませんが、そんなつまんない事は考えないで、是非手元に置いておいた方が良いですよって、強くお伝えしておきます。2022年も同様の品質だったら、このお値段では絶対に買えないでしょうから。
Domaine des 3 Dames
相続する畑を持たなかったシモン・ラヴォーは、難関国家資格である「エノログ」(ワイン醸造技師)として活躍していましたが、2014年、後継者に恵まれなかった栽培家の引退に伴って畑を取得するチャンスに恵まれ、生地でもあるソリュトレ・プイィ村に、自身のドメーヌ「デ・トロワ・ダム」を設立しました。(「3人の貴婦人のドメーヌ」という名前は、引退した栽培家の3人の娘さんが彼にチャンスをくれたことに対する感謝の気持ちを表したものであるのと同時に、彼自身が「マコン・ソリュトレ・プイィ」「サン・ヴェラン」「プイィ・フュイッセ」の3つのアペラシオンを植樹したこと、および畑から見ることができる高名な3つの山塊に由来して命名しました)。
前所有者が長年実践していた厳格なリュット・レゾネ栽培を引き継ぎながら醸造設備の刷新を行い、翌2015年に自社ビン詰めを開始しました。
「私を含めてすべてのエノログは「完璧なワイン」を造ることを目標としていますが、完璧なワインの定義は、エノログによって異なります。飲み手の官能的利益を考え、技術や様々な醸造添加物を使って欠点を補正したワインが完璧なワインであると考えるエノログは多いです。私は、特別な技術や添加物をそもそも一切使用する必要のないワインこそが完璧なワインであると考えます。これは「本物のワイン」と言い換えることができると思います。この考え方が主流とならないのは、これが「完璧なぶどう」と同義であり、ほとんど年中無休で途方もない質量の畑仕事をしなければならないことを意味するからです。確かに、顧客である生産者にこれをお勧めすることは簡単ではありません。しかし、自分自身のドメーヌなら、ただ、やればいいだけです👍」。
自身の手による不断かつ入魂の畑仕事に立脚して「本物のワイン」造りを目指す、新世代のヴィニュロンたちによる新しい波が、マコネ地区にも確実に到来しています。
Pouilly-Fuissé 1er Cru Au Vignerais
ソリュトレ・プイィ村に1.91ha。ウミユリ石灰岩基盤の粘土石灰質土壌。平均樹齢60年のVV。収量は45hl/ha。228リットルの樽(新樽率60%)で発酵後、15ヶ月間熟成。無清澄・ノンフィルターでビン詰め。
※詳しい情報は輸入元のHPをご覧ください。